2024年4月の記事一覧
R6春季リーグ戦を終えて
加古川市立総合体育館にて4/13(土),14(日)に行われた東播地区春季リーグ戦男子1部に参加しました。
高砂 2-1 白陵
26-24
22-25
25-19
高砂 0-2 社
15-25
12-25
高砂 1-2 明石商業
25-18
23-25
13-25
高砂 2-0 西脇工業
25-21
25-14
結果…2勝2敗、1部第2位
※セット率により2位、同じく2勝2敗の西脇工業は3位
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前年度の県新人戦で初戦敗退した悔しさをバネに約2ヶ月トレーニングを積んでの今大会となりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初戦の相手は白陵高校で、大体の感じはわかっていましたが、強い相手なので十分準備をして臨みました。大型の選手がそろっていてスパイク力のあるチームでした。
力量に大きな差はなく、1セット目、2セット目とも点の取り合いで1点の攻防となりました。1セット目は両エースとセンターを中心に何とか回しましたが、2セット目は若干のビハインドを逆転することができずに落とし、フルセットに突入しました。1部リーグなのでフルセットが多くなることは予想できていましたが、初戦からフルセットになりました。
3セット目は2セット目終盤でオープンが決まったライトもようやく落ち着きを取り戻し、終始こちらのペースで試合が進み24-15でした。しかし、最後の所でミスが続いたところから空回りが起き始め、セットは取りましたが25-19で終わりました。
本番のプレッシャーからかサイド陣を中心に全体的に固く、必要以上に汗をかいているものもいました。緊張はあったと思いますが、それを乗り越えないとよりいいプレーは出ないので、選手たちのさらなる成長に期待したいところです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2戦目は社高校で、通算3回目の対戦です。
前回はやり切れずに完敗だったので、今回はしっかり勝負しようというところをテーマにしました。
しかし、チャレンジャー精神を持てていたのかいなかったのか硬さはそれほどでしたが、足が動かず、スパイクもきちんと勝負できず、サーブは入らないなど、自分の問題で終わっていった要素を多分に感じました。
今の世代で十分にやり切ることができなかったのはもったいないなと感じています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大会2日目、明石商業高校との対戦です。高い守備力とクイックの得点力、エースの打力が印象的なチームで、今年度の対戦成績はいいとは言えず、負け越しが多い印象ですが、今日はやれる気がしていました。
1セット目は25-18で取りましたが、試合中のアクシデントによりセンターが離脱してしまいます。代役を務めたセンターは、いつも通りのプレーができませんでした。また、この離脱による得点力の不足が選手たちの動きを固くさせてしまい、2セット目は僅差で落としてしまいました。
フルセットに再び突入し、3セット目は序盤から失点を続け、もたもたしている間に2-7と大量失点を許し、結果論で言えばここでゲームセットでした。相手にライトがないことを見透かされ、ブロックのシステムを変更され、そこで得点できないスパイカー陣、自分を保てない選手、なす術もありませんでした。自分をしっかりと保てない弱さが出てしまいました。その後も流れをつくることなく13-25と大敗してゲームを終えました。
このままでは次のゲームも負ける、強い危機感のもと試合後ミーティングをしましたが、悪い流れは次の試合にも引き継がれることになってしまいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最終戦は西脇工業高校です。こちらも大型の選手が多く、単発の打力は相当高いチームです。戦えないことはない相手ですが、本番のプレッシャーも含めた悪い流れを引きずっていないか、それが心配でした。
悪い予感は的中するもので、スパイクを決めきれず、もたついている間にやられ、という展開をずっと続け、途中13-18というかなり厳しい展開でした。このままいいきっかけが見つからないかと思われましたが、エースのバックアタックの決定でガラリと重苦しい流れが変わりました。ここを皮切りに息を吹き返し、終わってみれば25-21と大どんでん返しの展開となりました。正直ストレート負けすると思っていたので、いい意味で期待を裏切ってくれたゲームをしてくれました。
2セット目はこのいい雰囲気のままスタートし、セット初めで10-0と一方的な展開で、そのまま勝ち切りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
順位だけを見れば東播1部2位ですが、3勝1敗にはもっていかないといけなかったなと思います。また、スコアで言うと大敗しているセットも多く、まだまだ盤石な試合運びのできるチームとは言えません。リーグ降格してしまった明石商業には負けており、 1部リーグのチームの中では力量が抜けているわけでもありません。この結果に慢心せず、2週間後を迎えたいと思います。
この大会でもいろんな気づきや反省が出ました。攻撃の更なるブラッシュアップとメンタルコントロールが最大の課題です。つなぎのレベルアップも必要です。また、相手チームから学んだことがたくさんあります。今大会をもとに一段とトレーニングに励み、2週間後の春季大会で地区シード権の獲得に向けて頑張っていきたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【御礼】
会場までお車を出していただいた保護者の皆様、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
今年の卒業生も見に来てくれました。現役の励みになったと思います。差入れを持ってきてくれたものもいたようです。ありがとうございました。