北高ダイアリー
GS科40回生 2年生のイラストが神戸新聞に掲載されました。(GS科)
6月6日(金)
神戸新聞 教育・子育て欄の 子ども新聞まなびーでのコラム「理科の散歩道」にGS科2年生上条さんのイラストが掲載されました。
コラムは、オタマジャクシからカエルに成長していく過程で尾部がなくなるプログラム細胞死(アポトーシス)をもとに、植物やガンの細胞についても書かれたもので、生物の魅力的な世界が書かれています。年齢によっては少し難しい話かもしれない中で、誰もが知るところのオタマジャクシのプログラム死を経て力強く成長を遂げるカエルの姿を描き、コラムに花を添えてくれました。
第40回文化フェスティバルが開催されました
第40回文化フェスティバルが6月3日(火)・4日(水)に開催されました。
今年のテーマは「Requartet(リカルテット)」です。このテーマにはこれまでの「40年間」の伝統と「新たな挑戦」を組み合わせ、より楽しめるものにしたいという生徒会執行部の思いが込められています。
1学年は、合唱コンクールでクラス一丸となり、美しいハーモニーを奏でてくれました。振り付けがあるなど、それぞれのクラスの個性が見られました。2学年は、手の込んだアイデアたっぷりの展示でクラスの個性を表現してくれました。また、模擬店では電子決済を導入し、どの店も大繁盛していました。3学年は、クラス一丸となって舞台作品を作り上げ、工夫いっぱいの演出、演技、ダンスで観客を魅了しました。文化部の皆さんも、日頃の活動の成果を発表してくれました。
ご来場いただいた来賓や保護者の皆様、生徒会をはじめ、準備・運営に携わったすべての方々に、心よ りお礼申し上げます。
2日目は中学生対象のオープンハイスクールでもあり、校内のあちこちで北高の文化祭を楽しむ姿が見受けられました。生徒会執行部の思いが伝わり、エネルギーみなぎる素晴らしい2日間となりました。
PTAのページでも文化フェスティバルが特集されています。ご覧ください。
アンケートの適切な設定方法やインタビューなどの手法(リス探)
6月6日
普通科2年生を対象に、兵庫県立大学減災復興政策研究科の馬場美智子先生をお招きし、「アンケートの適切な設定方法やインタビューなどの手法」をテーマに講演会を実施しました。
講演では、アンケートの具体的な作り方や実施時の注意点について、詳細な資料をもとに分かりやすくご説明いただきました。また、講演会の後半では、ワークシートを用いた演習を通じて、調査目的や把握したい内容に応じて設問を工夫することの大切さを学びました。
今回の講演で得た知識や視点を今後の各ゼミでの探究に活かし、より深みのある活動につなげていってほしいと期待しています。
学校通信5月号
GS科 39回生 3年生 論文書き方講座
5月13日(金)
GS科3年生が学校設定科目「GSⅢ」において、兵庫県立大学准教授、人と自然の博物館主任研究員の中濵直之先生をお迎えし、「論文書き方講座」を受講しました。
「GSⅢ」では、「GSⅡ」で行ってきた「課題研究」を卒業論文としてまとめます。これまで、内部、外部での研究発表を行うにあたり、ポスターやスライドを作成してきましたが、科学論文を書くのは初めてです。どこからどのように書けばよいのか不安に思っている中、書き方に決まりがあることや、書き始める上でのコツなどを丁寧にお教え下さり、非常に有意義な時間となりました。
これから、班員で協力して卒業論文に仕上げていきます。そして、専門家の方に査読を頂き、充実したものにブラッシュアップしていきます。出来上がりが楽しみですね。
GS科3年生 和蝋燭班 松本商店訪問
5月17日(土)
GS科 3年生 和蝋燭班の4人が和蝋燭メーカーの松本商店(西宮市)を訪問し、課題研究の結果の報告と今後の展開について相談しました。
和蝋燭班は松本商店さんからの依頼を受けて「芯切り不要な和蝋燭」の開発について研究しました。過去には本校では先輩方が、そして、他校でも何度か検討されてきましたが十分な解決案を提案できないままとなっていました。しかし今回、「GSⅡ」で研究を重ねた結果、従来の検討を見直し柔軟な発想で、普及の障壁となっていた「芯切り」という作業を必要としない新たな和蝋燭の形を見出しました。そこで、松本商店を訪問し、これを提案しました。和蝋燭班の4人も、自分たちの発想が受け入れられるのか不安で一杯でしたが、結果「非常におもしろい」とのコメントを頂き「ホッ」としました。実用に向けて検討を進めて頂けることになり、自分たちが開発した物が商品として出ていく可能性に大いに喜びを感じました。一方で、松本商店さんの「お客さんが先ず安全に、快適に使用できることが一番大事だ」というお言葉をお聞きし、商品を販売する責任も強く感じることにもなりました。今回の開発品が伝統の継承の一つの形になればいいですね。
学校説明会を実施しました
5月24日(土)に中学生向けの学校説明会を実施しました。
兵庫県内の約60校からたくさんの中学生と保護者の方が参加してくださいました。
(プログラム)
①学校紹介動画
②学校長挨拶
③学校概要説明
④北高の学校生活の様子について(生徒会生徒)
⑤スーパーサイエンスハイスクールについて
⑥普通科について(普通科代表生徒)
⑦グローバルサイエンス科について(GS科代表生徒)
⑧演劇科について(演劇科代表生徒)
⑨進路について
⑩個別相談
参加された方々からは、「生徒の発表がハキハキとしていてわかりやすく、主体性が感じられた」「学校の雰囲気や学科の特徴がよく伝わってきた」「実際に生徒の姿を見て生き生きと充実した学校生活を送っていることが伝わった」「とても魅力ある学校だと感じた」などの嬉しいご感想を多数いただきました。
特に、探究活動への関心や、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業のもとで3学科が連携しながら高め合う姿勢に対して、興味を持っていただけたことは大変励みになりました。また、在校生・卒業生の声を通して将来の具体的なイメージが持てたという意見も多くいただきました。
今後も、本校の魅力をより多くの方に知っていただけるよう、丁寧で充実した説明・発信に努めてまいります。ご参加いただき、ありがとうございました。
学校通信4月号
文理融合の探究のススメ
普通科2年生を対象に、兵庫県立大学および人と自然の博物館で研究をされている高田知紀先生をお招きし、「文理融合の探究のススメ」というテーマで講演会を実施しました。
講演では、探究活動の授業の一環として、探究テーマの見つけ方や、探究を深めていくための具体的な方法について、さまざまな事例を交えてご紹介いただきました。2年生の探究活動はまだ始まったばかりですが、探究テーマの深め方や探究方法などに苦労する中、様々な気づきを得ることができた講演でした。
特に、インスタグラムやJ-POPなど生徒にとって身近な題材や、先生ご自身が研究されている「自然災害と妖怪の関連性」といった興味深いテーマを取り上げながら、身の回りの関心事や課題を客観的、抽象的に捉えることで探究テーマの視点が得られるというお話は、生徒にとって新鮮で大きな刺激となりました。また、テキストマイニングやGIS(地理情報システム)といった具体的なデータ分析の手法についてもご紹介いただき、生徒たちの探究活動に対する視野をさらに広げる貴重な機会となりました。
今回の講演会で学んだ様々なことをヒントに、これからの探究が実りあるものになればと期待しています。
39回生卒業公演 劇場下見
4月17日(木) 於 ピッコロシアター大ホール
卒業公演を2ヶ月後に控えた演劇科3年生が、上演会場となるピッコロシアター大ホールの下見を行いました。
まずは、劇場職員の方より、ピッコロシアターの成り立ちや劇場の特徴について説明を受けました。
その後、それぞれの担当ごとに上演を想定し、舞台の隅々まで、気になることを念入りにチェックしていきます。講師の先生方からも機構の説明や実際の見え方・見せ方についてのアドバイスをいただきながら、確認していきました。
稽古場で考えていたことを舞台上で実際にやってみるとどうなのか。客席からはどのように見えるのか。
実際に舞台に立ってみて分かったことも多く、これから考えるべき課題も明確になってきました。ぜひ、この経験を上演に生かしてほしいと思います。
なお、今年の卒業公演6月14日(土)を予定しています。
中学生及びその保護者の方で観劇を希望される場合は、5月7日(月)頃から本校ホームページにおいて、観劇申込みのご案内を開始する予定ですので、ご確認ください。
申込みの受付開始は5月12日(月)を予定しています。
(現在、各中学校宛てに案内文書等を順次発送中です。)
本校生徒及び保護者の方については、後日、ご案内いたします。
宝塚市すみれガ丘4丁目1-1
Tel:(0797)86-3291 代表
Fax:(0797)86-3292