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校長室より

チャリティーコンサート 第31回ブラスフェスタ イン ベルディ

The 31st BRASS FESTA in Verde 

7月7日(土)、多可町中学校吹奏楽連合、神戸シンフォニックバンド、多可町及び多可町教育委員会が中心となって「ブラスフェスタ イン ベルディ」が、多可町文化会館(ベルディホール)開催されました。神戸シンフォニックバンドのファンファーレで始まった演奏会で、本校の吹奏楽部は氷上西高校吹奏楽部との合同で、トップバッターで見事な演奏を披露しました。決して多くはない部員数ですが、顧問の先生や日頃から指導頂いている先生も加わり、日日の練習に一生懸命取り組んだ成果を堂々と自信を持って演奏する部員の姿が爽やかで印象的でした。演奏後の会場からの大きな拍手が、その素晴らしさを物語っていました。その後、中町中学校、八千代中学校、加美中学校、神戸シンフォニックバンド、そして出演者全員での合同演奏と続き、盛り上がる会場と一体となって聞き惚れる、心が洗われるかのような美しくて優しい演奏会となりました。

出演された各中学校の吹奏楽部の皆さん、毎年出演していただいている神戸シンフォニックバンドの皆さん、本演奏会の企画や運営に携わり、力強く支えて頂いた関係者の皆様、指導される先生方、会場にお越しいただいた保護者等の皆様、すべての方々に感謝いたします。

 

 

高校生のための企業展示・説明会in多可高等学校

企業展示・説明会 ~多可町商工会・西脇商工会議所主催~

5日間の1学期期末考査を前日に終えた7月5日(金)、多可町商工会・西脇商工会議所の皆様のご尽力で、企業展示会・説明会を本校で開催していただきました。地元の25社の企業及び自衛隊の皆様にご参加いただき、会場となった本校体育館は、各社の説明やPRを示したポスターやI小型スクリーン、各社の魅力的な製品や職場の様子をわかりやく説明する26のブースが並びました。生徒の皆さんは、まず、すべての企業の説明を聞いた後、自らの興味・関心や適性等に応じて、各ブースで詳しく説明を聞きました。多可・西脇の企業について学び、自らの将来を考える貴重な経験になりました。

多可町商工会・西脇商工会議所をはじめ、参加して頂いた企業や自衛隊の関係者の皆様、前日からの準備でお世話になった関係者の皆様、ありがとうございました。大切な学習の場を創り上げていただきましたこと深くお礼申し上げます。

多可校みらい構想委員会

「楽しいやん!」「面白いやん!」「すっごくええやん!」を追求します

多可高校の教職員組織は、学年主任や担任等の教員からなる1年生から3年生までの学年団、総務、生徒指導、特別支援教育、教務、進路指導等の中心となる専門部、経理や学びの環境整備等を担う事務室がお互いに深く連携しながら教育活動を展開し、生徒の皆さんや保護者等の皆様と直接向き合っています。さらに、広報や校内ネットワーク管理、図書館の運営や人権教育等を担当する教員がおり、さらにそれらとは別にカリキュラムを検討する「教育課程委員会」や生徒の皆さんの一人ひとりの適切な自己実現を慎重に検討する「進路指導委員会」、探究的な学びをリードする「探究活動推進委員会」等、全部で22の委員会があります。この中には、事案が発生したときやその疑いがあるときに緊急に召集する「いじめ対応チーム」等の特別委員会もあります。比較的小規模である本校では、ほとんどの教職員がいくつかの委員会や分掌をかけもっています。

『多可校みらい構想委員会』は令和5年度に発足しました。多可高校の抜きん出た魅力アップと活動の推進提案や発信等のために、本年度はその委員会の中でも、「行事の運営」「さらなる学力アップ」「広報」の主に3つのテーマをもったチームで動き出しています。

生徒の皆さんのため、ご家族のため、そして地域の発展を見据えて、日日新たに魅力を追求しています。

今年度指定を受けた『DXハイスクール』や『ひょうご学力向上推進事業』の話題も委員会で取り上げられますが、これらのことを直接担うのは、情報や福祉等の関係教科を中心とした『探究活動推進員会』や各教科の代表者や教務部等の教員から構成する『学力向上委員会』です。これらのことに係る具体的取組や設備や備品の整備等については、現在関係教科を中心として調整中です。

日日新しくなる多可高等学校に、大いに注目して期待してください。

 

生活実態アンケートの結果から

1学期 生活実態アンケート集計結果です

5月10日(金)に全生徒対象に生活実態アンケートを実施しました。新学期が始まり、1年生もある程度学校に慣れてきた連休明け直後にアンケートをとりました。誰にとっても心身ともに疲れが出始めるタイミングでの調査です。「学校は楽しいですか」、「授業はわかりやすいですか」等のアンケート結果からは、次のグラフのように、学校生活が楽しく、授業が分かりやすいと感じている生徒の皆さんが多いことが伺えます。

 

 

学校が楽しい理由は、「友達と話すのが楽しい」「仲のいい友達ができ先輩も優しい」「楽しい授業がある」「毎日が充実している」「自分にあった学びを選べる」「部活動が楽しい」「行事が充実している」「不便なことなく学校生活を送ることができている」等が挙げられています。一方で、授業をうけるにあたって悩みがあると答えた場合の理由として、「内容を理解できるのか不安」「今もわからないことが多くある」「プリントをノートと併用する場合、ノートの作成の仕方がわからない」等があります。

「学校生活で前向きになれること」と「学校生活でしんどいこと」についても質問しました。その両方で「友人関係」「授業の関係」「部活動関係」「学校行事関係」を挙げる生徒の皆さんが多く、『前向きになれる事柄』と『しんどいことの事柄』はほぼ一致しています。前向きになろうとするからこそ、しんどいことも出てくるのでしょう。自らの希望や様々な想いを抱きながら、よりよい学校生活を送るために日々考える生徒の皆さんの様子が目に浮かびます。

人間関係で困っていることがあると答える人もあります。その理由は「自ら話しかけることがあまりできない」「自分の意見が言えない」「友達とうまくいかない」「部活の先輩とうまく話せない」等です。 誰しも少なからず経験することがありますが、切実な状況になる前に近くの先生や大人に声をかけてください。学校には担任や学年の先生、教科担当の先生、生徒指導部や特別支援教育部等の専門部の先生、自分の部活の顧問の先生をはじめ、たくさんの先生がいます。保健室もあります。定期的にキャンパスカウンセラーの先生にも相談できます。生徒の皆さん、決して一人で悩まないでください。

令和6年度のスタートは概ね良好であると思われますが、学校は、生徒の皆さんの様子を常に見守っています。

 

多可校ちいきふれあいプロジェクト(3年)

多可町立杉原谷小学校訪問と地域のクリーンアップ活動を行いました

6月20(金)午後、3年生全員でちいきふれあいプロジェクトによる活動を、地域のクリーンアップ活動と杉原谷小学校での交流活動の二手に分かれて行いました。

地域クリーンアップ活動チームは、PTAの方にもご参加いただいて地域の環境整美に係るクリーンアップ活動に勤しみました。学校周辺の道路を中心にして本校生の通学道路も含め、動きやすい体操服で丁寧に清掃を行いました。この日は特に午後を中心に爽やかに晴れ渡り、初夏の眩しい日差しで気温も上昇しましたが、道路端や側溝の中等も含めて意識していないと見過ごしそうな小さなものも見落とさずに、しっかりと拾いながら歩きました。活動しながらすれ違う地域の方々とも挨拶や言葉を交わすこともでき、地域の方の日常生活の中での交流もできました。

暑い中、活動を一緒にしていただいたPTAの方々、本校のクリーンアップ活動に触れていただき嬉しいお声かけをいただいた皆様、ありがとうございます。本校の様々な地域での活動へのご理解とご協力、そして常に力強い応援をいただいていますことに深く感謝いたします。

 

杉原谷小学校訪問チームは、多可町に手配していただいたマイクロバス2台に分乗して小学校に移動し、主に体育館での『和太鼓演奏』と学年毎に分かれて絵本の『読み聞かせ』を各クラスの教室で行いました。『和太鼓演奏』も『読み聞かせ』も本校の総合的な探究の時間「福祉のこころ」で取り組みをすすめてきた内容です。小学校訪問は、地域の多くの方の指導を受けて授業で培ってきたことを、小学校の児童の皆さんに披露して楽しく交流を深める機会です。小学校の5時間目の時間を交流にいただきました、いろいろなレクリエーションも交えた楽しい交流の時間はあっという間に過ぎてしまいました。小学生の皆さんの「楽しかったよ」「ありがとうございました」の声も聞いて思わず笑顔がこぼれる時間になりました。

杉原谷小学校の児童の皆さん、移動の時間もマイクロバスに同乗していただいた杉原谷小学校の校長先生をはじめ、教頭先生、担任の先生や全ての先生方、またバスの手配や運転をしていただた多可町教育委員会の関係の皆様、総合的な探究の時間で絵本の読み聞かせや太鼓演奏の指導を熱心にしていただた地域の皆様、ありがとうございました。このような素敵な交流の機会にご協力いただきましたこと深く感謝いたします。