校長室より
AED講習会
AED講習会を実施しました
夏季休業中の7月29日(月)、西脇消防の方々にご指導を頂き、部活動の部員や教員を対象にAEDの講習会を実施しました。エアコンの効いた体育館に集合して、講話と実技による丁寧な指導でAEDの使用方法だけでなく熱中症の予防や救急処置方法について学びました。
AED(自動体外式除細動器)は、「Automated External Defibrillator」の略語で、心臓に電気ショックを与えることで「除細動」を行うものです。AEDが電気ショックを与えるのは、心臓が痙攣を起こしてポンプとしての機能が不全となる「心停止」の状態と判断されたときです。心臓が完全に止まって、もう動かないという状態は特に「心静止」と呼ばれ、AEDの適応はできません。「除細動」とは、心臓が痙攣(細動)した状態を「取り除く」ことを指しますが、AEDは心臓に電気ショックを与えることで除細動を行います。
AEDが医療・救急関係者以外でも使用できるようになって今年の7月でちょうど20年が経過しますが、この間に8000人以上の命がAEDによって救われたそうです。
夏季オープン・ハイスクール ー学校概要説明資料ー
令和6年度夏季オープン・ハイスクールを実施しました
7月22日(月)、主に中学校3年生や保護者の皆さんと中学校教員や多可町と西脇市の関係課の方々にお越し頂き、夏季オープン・ハイスクールを実施しました。。オープンニングの和太鼓による歓迎演奏から始まり、校長、生徒会長の挨拶、生徒会による学校概要説明と福祉科主任教諭による動画を交えた福祉ボランティア類型の学びの説明、その後は体験授業と部活動体験・説明等を行いました。新生徒会の執行部が説明や案内役を務めました。当日は、二十四節気の一つである「大暑」にあたる日でしたが、体育館を含めた活動場所での適切なエアコン使用や、屋外においても設営されたテントでの適時の休憩を挟みながら安全に実施することができました。
夏季オープン・ハイスクールにお越し頂きましたすべての皆様、暑い中ありがとうございました。深く感謝しております。11月の秋季オープン・ハイスクールでは、授業風景や施設設備について新しい情報をお伝えする予定です。ご来校を心よりお待ちしております。
次の資料は、生徒会が説明を担当しました学校概要のスライド資料です。
多可町高校生議会の準備が始まりました
高校生議会ワークショップ
7月19日(金)、1学期終業式や生徒会認証式を終えた日の午後、多可町高校生議会に参加する新生徒会のメンバーが本校多目的ホールに集まりました。多可町議会議員の皆様、議会事務局の皆様をお迎えして令和6年度多可町高校生議会の準備ワークショップを行うためです。高校生議会の主な目的は、公職選挙法の改正により2016年7月から選挙権が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられたことを機会に、社会の出来事を自分たちで考え、主体的に行動できる人材を育成するための主権者教育の充実です。この取組を通して、人々の声がどのように行政に届けられるのか、それがどのように形になるのかを実際に経験し、政治への関心が深まります。また、自らの住む地域をより理解することができます。今後、第2回目のワークショップを7月26日(金)にも実施し、質問通告書を7月29日(月)に提出します。その後、8月6日(火)のリハーサルを経て、8月8日(木)に本番を迎える予定です。
昨年度の質問です。「買い物弱者を減らすには」「恋人の聖地を建立して!」「多可町の農産物を一カ所で買える場所」「産坂における安全性について」「多可フェスの開催を!」「体育館にも涼しいエリアを!」「多可町にショッピングモールを建設して、町に活気を!」「フィールドアスレチックの建設を」「街灯を増やして明るい町に!」「加美区でもう一度お祭りを!」「路線バスの増便・コンビニが欲しい」「記念碑を立てたい」「タブレットの補助で負担を軽減」「空き家を公共施設に」「アイスの自販機の設置を」「バス停の位置の変更を!」
さて今年は、どんな質問が出るのか楽しみです。
DX
DXハイスクールに係る取組を具体化します
本年度指定を受けた文部科学省の高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)に係る本校の取組概要です。学びの環境整備や組織体制等をまとめています。今後はさらに、細部の調整を含めて発信します。
インターンシップ激励会
インターンシップに臨むにあたって
2年生の就職希望者は、夏季休業中〈7月23日から3日間、8月20日から3日間〉にインターンシップを行います。インターンシップは「社会に出る前の職場体験」ですが、実際の仕事を体験したり、仕事をしている人の話を直接聞いたりして、実務経験やキャリア形成等の大切な意味があります。すなわち実際の業務を通じて、専門的なスキルや職場でのコミュニケーション方法を学ぶことや、 自分の興味や適性を探って将来の職業選択に役立てることが期待できます。
激励会では、校長から「期待」と「不安」と「適度な緊張感」をもって、これまで学んで培ってきたことを自信として取り組んでくださいとのことを話し、いつも言われる挨拶の大切さを改めて伝えました。進路指導部長さんは、「話を聞く姿勢」の重要性についての注意で改めて気持ちを引き締め、事前指導と事後指導を合わせたインターンシップの日程、事業日誌の注意事項、言葉遣い、挨拶、主体的で積極的な行動、感謝の気持ちをもって一緒に仕事をしたいと思われるように頑張ってくださいと話されました。
今後の人生に繋がる貴重な体験が待っています。