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校長室より

多可町高校生議会

「TAKA Fes YOUNG ROCK2024~ここにおっTAKA未来の逸材~」開催のきっかけとなった多可町高校生議会

3月24日(日)に多可町ベルディーホールで開催されたタカフェスは、神戸出身のシンガーソングライター、女優の井上苑子さんをゲストに迎え、本校軽音楽部を含めた北播地区5つの高校生バンドが結集して開催されました。このきっかけになったのは、昨年8月の多可町高校生議会での本校生の「一般質問」でした。

本年度も8月8日(木)の多可町高校生議会の本番に向けて準備が始まっています。今年度の議会ではどんな質問が飛び出すのか楽しみです。

神戸新聞 2024年1月29日(月)朝刊

理科の散歩道

「理科の散歩道」知ってますか

「理科の散歩道」は、2000年から神戸新聞に連載されているコラムで、身近な科学の世界を兵庫県内の理科の先生たちが案内しています。このコラムでは、物理・化学・生物・地学に関係する話題や理科全般に渡る雑学がエッセイ風に紹介されていて興味深い話題が満載です。また、これらのコラムをまとめた関係の本も出版されていて、理科が好きな人や関係の分野を専門的に学びたい人だけでなく、誰にもおすすめできる楽しい本です。

理科の散歩道 962  ジュラシック」って何?~地質時代の名称に由来~ 2024年2月2日(金)

記事は本校の武富先生   イラスト「T-REX」は本校事務室 服部さんのお子さんです。

 

 

学校説明資料 令和5年度バージョン

昨年度のオープン・ハイスクール等の学校説明会の内容です。

今年度のオープン・ハイスクールではさらに新しい内容が加わります。

   ※  昨年度までオンラインで行っていた国際交流については、新しい方法を検討中です(参考スライド11)。

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妙見祭スローガン

今年度の妙見祭スローガン

足音 ~ Be  Strong ~  

 「足音」がだんだん聞こえてくるというイメージから、妙見祭も当日だけでなく、だんだん完成に近づいていく。139人のそれぞれの足音が混ざり合って、最後には1つの大きな足音として奏でられるという思いからこのテーマになりました。

 また、Be Strong は「強くなれ」という意味で、これからもたくさんの学校行事等がありますが、妙見祭をはじめとして、学年として、いち生徒としてもっと強くなっていって欲しいという願いが込められています。

                                       By 生徒会

 

 6月14日(金)に開催する妙見祭に向けて、生徒会から発表されたスローガンです。このスローガンは、『妙見祭』という大きな学校行事を、1つの学校行事の当日だけのことと捉えず、その準備過程をはじめ、その後の学校生活におけるすべての活動を貫く理念として、大切な意味を感じさせてくれます。素晴らしい言葉に、心が躍る思いで読ませてもらいました。

 これから本格的に始まる準備から本番、そしてその後に続くたくさんの活動に向けて期待が膨らむばかりです。

 

探究的な学びの面白さ1

杉原紙 ~1300 年の伝統技術を支えるトロロアオイの秘密に迫る~

本校の探究活動

 本校の教育課程上の学習活動の中には、「福祉のこころ」の名称で位置付ける「総合的な探究の時間」があります。この授業の中では、「多可校ちいきふれあいプロジェクト」に繫がる『和太鼓演奏』や『絵本の読み聞かせ』に係る学習をはじめとして、読書活動に係る学びやパラスポーツに係る体験、修学旅行先に係る探究、また自らを見つめて進路実現を直接考える学び等盛りだくさんです。また、このような学習活動は「総合的な探究の時間」のように特定の枠組みの時間だけでなく、福祉や保健体育、外国語、地歴公民等の様々な教科、またそれを超えた教科横断的な学びの中にも常に存在し、また常に新しい学習方法を探っています。本年度は、このような探究に「DXハイスクール」の視点や「学力向上実践研究事業」の研究が加わります。

 また、教育課程外においても県教委育委員会が主催する「防災ジュニアリーダー」や「サイエンスフェアin兵庫」を見据えた学習活動を行います。これらは、まさに教員と生徒が一緒に行った協働研究です。

大学会場でのポスター発表

 昨年度の「サイエンスフェアin兵庫」に向けての研究では、地域の伝統産業である『杉原紙』について、その製造工程で加える『ネリ』の役割について調べました。その結果、思いもよらない大切な秘密が『ネリ』にあることに気が付き、それをまとめて神戸ポートアイランドにある大学の会場で、ポスター発表を行いました。当日は、専門に研究されている他校や大学の先生からのご質問もいただき、それに応答する中で新しい知見のヒントも得ました。探究活動は、成果を発表して、それに興味を持つ人との情報共有やさらなる議論から、どんどんと新しいことが判明して考えや知識が深まります。これはロールプレイングゲームの攻略の過程と似た感覚だと思います。一旦この面白さを体験したら夢中になります。この時に得る『主体的に学ぶ姿勢』は一生の宝物になるはずです。

 杉原紙の研究は、杉原紙研究所 藤田所長様の大きなご協力を得て実現しました。深く感謝申し上げます。

 発表で使用したポスター 杉原紙.pdf