ローリングストックを考える
須磨東高校の家庭科では「ローリングストックとしての菓子作り」を勉強します。
ローリングストックとは、各家庭において災害時に備え、保存性の高い食品を少しづつ用意し、それらの賞味期限を確認しながら普段の食材としても消費し、使った分を新たに足して、常に一定量の備蓄がある状態にしておくことです。
11月下旬の調理実習で、酸化しにくい油脂使用・変質しやすい卵不使用のビスケットをオーストラリアのレシピに基づいて焼き、そのうちの一部を調理教室の冷凍庫で保存してきました。
そして今日、1月17日を1年2組・4組・6組の実食の日と設定しました。
ケニア山の麓で作られた無農薬の紅茶をポットで丁寧に淹れ、「非常時の食」や「子どもの事故予防」について班員で意見交換しながら、ビスケットをあらためて味わいました。
インスタント食品やレトルト食品など、保存食品を買うことの方が多くなっていますが、知識と工夫で手作りの保存食品は用意できることを確かめました。
そして、普通の日常の大切さを考えた今日の授業でした。
文責K.A
写真上段:シェルビーさんと中山先生によるビスケットの解説(11月)
写真下段:話し合う1年2組の生徒(本日)
17:46 | 今日の出来事