2025年8月の記事一覧
農業チャレンジ ラジコン草刈り機体験!!
8月28日(木)、月に一度の農業チャレンジを実施しました。この日は、6月に耕運機を購入した(株)ヤンマーさんにお願いし、最新のラジコン草刈り機を実演していただきました。
まずは営業担当のIさんから、機械の仕組みや特徴についてレクチャーを受けます。今回の農業チャレンジには、いつものメンバーに加え、科学部のRobotics班も参加。普段から機械に親しんでいる彼らは、興味津々で話を聞いていました。
いよいよ草刈り機を里山に運び、実際に動かしてみます。リモコンの操作に合わせて機械が動き出し、急斜面も力強く進みながら草をどんどん刈り取っていきます。方向転換もとてもスムーズで、前進だけでなくバックしながらも作業ができるのに驚きました。
全員が順番にリモコン操作を体験し、その性能と操作のしやすさを実感しました。そもそも、リモコンで機械を動かすことって、とにかく楽しいですね。
体験後は草刈り機を囲みながら振り返りの時間。感想を話し合ううちに、これからの農業の課題や未来のあり方にまで話が広がりました。ラジコン草刈り機の実演は、単なる作業体験にとどまらず、参加者に“農業のこれから”を考えるきっかけを与えてくれたように思います。ヤンマーのIさん、ありがとうございました。
草刈り機体験の後は、通常の農作業です。6月に植えた落花生はどうなっているでしょうか・・・?何者かに食い荒らされている跡が・・・!!!アライグマでしょうか?とりあえずネットをかけて様子を見ます。目標の9月20日に収穫できるか、ドキドキですね。
【科学部天文班】三田こうみん未来塾にスタッフとして参加しました!
8月22日(金)に
三田市が主催する「こうみん未来塾」が本校で行われ、科学部天文班がスタッフとして参加しました。
こうみん未来塾は三田市が地域や教育機関、民間企業との協働により、
子どもたちに様々な体験を提供する活動で、今回は「祥雲太陽観察教室」というタイトルで
太陽に関する勉強や太陽観察、工作に取り組んでもらうプログラムでした。
まずはじめに、本校の科学部天文班の生徒による太陽の講義を行いました。
子どもたちに伝わりやすい表現で楽しんでもらえるように、いろんな工夫をして準備をしてくれました。
太陽に関するクイズは大盛り上がりとなり、大成功でした。
後半は、太陽の観察を行いました。日頃から天文班がお世話になっている「さんだ天文クラブ」の方々に、観察方法や太陽に関することをレクチャーしていただきました。
本校生徒も日頃の活動の中で太陽を観察しており、子どもたちの観察のサポートをしました。
それ以外にも、分光フィルムを使った万華鏡の工作や、質問コーナーなどがあり、盛りだくさんのプログラムでしたが、生徒たちのサポートのおかげで、多くの子どもたちに喜んでもらうことができ、素晴らしいイベントになりました。
12月にもまた、本校が会場となる天文関係のシンポジウム&観望会を予定しています。
興味がある方は奮ってご参加いただけたらと思います。
科学部生物班 アップサイクルクレヨンセミナー
兵庫県立人と自然の博物館で開催されていた企画展「価値の手直し展」が尼崎市立歴史博物館で巡回展として開催されています。それに伴い、8月21日(木)科学部生物班が、「高校生とアップサイクルクレヨンづくり~クレヨンを作ってお絵かきしよう~」を実施しました。
色のもとになる粉(竹炭、落葉、花びら、コーヒーかす)を選んでもらい、ミツロウと食用油を混ぜて、電子レンジで溶かします。溶かした液をシリコンの型に入れて、しばらく置いて固まれば型からはずせば出来上がり。作ったクレヨンで、塗り絵やお絵描きを楽しんでもらいます。
4月に人博で実施した時は、3年次生がいて10人以上の高校生で手分けすることが出来ましたが、今回は、3年次生が引退し、1,2年次生3名だけになってしまいました。どうなることかと少し心配でしたが、スムーズに体験してもらえるよう自分たちでいろいろと手順を工夫しました。参加した子どもたちだけでなく、3人の高校生がとても楽しそうだったのが印象的でした。人に喜んでもらえるって、とてもうれしいことですね。
歴史博物館のブログに動画が掲載されています。 https://youtu.be/JRQciGaSd0g
前回のクレヨンセミナーのブログは↓
https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/shoun-hs/NC3/blogs/blog_entries/view/157/0fb1a04610389e003ef35726e990dda8?frame_id=2953
ハニーFM「放課後ラジオ(8月)」の収録に行ってきました。
ハニーFM「放課後ラジオ」の収録に行ってきました。
今回は、7月22日から8月2日まで行われたオーストラリア研修に参加した2年生2名が出演してくれました。研修の内容や現地での生活について、実際に体験したことをたくさん語ってくれています。
ホームステイ先から学校へ通う途中で道に迷ってしまったエピソードや、ホストファミリーとの心温まる思い出など、聞いていて思わず引き込まれるようなお話ばかりでした。
海外研修ならではの発見や感動が伝わってくる内容になっていますので、ぜひお聴きください。
詳しくは,ハニーFMのホームページ(https://fm822.com/)でご確認ください。
サイエンスツアーin東京 その11〈新大阪 到着〉
無事、新大阪に到着しました!
全員元気に研修を終えることができて本当に良かったです。
この2日間、普段ではできない貴重な体験をたくさんできました。
自然科学に関する知識はもちろん、それらに関わる方々の楽しそうな雰囲気や、湧き出る熱量を感じ取ることが出来たはずです。是非それを、日頃の勉強や、探究へのモチベーションにつなげて欲しいと思います。
サイエンスツアーに参加した人たちは、自分の経験を自分だけの物にせず、家族や友人、先生たちにどんどん話をしてくださいね。探究祭での発表も楽しみにしています。
2日間、お疲れ様でした!
サイエンスツアーin東京 その10〈無事帰るまでが研修〉
暑い中でしたが東京駅にたどり着き、限られた時間の中で軽やかにお土産を購入し、無事、予定通りの新幹線に乗り込む事が出来ました!
無事に帰るまでが研修です!
最後まで頑張りましょう!
サイエンスツアーin東京 その9〈日本未来科学館で近未来〉
サイエンスツアー最後の研修地は日本未来科学館です。先端の科学技術を体験できる科学ミュージアムです。
公共交通機関を使いましたが、東京のど真ん中での乗り換えにハラハラしたり、ゆりかもめの窓から見えたお台場フジテレビに興奮したりと、到着までに様々なドラマがありました。
SSH校の生徒は入場料無料ということで、お得な気分で様々な展示を見学することが出来ました!
また、売店でも色々なグッズをゲットして、大満足の研修となりました。
これにて、研修の全行程が無事終了しました。これから帰路につくために東京駅に向かいます!
サイエンスツアーin東京 その8〈東京大学に潜入する〉
2日目午前中の研修地は東京大学です。
有名な赤門や安田講堂の前を通り、講義の会場に向かいました。
今回は
東京大学理学部地球惑星環境学科の高橋嘉夫教授に「研究者は人生の安心安全を切り拓くエクスプローラー:原子分子から理解する宇宙・地球・環境」というタイトルでご講演頂きました。地球誕生から今日までを1年とすると、生命の誕生が12月31日の16時ぐらいというお話が衝撃的でした。
また、小惑星リュウグウから持ち帰ったサンプルを見せてもらいながら、地球にある水の起源についても教えて頂きました。
講義のあとは、12階まである研究棟の屋上に連れて行って頂きました。スカイツリーなども見えて絶景でした!
そのあとは、東大の食堂で昼食をとりました。名物の「赤門ラーメン」を食べている人もいましたね。
最後に安田講堂の前で記念撮影をしました。大学で学びたい、研究を頑張りたいというモチベーションが高まる研修になりました!
サイエンスツアーin東京 その7〈2日目が始まる〉
おはようございます!
体調不良者もおらず、全員揃って元気に朝食をとりました。
バイキング形式で朝からモリモリ食べている生徒もたくさんいました!
今日も盛りだくさんの1日です。頑張りましょう!
サイエンスツアーin東京 その6〈Night Lectureで知恵を絞る〉
無事、東京の宿に到着し、夕食をとりました。
夕食後は、「Night Lecture」ということで班対抗で謎解き大会を行いました。
白熱しすぎて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、どの班も協力して発想力や論理的思考力を存分に発揮していました。
本日は大きなトラブルもなく無事全行程が終了し、たいへん実りある1日となりました。
ゆっくり休んで、明日からに備えていきましょう。
サイエンスツアーin東京 その5〈JAXAで宇宙に近づく〉
本日最後の研修地は
JAXA宇宙筑波センターです。
まず初めに展示室ツアーに参加し、国際宇宙ステーションISSにある実験棟「きぼう」の運用管制室と、宇宙飛行士養成エリアを見学しました。
どちらも普通では入ることのできない場所で、管制室での仕事についてや、宇宙飛行士の方々の訓練に使われた施設を見ることが出来ました。
その後、一般公開されている展示を見学しました。これまでに打ち上げられた様々なロケットや衛星が展示されており、見応えのある展示でした。
また、JAXAグッズや宇宙食なども販売されており、お土産に買っている生徒もたくさんいました。
本日の研修はこれで終了です。
これからバスで東京の宿舎に向かいます!
サイエンスツアーin東京 その4〈理化学研究所でDNAを学ぶ〉
2つ目の研修地は
理化学研究所バイオリソースセンターです。
遺伝子や細胞のリソースを収集、保管し、世界中の研究者に提供しているすごい施設です。
はじめに、遺伝子材料開発室の三輪先生より、「薬から見るバイオリソース」という題目でご講演頂きました。
薬が体内で効果を発揮するメカニズムについて、内容は大学2年生での扱うものでしたが、大変わかりやすく説明して頂き、生徒たちもとても良く理解していました。
その後、研究室を案内してくださり、−80℃で保管している遺伝子リソースやDNAを電気信号で読み取る装置を見せて頂きました。
近年では、人間一人分の全DNAですら、比較的簡単に読み出せるようになっているようです。
読み取り技術が上がっている分、その膨大なデータ量を扱う情報技術がとても重要になってくるようです。
理化学研究所をあとにして、今日最後の研修地である、JAXAに向かいます!
サイエンスツアーin東京 その3〈KEKで加速器を学ぶ〉
サイエンスツアー最初の研修地は茨城県つくば市にある「高エネルギー加速器研究機構」
通称「KEK」です。
広大な敷地につくられた巨大な加速器で電子などの粒子を光速に近い速さまで加速し、得られた高エネルギーの粒子や電磁波を様々な研究に活用しています。
最初に見学したのは
加速器がつくった放射光を様々な研究に活用する
「フォトンファクトリー」です。
つくられた放射光は生化学や物質の構造解析、医学イメージングなど、様々な分野の研究に活用されていると教えて頂きました。
次に見学したのが
「Belle Ⅱ実験」という実験に使われている巨大な実験装置です。
たまたまメンテナンス中ということで普段は見られない検出器の内部まで見ることができました。
とてつもない数の電子と陽電子を正面衝突させることで、放出されるたくさんの粒子を周りの様々な検出器で捉えることで、反応を詳細に解析します。
とにかく大きな実験装置で、その迫力に圧倒されました。
昼食を食べて
続いての見学地の理化学研究所に
向かいます!
サイエンスツアーin東京 その2<茨城空港に降り立つ>
神戸空港からのフライトで
無事、茨城空港に到着しました!
たまたまですが、
我々が搭乗した飛行機は
「ポケモンジェット」だったらしく
場内アナウンスによると
機長室にはピカチュウも一緒に
乗っていたそうです。
時折、ピカチュウからのメッセージが
流れてきて、
上空で勇気づけられました。
茨城に上陸し、
今から1つ目の目的地である
KEKにバスで向かいます!
サイエンスツアーin東京 その1 <神戸空港より飛び立つ>
本日より
サイエンスツアーin東京が始まります!
18日〜19日までで、
関東地方の研究施設や大学を巡ります。
まずは、神戸空港から茨城空港に向かいます!
今年は1年次生10名、2年次生10名の
計20名が参加します。
全員無事集合し、今から飛行機に乗り込みます!
8月5日ミュージアムバスツアー
8月5日(火)
ミュージアムバスツアーが行われました。
これはSSH STREAMプログラムの一環で、誰でも参加できる
「オプショナルツアー」として企画されたものです。
県内の様々なミュージアムを巡り、学芸員さんの話を聞いたり、
実際にアートに触れたりしながら兵庫県の歴史や建築、
芸術に触れるイベントです。
訪れたのは
・神戸ゆかりの美術館
・神戸ファッション美術館
・兵庫県立美術館
の3施設
学芸員さんのお話の中では
本校生徒からの
「どんな仕事をしているの?」
「展示室内にボールペンやシャーペンを持ち込んではいけない理由は?」
といった素朴な疑問から
「『どんな人』が学芸員にむいていますか」
「複数の美術館を巡る展示はどうやって決まっているのか」
とい一歩踏み込んだ質問まで
丁寧に答えていただきました。
美術館は1000年先まで作品を保存し、未来の人に
バトンを渡す役割を担っているというお話を聞き、
普段とは少し違う鑑賞体験となりました。
ギャラリートークでは彫刻作品を囲んで
「この人たちはどういう関係なのか」
「時代は?」「時間帯は?」「何をしている?」
と想像力を膨らませました。
このイベントを通じて
「初めて美術館に訪れた」という人や
「何度も言っているが、友人と感想を交わしつつ鑑賞するのが楽しい」
という人などいろいろな感想を聞くことができました。
普段とちょっとちがうところに身を置いてみる、
そんな夏にすることができました。今後もぜひ、いろいろな施設に
足を運んでみてくださいね。
SSH生徒研究発表会
8月6日(水)~7日(木)に、神戸国際展示場で開催された
「SSH生徒研究発表会」に参加し、ポスター発表を行いました。
「単眼カメラを用いた機械学習による距離推定」
というテーマで、科学部robotics班の3年生が発表に臨みました。
カメラの画像から自動で距離を推定するシステムの開発に関する内容で、
この技術を搭載した機体で臨んだ
ロボサッカーの全国大会では全国優勝を果たしました。
この発表会には、斎藤元彦兵庫県知事も視察に来られ、
本校の発表をご覧になった際には
長い時間足を止めていただき、
研究の内容について、活発に交流していただきました。
7日については、
1,2年次生の希望者15名も見学生徒として参加し、
全国から集まった様々な方々との、活発な議論を通して
多くの刺激をもらい、自身の探究活動についても深く考える良い機会となったとなりました。
来年の大会に向けて、これから頑張っていきましょう!
プログレス探究A 大阪大学基礎工学部訪問
8月1日(月)、1年次生希望者対象のSSH特別科目「プログレス探究A」の第3回授業で、大阪大学基礎工学部を訪問しました。大学とはどんなところか、理系の研究室ではどんなことをしているのか・・・体験しよう、というプログラムです。
まず、理工学部の説明です。工学部や理学部の違い、そして魅力がよくわかりました。
次に、実験体験です。今回は、①有機EL素子を作ってみよう ②極限科学の体験 ③-196℃の極低温で実験してみよう の3つのテーマをご用意いただきました。
下の写真は、①有機EL素子 の実験の様子です。有機EL素子は、すでに薄型テレビやスマホのディスプレイに使われるており、今後も様々な活用が期待される技術です。研究室の学生さんにご指導いただきながら、有機ELを作りました。細かい作業に緊張して手が震えています。
出来上がった有機ELを電池をつなぐと・・・光りました!!まばゆい光に感動です。この点が集まって、ディスプレイが出来ているですね。
実験体験が終わると、修士課程2年の学生さんが大学生活についてのお話です。会の最後には、「なんでも聞いてくださいね」と、教授や学生さんが高校生からの質問に本当に丁寧に答えてくださいました。
【生徒の感想】
・実験でも何回も経験を積み重ねていくことで、成功したり、失敗から新しいものを生み出したりすることができると知り、自分から知ろうという積極的な意識が大切なのだと知りました。
・現地集合で大学に行き学食を食べたり、施設に入ってみたりすることで、大学の雰囲気を知ることができました。大学の先輩方がおっしゃるように、食堂ではいろいろな学部の人たちが自分たちの学部の話だったりを交流したりしていて、大学に通うとより視野が広がるのかなと考えました。
・液体窒素に手を入れるのが楽しくて科学に前より興味を持てました。超伝導やアルゴンの個体、酸素の液体など初めて見るものばかりでとてもワクワクしました。
本当に貴重な体験が出来ました。ご協力いただいた大阪大学基礎工学部のみなさま、本当にありがとうございました。
集まれ!未来の祥雲生!(オープンハイスクール)
7月31日(木)
令和7年度第1回オープンハイスクール
が実施されました。
学校の様子や雰囲気をお伝えできるよう努めました。
学校説明会
体験授業
校内自由見学会・個別相談・SSH紹介・探究紹介
中学生・保護者の皆様合わせて約1000名の方が来校され、三田祥雲館高等学校をじっくりご覧いただきました。お暑い中、足を運んでいただき、ありがとうございました来年の春、またお会いできる日を楽しみにしております