年次ブログ

21回生の日常風景<授業見学⑤>11月11日(金)

iDEA's月間ということで,一人ひとり目標を設定しましたが,その取り組み状況の確認のため面談をしています。今回は担任の先生による面談ではなく,シャッフルして担任の先生ではない先生と面談しています。担任の先生だけでなく,年次全体で一人一人に関わっていけたらと思います。目標を告げるだけでなく,悩み事や話したいことがあれば,ぜひ相談してみてください。

本日の授業見学は英語科のお二人です。まずは山本崇史先生の「論理表現Ⅰ」の授業です。始まる前に,今日やることを黒板に書かれていました。先が見通せるのは,生徒にとってもやりやすいですね。

今日は「分詞構文」の内容でした。まずは自分で考え,次に周りの人たちと相談し,最後に全体で確認する,といった流れでした。分からなかったら,自然と隣近所で相談し合える雰囲気がいいですね。山本先生は,その間も机間巡視され,一人一人の解答を確認し,全体で説明されていました。山本先生の授業を見学していて,一番印象に残ったことは「なぜ」という言葉です。「なぜ,これでいいのか」「なぜ,受け身なのか」「なぜ,ingになっているのか」「なぜかというと・・・」と,疑問に思うこと,そしてそれを解き明かすことを意識されていました。理論をきっちり理解し,2年,3年になってからの入試問題にも対応できるように授業をされていました。

次は板倉先生「論理表現Ⅰ」の授業です。小教室での授業で,生徒と向き合った板倉先生らしい熱い授業でした。

今日は「関係代名詞」の授業でした。板倉先生の授業も山本先生と同様,「自分」→「ペア」→「全体」という流れでされていました。少人数の授業ということもあり,分からないところは個別に教えてもらえるところがとても良かったです。SVOCを意識させ,どの言葉がどれにかかっているのかを丁寧に説明されていました。関係代名詞が主格,目的格,所有格,どれになっているのかを考えさせ,文の作りを明確にしていくので,とてもわかりやすかったです。また授業内容を参考書でも確認し,参考書を使って自分でも勉強していきやすいように授業されていました。自分で考えてペンを動かす時間をじっくりと取り,その後丁寧な説明をしてくれるので,英語が苦手な人にとっても分かりやすかったのではないでしょうか。