年次ブログ

21回生の日常風景<さあ,始まります!>1月10日(水)

さあ,今日から学校が再開します。年末年始はのんびり過ごすことができたでしょうか。のんびり過ごせば過ごすほど,今日の足取りが重たかったのではないでしょうか。でも,学校に着いたみんなは,友だちと楽しそうにしゃべっていましたよ。休みもいいけど,やっぱり学校もいいですね。

大掃除の後は,全校集会がありました。校長先生は,今年の箱根駅伝で優勝された駒澤大学の監督の方の話をされていました。「情熱に勝る能力はなし」,いい言葉ですね。若者が情熱をもって取り組んでいる姿は,心打つものがありますね。もうすぐ共通テストを控える3年の先輩たちに向かって,熱いエールを送られていました。

その後のLHRでは,今年の目標の漢字を書いたり,年次通信を読んだり,英語の課題の冊子を作ったり,冬休みの課題を回収したりと,スタートらしく(?)雑多な感じでした。

年次集会では,「STEP UP 期間」についての説明がありました。「STEP UP 期間」とは,2年次のスタートで遅れをとらないためにも,1月~3月の3か月の間,1年次の基礎の徹底を行おう,という期間です。勉強はしんどいものです。一人だと,怠けたり,妥協したりしてしまうことが多いですよね。だからこそ一人ではなく,クラスで声を掛け合いながら,年次全体で勉強に取り組むことができればと思います。国語,英語,数学と各教科から,具体的な内容の説明もありました。クラスのため,そして自分のためにも真剣に取り組んでいきましょう。

最後は私の話でした。現状を維持しようとすると,それはすでに下降が始まっています。常に新しいものに取り組んだり,バージョンアップを心掛けないといけません。でも,いつでも,いつまでも新しいものが浮かぶかどうか,私は不安でした。そんな中,12月の講演会で「既存の異なるものの組み合わせによって,新しいアイデアができる」という話を聞いて,アンテナを高くしてさえいれば,新しいものを生み出せるのではないかと,少し安心しました。生徒の皆さんも祥雲館高校で,バージョンアップの意識や,新しいアイデアの生み出し方を身に付けて,不透明なVUCA時代を生き抜くためのスキルを高めてもらえればと思います。