23回生ブログ
【23回生】SS探究Ⅱ・研究計画発表を実施しました
6月に入り、文化祭準備で校内が活気づく中ではありますが、本日の「SS探究Ⅱ」の授業では、各班による研究計画発表を行いました。
5月には、仮説やリサーチクエスチョンの設定に取り組み、前期面談を通してその妥当性や意義を吟味してきました。その後は、研究の目的を明確にし、今後の研究の可能性や限界を見通すことをねらいとして、研究計画書の作成に取り組んできました。
そして本日は、その成果として各講座において発表会を実施しました。
ただ「興味があるから調べる」という調べ学習ではなく、先行研究をふまえたうえで、学術的・社会的に新たな価値を生み出すことが求められるのが、課題研究の特徴です。
発表では、問いの背景や調査の見通し、現段階での課題の認識など、それぞれの班が自分たちなりの言葉で構想をしっかりと共有していました。
SS探究も2年目に入り、生徒たちの発表はとても滑らかで、堂々としたものになってきました。プレゼンの構成や話し方にも自信が感じられ、聞いていて頼もしさを覚える場面が何度もありました。
質疑応答も活発で、聴き手としての姿勢もとても素晴らしかったです。発表を聞きながら熱心にメモを取ったり、気になったことをその場で質問したり、自分の問いを深めるきっかけにしたり…。
探究のプロセスを通して、「聞く力」「対話する力」も着実に育ってきているなあと実感しました。
今後も、こうした生徒たちの探究活動の様子を、ブログを通して少しずつお届けしていきます。どうぞお楽しみに!(^▽^)/