塔陵健児のひとりごと
2026年3月の記事一覧
時代
昨日、臨時の生徒総会がありました。
議題は、校則改定について。
グレーの靴下が認められること。
高温期のネクタイ・リボン着用義務の緩和。
携帯電話はこれまでどおり、必要な時に先生の許可を得て使用すること。
文章にすれば、たったこれだけのことです。
けれど、そこに至るまでには、たくさんの意見と、たくさんの思いがありました。
「時代に合わせて改定する。」
よく聞く言葉です。
でも、そもそも“時代”って何だろう、
流行のこと?
世の中の空気?
SNSの声?
きっと、それだけではない。
時代とは、
一人ひとりの声の積み重ねなのだと思います。
暑さの中で感じた違和感。
日々の生活の中での小さな不便。
「こうだったらいいのに」という、静かなつぶやき。
それを集め、話し合い、考え、
学校としての形にしていく。
その過程こそが、“時代に合わせる”ということなのかもしれません。
校則は、縛るためだけにあるものではなく、
私たちがよりよく学校生活を送るための約束です。
変えることは、壊すことではない。
守るべきものを守るために、整えるということ。
今日の決定が、
誰かの学校生活を少しでも過ごしやすくするなら、
この総会には意味があったと信じたい。
そして何より、
意見を出してくれた皆さん、
真剣に耳を傾けてくれた皆さんに感謝しています。
“時代”は遠くにあるものではなく、
今ここにいる私たち自身の中にある。
そう思えた一日でした。