参戦中!
2025年9月の記事一覧
製菓講習会レポート ✨ 家政科3年
先週の木曜日の5・6限、家政科3年で「製菓講習会」がありました!
来てくださったのは、みかしほ学園 日本調理製菓専門学校の 浅見先生 と 白倉先生。
今回のテーマは…なんと!!
パティシエの王道スイーツ「シュークリーム」(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)」
でもね、シュー生地って本当に難しいんです。
ちょっとしたことで膨らまなくなっちゃったり…(・ω・;)
「失敗しやすいお菓子」の代表格。だからこそ、先生方から直にコツを教えていただけるなんて、めちゃくちゃ貴重な時間でした✨
オーブンの中でぷくーっとシュー生地がふくらんでいく瞬間、
「やったーーー!!」って心の中で叫んじゃった (屮`º∀º´)屮イェア!
クリームを絞るのも楽しくて、完成したシュークリームはお店に並べたいくらいの可愛さとおいしさΣ(๑ °꒳° ๑)ビクッᵎᵎ. ビクッ
夢に向かってまた一歩前進!
この経験を大切にして、もっともっと腕を磨いていきたいと思います!
宇宙人ジョーンズ、佐用高校体育大会を調査する。
この惑星の若者たちは、不思議な行動をとる。
全員で同じ方向を向き、腕を大きく振って「ラジオ体操」なる儀式を行っている。
彼らはこれを「準備運動」と呼ぶらしい。だが私には、体を伸ばすというより心をそろえる行為に見えた。
続いて始まったのは「ムカデ競争」。
数人が一本の足かせでつながれ、転びながらも必死にゴールを目指す。
合理性はない。だが、そこには笑いと声援があった。
「ジャベリックスロー」という競技では、先端の丸い槍を力いっぱい投げ飛ばす。
人類は宇宙へ飛び出す時代に、まだ「どこまで飛ぶか」で歓声を上げている。
だが、その単純さがまた美しい。
「みんなでジャンプ」では長縄に挑む。
引っかかればゼロに戻るという理不尽に、何度も挑み続ける姿。
失敗してもまた跳ぶ。――人類の粘り強さの象徴だ。
午後には「綱引き」。女子も男子も声を張り上げ、土の上で一歩も譲らない。
「佐用マッスルコンテスト」なる謎の競技では、筋肉を誇示する者が出てきた。
この星では、力もまた一つの芸術らしい。
最後は「学年対抗リレー」。
バトンがつながるたび、応援席の歓声は地鳴りのように響いた。
勝敗よりも、走り終えた仲間をたたえる拍手が、ここにはある。
この惑星の若者たちは、効率よりも「絆」を選ぶらしい。
その不器用さこそ、人類の強さなのだろう。
宇宙人ジョーンズ、今日も地球の未来を見た。
→体育大会の様子の写真は『校長ブログ』へGO!
体育大会を前に
本日午後は体育大会の準備の予定でしたが、あいにくの雨により通常授業に切り替わりました。
それでも明日の開催に向けて、体育科の先生方は雨の合間を縫って準備を進めてくださっています。
「少しでも前に進めたい」
「少しでも間に合うように」
「そして生徒たちに思いきり楽しんでもらいたい」
先生方のそんな思いが込められた姿に、心から感謝です。ありがとうございます。
一方、職員室では――
窓際に吊るされた「照々坊主様」にもお願いを。
実は本来の照々坊主は、のっぺらぼうのお顔なのだそうです。
願いが叶ったら目や口を描き入れて、お酒を供え、川に流して感謝を伝える。
もし願いが叶わなかったら……なんと首をちょん切られる(||゚Д゚)、という説もあるのだとか。
(ちょっと怖いですね。)
さて、明日は体育大会。
皆さんの願いは、空に届くでしょうか。
羽目を外さず、無茶をせず、悪ノリせず――。
その上で、全力で楽しみましょう。
秋の交通安全・特殊詐欺防止キャンペーンに参加しました
昨日、本校の1・2年生前期校外委員が、マックスバリュ佐用店 と ホームセンターアグロ佐用店 にて、佐用警察センターと連携し、街頭キャンペーンを行いました。今回の取組は、交通事故防止と特殊詐欺防止を目的としたものです。
当日は、家政科の生徒が心を込めて作成した小物入れと啓発用のチラシを配布しながら、生徒たちが積極的にお客様に声をかけました。
「交通ルールを守りましょう」
「特殊詐欺に気をつけてください」
そんな一言一言に、生徒たちの真剣な思いが込められていました。
地域の方々からも「ありがとう」「若い人が呼びかけてくれると心に響くね」といった言葉をいただき、生徒たちは活動の意義を改めて実感していました。
交通安全や特殊詐欺防止は、誰もが身近に心がけるべき大切なことです。今回の活動を通して、生徒自身も安全意識を高めるとともに、地域の安心・安全づくりに少しでも貢献できたのではないかと思います。
佐用高校は、これからも地域の皆さまと一緒に、安全で住みよい町づくりに取り組んでまいります。
人助けってなんだろう
人助けって、なんだろう
駅で転んだおばあさんを助けること?
募金箱に小銭を入れること?
それとも、悩んでいる友だちの話を聞くこと?
「人助け」という言葉を聞くと、なんだか大げさに感じてしまう
だけど、実際はもっと身近なところに転がっているんじゃないかと思う
たとえば、部活帰りに重たい楽器を運ぶのを手伝ったとき
雨で傘を忘れた友だちに「一緒に入ろう」と声をかけたとき
そういう小さなことも、人助けのひとつだ
その瞬間は気づかなくても、助けてもらった側からすれば「救われた」ことになる
でも、人助けはいつも「ありがとう」で終わるわけじゃない
自分は一度、落ち込んでいた友だちに「元気出せよ」って軽く声をかけたことがある
そのとき友だちは「簡単に言わないで」と怒った
余計に傷つけてしまったんだ
あのときは「人助けのつもり」が空回りして、逆に相手を苦しめてしまった
それでも後になって思う
あの瞬間、自分は本気で「助けたい」と思って声をかけた
たとえうまくいかなくても、その気持ちは無駄じゃなかったはずだ
大事なのは失敗を恐れず、相手を思って行動しようとする勇気なんだと思う
自分も、人助けに救われた経験がある
進路に悩んで夜遅くまでため息ばかりついていたとき、友だちが「話してみなよ」って電話をくれた
何時間も聞いてくれて、最後に「大丈夫、お前ならできるよ」って言ってくれた
たった一言なのに、重くのしかかっていた気持ちがすっと軽くなった
あれは間違いなく「人助け」だった
人助けは、特別な力や立場がないとできないものじゃない
ほんの小さな勇気や思いやりがあれば、誰にでもできる
大切なのは、「自分には関係ない」って背を向けないことだ
もし、これを読んでいるあなたが、誰かの苦しそうな顔に出会ったとき
どうか「自分には関係ない」と思わないでほしい
手を伸ばすか、声をかけるか
その小さな一歩で、救われる人が必ずいる
そして、いつかあなたが苦しいときには、きっと誰かが同じように手を差し伸べてくれるはずだ
それが、人助けのつながりだと思う
ブロイラーの観察日記 第3章
農場で育てているブロイラーたちが、ぐんぐん成長しています。
わずか1週間で体重は約2倍に増え、ついに1㎏を超えました。生徒たちは「こんなに早く大きくなるんだ!」と驚きの声を上げています。
とさかも伸びはじめ、雄と雌の違いが少しずつ見えてきました。鳴き声も 「ぴよ」 だけではなく、「こけっ!」と混じるようになり、日に日に鶏らしい姿になっていきます。
成長の速さに驚きつつも、ブロイラーを見つめる生徒たちの笑顔は変わりません。羽毛の生え方や動きの一つ一つを観察し、真剣に記録を続けています。
また、同時進行で取り組んでいる孵卵実験の卵も順調に育っています。あと1週間でふ化の予定で、生徒たちは「無事に生まれてきてほしい」と期待を膨らませています。
ブロイラーの姿は変わっても、生徒たちの探究心と笑顔はそのまま。観察日記はますます充実していきそうです。
高校生就農講座を実施しました
昨日、2年1組26名を対象に「高校生就農講座」を実施しました。佐用町内の農業関連施設を見学するバスツアーで、地域の一次産業に直接触れる貴重な機会となりました。
訪問先は以下の4施設です。
- 春本園芸(花の生産)
- 味わいの里三日月(農産物加工)
- 藤東芳光ぶどう園(ぶどう生産)
- 豊永牧場(肉牛生産)
生徒たちは、現場で働く方々から直接お話を聞き、実際の作業の様子を見学することで、農業の多様な魅力や厳しさを肌で感じ取っていました。特に、花や果物の繊細な管理方法、加工品づくりの工夫、牛の飼育にかかる手間や責任についてなど、教室では学べないリアルな声を聞くことができました。
生徒たちは熱心にメモを取りながら質問し、「農業は地域の基盤であり、多くの人の努力に支えられていることを実感した」といった感想も聞かれました。
今回の体験を通して、将来の進路や地域との関わり方について考えるきっかけとなればと思います。
大学入学共通テスト 出願準備を行いました
本日、大学入学共通テストの出願準備を行いました。
今年度は11名の生徒が出願します。
出願はすべてWebで行うため、パソコンに向かって入力を始めた瞬間から、生徒たちの表情はいつも以上に引き締まっていました。検定料の支払い方法や顔写真のアップロードなど、ひとつのミスが受験に直結するため、画面を見つめる目には自然と緊張感が宿ります。
「ついに受験が始まったんだ」という空気が教室全体に広がり、静かな中にも独特の張り詰めた雰囲気が漂いました。
大学入学共通テスト本番は1月。出願を終えた今、いよいよ受験生としての覚悟が試される時です。
出願した11名の皆さん、自分の夢に向かって、この緊張感を力に変えて頑張っていきましょう。
就職試験解禁!
9/12(金)放課後、就職希望者を対象に「就職希望者激励会」を実施しました。
まずは校長先生からの激励動画が上映されました。社会に羽ばたいていく皆さんへ向けた熱いメッセージに、生徒たちは真剣に耳を傾け、表情を引き締めていました。
続いて、進路指導部からは諸注意として、試験日程や会場の最終確認をしっかり行うこと、忘れ物ひとつが大きな差につながること、準備を万全にして本番に臨むことなどが伝えられました。それらの大切さを改めて心に刻む時間となりました。
また、受験後に提出する「受験報告書」についての説明も行い、一人ひとりが自分の挑戦を振り返り、後輩たちの未来につなげていくことを確認しました。
そして今日、就職試験解禁です。
これまで準備してきた履歴書、面接練習、言葉遣いや立ち居振る舞い…すべての努力を胸に、今日試験本番だった生徒たちはそれぞれの会場で挑んだことでしょう。もちろん、試験の結果はすぐには分かりません。
しかし、大切なのはこれまでの努力を信じ、最後まで諦めずに挑んだことです。社会へ踏み出す大きな一歩を、皆さんは確かに踏み出しました。
佐用高校生、よく頑張った!
そしてこれからも、自分の夢に向かって挑み続けてください。先生たちも、仲間たちも、いつもあなたたちを応援しています。
総合的な探究 講演会を実施しました
本日、普通科1年生を対象に「総合的な探究」講演会を行いました。
講師としてお招きしたのは、鳥取環境大学 環境学部 教授の吉永郁生先生です。テーマは「大学は『探究活動』に何を期待しているか」。
講演の中では、実際の地域課題を題材にしたディスカッションも行いました。たとえば「クマによる被害が多いことから、クマを駆除すべきか否か」という身近でありながら難しいテーマをもとに、考え方の基礎を学びました。
生徒たちは、
- 問題を細かく分けて整理すること
- プロセス全体を見渡しながら解決策を探ること
- 一つの視点にとらわれず、さまざまな立場から考えること
といった「探究する力」の大切さを体感しました。
吉永先生は「大学は答えだけでなく、そこに至る思考のプロセスを重視している」と語られました。生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、探究活動の意味を改めて考える貴重な時間となりました。
この学びを今後の総合的な探究の時間にしっかりと生かし、地域や社会の課題解決に挑戦していきます。