校長ブログ
農業科学科が収穫感謝試食会でカレーを食す~命の重みと感謝の念を持った学び~【11月12日】
11月12日(水)4時間目に、農業科学科収穫感謝試食会が行われました。
使用したのは、本校で育てた鶏肉(1年生が屠畜したブロイラー)と本校で育てたジャガイモやタマネギ、本校の田んぼで取れた新米を使って、大きな釜4つでカレーを作り、大きなガス炊飯器5つで炊いたご飯で、カレーライスを振る舞った。公欠で朝から準備をしてくれた皆さんありがとう。
開会式は、農業クラブ会長の松尾尚人くんの「命の大切さ」についてのあいさつで始まり、校長の私からは農業科学科の頑張りと共に「命の重みと感謝の念」をカレーライスを食べながら感じて欲しいと伝えました。農業科学科長の竹内先生からは、みんなが頑張った成果であることへの激励と、可愛そうだと思う気持ちもあるが今できることは美味しく食べてあげることだということが伝えられました。
生徒達は、ご飯一杯盛り付けカレーを掛けて、お替わりもしながら美味しく食べていました。本校の教職員も、美味しく試食させてもらいました。薪で焚いたカレーは味がよくしみこんで大変美味しかったです。炊飯器の釜もカレーの鍋も空になるくらい、みんなで美味しく食べました。素晴らしい行事だったと思います。
家政科の生徒が「さよたま」を使ったプリンを食後のデザートとして、生徒分を差し入れして頂き、学科間の連携協働を感じます。家政科の皆さんもありがとう。(詳細は「塔陵健児のひとりごと」を参照)
農業科学科の生徒が展示した「淡路花祭2025秋」の写真を校長室に~斬新なアイデアのガーデン写真に癒やされます~【11月11日】
10月4日(土)~11月9日(日)まで、淡路市の「県立公園あわじ花さじき」で開催された「淡路花祭2025秋 第15回高校生花とみどりのガーデン」に本校の農業科学科の作品が展示されました。
その時のガーデン(作品名:私の休日)の写真を、11月11日(火)、農業科学科3年生の大田真優華さんが担当の春本先生と一緒に、「校長室に飾って欲しい」と校長室に持って来てくれました。大田さんは、「十年後の未来を想像し、家を建てて『こんな家があったらいいな』を考えてデザインした」ようで、「芝生の緑色とパンジービオラの様々な色のコントラストを考えて配置した」ようです。大田さんは、「考えるのは大変だったけれど、完成して嬉しかった」と話してくれました。
校長室に大切に飾らせてもらいますね。素敵な写真をありがとう。
日教弘から高圧洗浄機が贈呈され説明会や研修会も実施~有効に活用させて頂きます~【11月11日】
11月11日(火)、公益財団法人日本教育公務員弘済会兵庫支部(日教弘)から、応募した「高圧洗浄機」に当選して贈呈式が行われました。目録とともに洗浄機を、学校を代表して校長の私が受け取りました。全国の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校で当選したのは、わずか200校と聞き、ありがたく思います。
日教弘からは、生徒に奨学金が送られたり、教員や生徒の論文に助成金が出されたり、研修会が行われたりして、教育に貢献して頂いている団体です。本校の教職員に対して説明会や研修会をして頂きました。後日、A4コピー用紙10000枚を頂くこととなり、高圧洗浄機と共に有効に活用させて頂きます。
佐用町立上津中学校のオープンスクールに参加~本校と町内4中学校の相互授業見学実施~【11月6日】
佐用町内の4中学校のオープンスクール(公開授業)に本校の教員が今週から再来週にかけて参加して中学校の様子を知って中学校の指導方法を学ぶことをはじめ、町内4中学校のどこかに授業見学に行くことにしました。校長の私は、今日、佐用町立上津中学校のオープンスクールに参加して、2年生の理科と1年生の授業を見学しました。
2年生の理科の授業では、ICTを効果的に使用した授業で、生徒が活発に手を上げて発表している様子が印象的でした。高校では、手を上げて発表することはあまりないので、このような学びの仕方が大変参考になりました。1年生の数学の授業でもICTを活用して、一次関数について様々なグラフを可視化して説明されていました。先生の質問に対して、生徒は活発にどんどん答える様子も、アットホームな良い雰囲気を感じました。教室の掲示物や整理も、意欲を高める工夫がありました。
来週と再来週で、町内の残り町内の3中学校も訪問したいと思っています。来週1週間(11月10~14日)は、本校のオープンスクールとなっており、町内4中学校をはじめ、岡山県の大原中学校や西粟倉中学校から訪問がある予定です。本校の先生方も、学びを深めて協働して今後に生かして欲しいと思います。
中学校と高校がお互いの授業見学を行って、交流して連携を進めて様々な活動をしていきたいと考えています。
県スピーチコンテスト出場の2年3組の久保紡生さんが3年生の前でスピーチ練習~明後日の本番に向けて助言~【10月31日】
10月31日(金)、2年3組普通科(特設類型)の久保紡生さんが、明後日11月2日に明石市民会館で開かれる第40回兵庫県高校生英語スピーチコンテストに、西播磨の代表で出場します。
その発表の直前練習として、3年3組普通科(特設類型)の生徒の前で、堂々と英語で発表してくれました。内容は、生まれつき足に障がいがを持って歩き方が違うことで悲しく辛い思いを抱えていたが、小学校6年生の体育で何度も練習して5段の跳び箱が跳べたとき、担任の先生が笑顔でハイタッチをしてくれたそうです。その経験から、「できない」ことばかりに目を向けるのではなく、「できるようになったこと」や「支えてくれる人の存在」に目を向ける大切さを伝えてくれました。今では足を不幸とは思わず、この足があったからこそ、人の優しさや支えの大切さに気づくことができたと伝えてくれました。
最初は緊張していましたが、最後は笑顔で堂々とスピーチをして、聞いていた校長の私も涙が出そうになりました。3年生の先輩達も、熱心に聞いて、温かい助言をしえくれました。結果を気にせず、精一杯思いを伝えてきてください。応援しています。
佐用日本語学校と3年生家政科の交流会~美味しい料理を一緒に作って交流~【10月31日】
10月31日(金)、佐用日本語学校と3年家政科の食物班が調理実習をして交流をしました。
日本語学校のからは、18~26歳の32人の女子生徒と校長先生を含めて2人の先生を合わせて計34人が来校し、日本食についての○×クイズを行ったあと、2つの食物室でさらに6班に分かれて、①手巻き寿司、②エビチリ、③照り焼きチキン、④プルコギ、⑤鶏ささみ唐揚げ、⑥豆腐白玉団子をつくりました。
日本語学校の皆さんも、本校の生徒も楽しそうに料理を作って、手巻き寿司に好きな具を入れて食べていました。校長の私も少しだけ試食させてもらいましたが、大変美味しかったです。楽しい交流ができて良かったです。
西播磨地区教頭会が本校で実施~佐用町との協働や佐用高校の魅力を紹介~【10月30日】
10月30日(木)14時から、本校の会議室で西播磨地区県立学校・市立高等学校教頭会が実施され、西播磨地区(第4学区の)約40名の教頭先生が参加されました。
会場校校長挨拶の中で、私からは「教頭として」や「校長との人間関係」などについて、教頭としてさらなる活躍を願って、私のこれまでの経験も踏まえて伝えました。
その後、佐用町役場企画防災課まちづくり企画室の谷本美沙室長から、「佐用町の取り組みについて~地域と学校の協働による輝く人づくり支援事業~」と題して、①佐用町の概要、②佐用町の現状、③これまでの取り組み~地域と高校の協働する輝く人づくり事業、④行政と連携するには?~佐用町の想いと今後の方向性~ について講演を頂きました。本校が佐用町と地域協働してこれまで取り組んできたことや佐用高生がまちづくりへ参画していることなど、行政と学校がwin-winの関係性で、佐用町が「縮充のまちづくり」を目指していることを反されました。
さらに、農業科学科長の竹内先生からは、「さよたま」を中心に最近の様々な取組を、動画を流して説明してもらい、興味深く聞いてもらいました。また、上杉教頭先生からは、本校生の作成したJR姫新線のマナーアップ動画や、令和8年度から本校が地教行法に基づいた「コミュニティ・スクール」となって、地域とさらに連携していくことなどを伝えてもらいました。本校の魅力・特色ある取組や改革が伝わったと思います。
教頭会の後には、本校生が作った「さよたま」や「さつまいも」「きゅうり」を希望する先生に買ってもらいました。受付などのお手伝いをしてもらった、長尾先生と前野先生もお疲れ様でした。
生徒会執行部の生徒と校則の見直しについて校長と意見交換~生徒の意見をきいて校則の見直しを進めていきたい~【10月29日】
10月29日(水)16時から生徒会室において、生徒会執行部の10人と、生徒会担当の牧先生とともに、校長との意見交換を行いました。
令和4年12月に文部科学省で改定された生徒指導提要に基づいて、生徒の困り感を聞きながら、本校の校則の見直しを進めるべく、校長と直接意見交換を行い、それぞれの思いを丁寧に話してくれました。内容は、頭髪、靴下、制服(夏服)、携帯電話、アルバイトなどについて、要望を聞きました。本当に困っていることや、不便を感じていることなど、生徒が真面目に校則を考えてくれていることもわかりました。
今後は、生徒指導部を中心に、本校の教育目標に基づいて、現行の校則が本当に相応しいのか、改善すべきかを検討していきたいと思います。今後も、生徒会執行部の生徒を中心に、意見交換をしていきたいと思います。色々と熱心に話してくれてありがとう。
兵庫県教育委員会の大迎教育次長が本校の視察に来校~農業科学科と家政科の魅力ある授業を見学いただきました~【10月29日】
10月29日(水)、13時30分から15時まで、兵庫県教育委員会の大迎規宏教育次長が本校に来校されました。
本校の魅力・特色について説明したあと、3年生農業科学科のニワトリの屠畜(食肉の処理)の授業の見学と、鶏舎と牛舎などの施設の見学、3年生家政科の班に分かれた授業を見学頂きました。農業科学科長の竹内先生と家政科長の前野先生によって、専門学科の取組を丁寧に説明してもらいました。授業を受けている生徒達は、育てたニワトリを屠畜して命の大切さを感じながら授業を熱心に受けたり、デザートの開発や料理の授業を地域の方を招いて熱心に取り組んでいました。
本校でしか学べない貴重な学びを生徒が意欲を持って、熱心に授業を受けている様子を感心して見て頂きました。また、先生方の熱心な様子や、校内の庭園なども大変綺麗なことも褒めて頂きました。
今後の、本校の学校改革につながる助言と励ましを頂きました。ありがとうございました。
2年生家政科の生徒が就業体験実習報告会で発表~学んだことや体験しことを今後の進路につなげる~【10月29日】
10月29日(水)の3,4時間目に、保育大教室で就業体験実習報告会が行われ、インターンシップに参加した2年生家政科の17人が、パワーポイントで発表をしました。1年生家政科の生徒が、先輩達の発表を聞いた。
校長あいさつでは、7月の壮行会で「百聞は一見に如かず」や「失敗を恐れる必要がない」について伝えたことを振り返り、成長の大きな原動力になったことや、上手くいったことはもちろんだが、困難に直面したことや失敗談などが、貴重なアドバイスになることと、「千里の道も一歩から」でこれからの努力を伝えました。
報告会では、実習期間や事業者名、就業時間を伝えた後、仕事の内容と、学んだことや体験しこと、感想や今後の進路に向けて話してくれました。苦労したことや今後の決意をたくさん話してくれました。今後の就業に向けて、素晴らしい経験になったと思います。お疲れ様でした。
3年生家政科が校内レストランを実施~教職員が食事して工夫と美味しさに感動しました~【10月28日】
10月28日(火)、13時から家政科3年生が、校内レストランを実施して、「元気100倍和定食」のチケットを購入した20人の教職員が美味しく頂きました。
「元気100倍和定食」は、食物教室で調理した料理を、レストランとした選択教室に運んで、「いらっしゃいませ」とお茶を運んでから、できたての料理を運んで料理の説明を丁寧にしてくれました。料理する生徒、案内する生徒、料理を運ぶ生徒、アンケートを取る生徒、分担して丁寧に対応してくれました。
料理の内容は、①サツマイモご飯、②鮭きのこソースがけ、③もち大豆豚汁、④秋野菜ソテー、⑤いろどり酢の物、⑥きなこレモンプリン の6品で、美味しく秋を感じるお腹いっぱいになる満足な料理でした。食べた先生達も大満足でした。「食生活改善チャレンジ」の冊子には、大変詳しく書かれてまた感動しました。ありがとう。美味しかったです。
11月5日(水)には、元気工房さよう 味わいの里三日月で、高校生レストランとしてこの料理が販売されます。多くの人に来て食べてほしいですね。
「こっこくらぶ」の生徒が警察と協力して「特殊詐欺防止パッケージ」を作成して卵の販売~特殊詐欺被害防止の啓発~【10月27日】
10月27日(月)、本校の農業科学科の「こっこくらぶ」の生徒が、特殊詐欺被害防止を啓発するために。警察と協力して「さよたま特殊詐欺防止卵パッケージ」を作成して、「さよたま」卵の販売をしました。
日頃から、安心・安全なブランド卵「さよたま」の生産を目指して研究している「こっこくらぶ」が、たつの警察署、佐用警察センター、佐用防犯協会からの依頼を受けて、手彫りした鳥の「鷺(さぎ)」をスタンプして、特殊詐欺にあわないように思いを込めて、オリジナルパッケージを作成しました。
約60人の方に、特殊詐欺の防止のチラシを配布して、卵の販売を行いました。特殊詐欺の被害にあわないように、お願いします。
1年農業科学科の命の授業~ブロイラーの屠畜(家畜の肉食処理)で命の大切さを学ぶ~【10月24日】
10月24日(金)の3~6時間目、本校の肉加工室において、1年生農業科学科の「農業と環境」の授業で、ニワトリのブロイラーを育て始めて57日目に、屠畜(とちく)(家畜の肉食処理)の授業を、農業科学科長の竹内先生の指導のもとで実施した。
これまで、大切に体重を量りながら育ててきたニワトリ(肉用鶏)は、2ヶ月で大きなものでは5kgにも育っていました。これらを、放血、湯漬け、脱羽、もも肉の処理、胸肉・ささみの処理を行って、内臓の構造や処理の方法を学びました。大事に育てたからこそ、命の大切さを感じながら生徒は熱心に取り組んでいました。
全国普通科高等学校長会の香川大会に校長が参加~他県の普通科高校の参考となる取組を本校の改革に今後生かす~【10月16~17日】
10月16日(木)と17日(金)に全国普通科高等学校長協会 第75回総会・研究競技大会 香川大会が、香川県高松市のサンポートホール高松で、全国から普通科の校長が集まって実施され、校長の私も参加しました。大会テーマは、「普通科がめざす『令和の日本型教育』~多様性への対応と共通性の確保にどう取り組むか~」として実施されました。
初日は、開会式の後、文部科学省の橋田裕参事官から、「高等学校をめぐる現状と今後の方向性」について講話があり、香川県立農業経営高等学校拓心太鼓部のアトラクションがあり、「これからの時代を生きるために必要な非認知能力の育て方」について中山芳一氏から記念講演があり、本校でも非認知能力を育てる工夫が必要であると感じました。
また、初日の午後の後半と2日目には研究協議があり、各ブロックや研究委員会の校長先生から、様々な発表がありました。中でも、「令和の学校改革~指導から支援へ~」と題して発表された鹿児島県の高校の校長先生の学校改革の様々な内容は、佐用高校の今後の改革に大きなヒントになりました。また、「探究的な学びの実践と地域の学校における「みらいびと」の育成」と題して発表された福井県の高校の校長先生や、「地域で学ぶ・地域から学ぶ~地域課題の探究を軸とした学校づくり」と出して発表された岡山県の高校の校長先生の発表については、本校と同じように過疎化の進む中で地域課題を探究する取組をされており、地元といかに連携協働して地域課題の探究を軸とした普通科の取組を進めていくかは、参考になりました。
本校では、農業と家庭の2つの専門学科があり、これまでの学びを継続しつつ新たな魅力・特色を進めていますが、普通科においても今後は佐用町とさらに地域協働して魅力・特色を発信していきたいと思っています。今後の佐用高校における、本校にしかできない改革をお楽しみにしてください。共に、頑張っていきましょう。
「こっこくらぶ」の生徒達が東京での卵フェスへの出場の報告に校長室を訪問~全国で勝負する生徒達を激励~【10月10日】
10月10日(金)、農業科学科の「こっこくらぶ」の生徒達が、来週末の10月17~19日に東京で開催される「卵フェスin池袋2025」への出場報告に校長室を訪れました。
本校のニワトリのブランド卵である「さよたま」を今日から一般販売を中止して、一般企業も出場する「卵フェスin池袋2025」のために卵を約4000個を会場の東京に送る準備に入り、ニワトリの帽子作りや会場で配布するチラシも作成している。この大会は、会場で「卵かけご飯」食べ放題のイベントで投票されるしくみで、「こっこくらぶ」の生徒4人が、農場長兼農業科学科長の竹内先生とともに出場します。日頃から、ニワトリたちに愛情込めて育てている生徒達に、校長の私から感謝と激励をしました。健闘を願っています。
「こっこくらぶ」の生徒達は、警察と連携して特殊詐欺の撲滅のための卵パックを作成したり、放送部と兼部して「こっこくらぶ」の活動を、兵庫県総合文化祭放送文化部門のテレビ番組小部門ドキュメントの出場に向けてエントリーして、作品を作り始めてくれています。様々な、挑戦に、心から応援したいと思います。
県教育委員会体育保健課の大久保主任指導主事が来校して体育と保健の授業を視察~佐用高校の取組や生徒や教員の姿を褒めて頂いた~【10月8日】
10月8日(水)、兵庫県教育委員会事務局体育保健課の大久保裕美主任指導主事が、本校に学校訪問指導に来られました。
校長室で本校の取組を説明した後、3時間目に1年生1,2組の体育のサッカー、ソフトボール、バレーボールの授業を見学されました。生徒たちは、これまでの成果としてそれぞれ熱心に取り組み、大久保主任指導主事からは、担当の浦崎先生、肥塚先生、牧先生が生徒の反応を丁寧に受け止めて指導していると言って頂きました。
4時間目は、2年5組の保健の授業で、鍬田先生が担当し、「働くことと健康」の単元を、ICTを工夫して生徒に考えさせる授業を展開していました。「宝くじが10億円当たったら仕事をやめるか?」を考えさせたり、「給料は高いが働きがいのなし仕事」と、「給料は安いが働きがいがある仕事」のどちらを選ぶかも意見が分かれて面白かったです。大久保主任指導主事からは、生徒を学習に向かわせようとする先生の働きかけが印象であったと言って頂きました。
午後からは、管理職と保健体育科の教員と養護教諭の竹内先生を交えて研究協議を行って、振り返りをしました。その後、本校の施設見学をして頂、広い学校なのに掃除が行き届いていることや、保健室の運営をきちんとして頂いていることなども、評価頂きました。
大久保主任指導主事には、大変丁寧にご指導頂きありがとうございました。評価や助言を頂いたことを、全教職員で共有して、今後も生徒たちと一緒に素晴らしい佐用高校を続けていけるように願っています。
県農水産部会の「地域資源活用に関する研究会」を2年農業科学科の授業で実施~インタープリテーションを活用した地域資源活用を研究~【10月6日】
10月6日(月)、兵庫県高等学校教育研究会農水産部会研究会の「地域資源活用に関する研究会」が本校で実施され、県内の農水産高校12校の先生方に参加頂きました。
インタープリテーションを活用した地域資源活用をテーマにして、農業科の担当の長尾先生が企画し、外部講師としてインタープリターの仲上美和先生が、2年1組農業科学科の授業で、「地域資源活用の実践と課題」(インタープリター)の授業をされ、来校した先生方は見学されました。
インタープリテーションは、見えるものを通して見えないものを伝えていく手法です。生徒たちは、今週末の11日(土)にグラミンカ佐用に宿泊される人を対象に、本校でブドウ狩り体験をする時に話すことを、5班に分かれてプレゼンテーションをしました。
研究協議・情報交換でも、本校の「地域資源活用」に関する成果と課題について共有し、佐用町の地域資源である「佐用もち大豆」や「ヒマワリ」についてグループでまとめて、発表頂きました。素晴らしい研究会になりました。最後に、県教育委員会高校教育課の前田班長から指導助言を受けました。皆様、お疲れ様でした。
佐用町合併20周年記念式典に校長が来賓で出席~佐用高校と地域協働し縮充のまち佐用のこれからの20年を感じる~【10月5日】
10月5日(日)、佐用町合併20周年記念式典が、さよう文化情報センターで実施され、校長の私も来賓として出席しました。会場入口で、庵ざこ佐用町長と一緒に写真を撮りました。
現在の佐用町は、今から20年目の2005(平成17)年10月1日に、旧佐用町、旧上月町、旧南光町、旧三日月町の4町が合併して誕生しました。
今日の式典では、オープニングにLittle Boxの可愛いダンスパフォーマンスに始まり、『20年のあゆみ』のビデオ上映がありました。4町の合併の調印式の様子や、平成21年8月に起こった大水害を乗り越えて、災害に強いまちづくりを目指してきたことも改めて知りました。
町長式辞では、合併前から合併時、そしてこれまでの20年間の取り組みを、町民や佐用町職員に感謝する気持ちと共に伝えられました。
感謝状贈呈では、この10年間(合併10周年記念式典後)に貢献された人に、町長から感謝状が渡されました。来賓祝辞と来賓紹介のあと、アトラクションとして、佐用町観光大使の歌手の谷本賢一郎さんのミニライブが行われ、素晴らしい歌声に会場が大変盛り上がりました。高校卒業まで佐用町に住んでいたという谷本さん、これからの佐用町を支える人と関わりたいと町内の保育所をまわられているようです。
『縮充のまち佐用』の今後20年に思いをはせながら、佐用高校も佐用町と更に地域協働し、佐用町内の小学校や中学校とも連携を強化していく思いを強めました。
本校のニワトリの卵「さよたま」を使ったモーニング提供~佐用町企画防災課主催で佐用駅前のコバコで~【10月2日】
10月2日(木)、佐用駅前のコバコWork&Campいおいて、佐用町企画防災課が主催して、佐用町内の棚田米とともに本校のニワトリの卵「さよたま」を使ったモーニングが提供されました。
本校の農業科学科の生徒が丹精込めて取り組んだ「さよたま」が、地元と連携してさらに広まることを嬉しく思います。
10月17日~19日に、東京の池袋で開催される「卵フェスin池袋2025」には、「さよたま」を約4000個持って行って、農業科学科の生徒が出場します。一次審査を突破して、プロの作った卵と高校生が勝負する素晴らしい機会です。来週末からしばらく、「卵フェス」用の卵を用意するため、一般への販売は一時中止しますが、「さよたま」の応援をよろしくお願いします。
着任式を実施~新たな先生を加えて1年の後半のスタート~【10月1日】
10月1日(水)、永瀬揚子先生の後任として、今日から家庭科の実習教員として関山嘉美先生に着任いただき、着任式を行いました。
永瀬先生は、事情があって退職になられましたが、本校の生徒は、「①あいさつをきちんとしてくれる、②掃除をキチンとして綺麗な学校で、気持ちよかった」と言われていたことを、校長の僕も同様に思うので、これからも続けて欲しいと伝えました。その後に、関山先生から、着任のあいさつをいただきました。
関山先生は、本校の卒業生で、佐用高校に勤めることを大変嬉しく思っておられます。家庭科の実習教員として、生徒指導部の先生として、茶華道部の顧問としてお世話になります。生徒の皆さんは、熱心に聞いてくれていました。1年間の後半のスタートを、良い形で切ってください。