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令和6年10月17日の給食

【献立】ごはん、さわらの西京焼き、なすの炊いたん、湯葉のうすくず汁、牛乳

本日の給食は、中学部の修学旅行の行き先にちなみ、京都府の郷土料理でした。白みそ、湯葉、じゃこ、水菜といった京都を連想させる食材を使用し、京都で日常的に食べられる家庭料理の「おばんざい」を取り入れた献立です。

「さわらの西京焼き」は給食でもよく出す定番の料理で、さわらを他の魚や鶏肉に変えてたりして出していますが、白みその甘みと旨みが素材の味を引き出し、みその焦げた匂いが食欲をそそる、ごはんに合うおかずです。

「なすの炊いたん」は、なすとかえりちりめんを甘辛く炊いた料理です。煮物のことを「炊いたん」というのが京都らしいです。給食では鉄鍋を使用したため、仕上がりが黒くなってしまいました。おいしいといって食べてくれた子どもや、苦手だけどちょっと食べたという子どもなど、反応は様々でした。

「湯葉のうすくず汁」は、昆布とかつお節でしっかりとだしを取り、湯葉、水菜、大根、人参、しめじなどの食材を入れ、かたくり粉で少しとろみをつけたお汁です。本来は葛を使ってとろみをつけるため、「うすくず汁」という名前なのですが、かたくり粉で代用しました。