特色ある授業の紹介

【芸術選択科目群行事】高校生のためのオペラ鑑賞教室に行ってきました

例年校外に芸術鑑賞に出かけていますが、今年は10月29日(火)に 京都市にある、ロームシアター京都で行われた「高校生のためのオペラ鑑賞教室」に芸術選択科目群(「演奏研究」「素描・造形」「漢字書」)を選択している44名が参加しました。

 

朝、8:30に姫路を出発し、午前中に京都国立近代美術館の常設展示(一部生徒は特別展示も)を鑑賞後、13:00からは、ドニゼッティ作曲のオペラ「ドン・パスクワーレ」全幕を鑑賞しました。

京都市内を中心に、高校生で満席の会場での「新国立劇場」のメンバーによる独唱・合唱・演出に京都市交響楽団(指揮:沼尻竜典)による熱演に触れ、初めてオペラを生で鑑賞する生徒が多い中、オペラの素晴らしさを堪能しました。

 

秋の京都は、情緒たっぷり。駅から会場までの移動ですら、美しい景観に見とれる生徒も多く、一日芸術の秋を堪能しました。

※ 新国立劇場:東京にある劇場で、オペラ、バレエ、ダンス、演劇など最高水準の現代舞台芸術を発信し続けます。オペラのキャストも日本を代表する声楽家が揃っています。

※ 京都市交響楽団:1956年4月に日本で唯一の自治体直営のオーケストラとして創立された。世界的に活躍する指揮者を招聘し、実力も日本トップクラスである。

※ 「ドン・パスクワーレ」:主人公ドン・パスクワーレは70歳を越えているが、とあるきっかけで、若い花嫁を迎えることになったが・・・ というユーモラスなストーリーのオペラ。オペラに慣れていないの人でも十分楽しめました。

座席は中央最前列。開演30分前の客席です。このあと空席はなくなりました。目の前にオーケストラ・ピットがあり、美しい弦楽器の音にうっとりした生徒も多かったです。ソリストの声はマイクなしでホールに響き渡っていましたし、なによりコミカルな顔の表情に思わず笑ってしまいました。

  

オペラ鑑賞の前に京都国立近代美術館に立ち寄りました。常設展示の鑑賞の他、希望者は上記の特別展も鑑賞しました。