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福祉活動部 活動報告

図書室に私たちの「戦争体験を伝える絵本」を      ―近隣なら紙芝居の上演での交流もー

 私達 神戸鈴蘭台高校 福祉活動部では、昨今の戦闘が頻発する国際情勢を心配し、「戦争や平和・命について

考えたい」「それをもっと身近な切り口から多くの人に伝えていきたい」という声があがり、

日本での「戦争体験を伝える絵本」を作ることにしました。

 本校では2016年に創立10周年記念として、「平和と命」をテーマにした文化行事を行っています。

そのとき神戸の戦争体験者の方を取材して作った「愛犬はな の お話」を、当時の生徒会生徒が朗読しました。

今でもその原稿が学校に残っていて、私達福祉活動部は、そのお話を絵本や紙芝居にして届けていきたいと

 絵を描き始めました。

作品は、第二次世界大戦中に起こったといわれる「犬とり」をピックアップしています。

「犬とり」は、当時日本の戦況が悪化する中、犬を集めて毛皮や食糧にするために

「地域で飼い犬を集めたといわれるおじさん」と聞いています。

 

  ↑ 絵本の表紙です

 

↓絵本作品の出だし部分をPDFで掲載しています。よろしければご覧ください。

 「愛犬はなのお話」 絵本出だし部分公開.pdf


 今後は、この私達の「戦争体験を伝える絵本」を置いてもらえる小・中学校・図書館・施設を探し、

近隣なら紙芝居の上演での交流もしていこうとはりきっています。


興味をお持ちの関係者さんがおられましたら、ぜひ声をかけてください。

福祉活動部 2022年度活動(HP)のまとめ

福祉活動部は、2022年度も明るく元気にやってきました。

特にこの1年間は、コロナの感染拡大に気をつけながらも、交流活動に力を入れていったのが特徴です。

そんな私達の2022年度の取り組みをご覧ください。

      ↓クリックしてね↓

福祉活動部 2022年度活動(HP)のまとめ.pdf

 

またもや無観客ライブ

またもや無観客ライブ

 

新型コロナ対策の緊急事態宣言発出で

2学期末に引き続き、3学期の考査終了後も

またもや保育所訪問は自粛です。

保育所のお庭であれば、すぐに訪問できる日が

やってきてくるだろうと夢見て、

今回は、お手頃版のパネルシアターを通しました。

手持ちのボードを抱えて上演します。

人形もフェルトなので、持ちやすく

ペタペタと貼りつけていきま~す。

 

暖かくなった保育所の園庭で

こども達に合える日を楽しみにしています!

 

3月1日には、卒業生が旅立っていきます。

保育所や高齢者施設でかわした笑顔を

いつまでも忘れずに、

新しい道を歩んでいってください。

 

 

手話講習会 受講終了!

昨年度、「手話を学びたい」という生徒の声で始めた企画。

好評につき、今年度も福祉活動部の生徒が主催者となって

PTA後援会費を活用して運営してきました。

 

初回の講演会では、聴覚障害者の講師さん(藤本由記さん)と

通訳で聞こえる講師さん(藤本洋子さん)をお招きして

聴覚障害者の生活や、そこで不便を感じるケースについて

お話しいただきました。

 

福祉活動部員だけでなく、

一般の生徒・保護者・教員の参加もあって

交流のよい機会になりました。

新型コロナ渦の中、マスクで口話が

読みづらくなったという話も印象的で、

実際 手話講習会は参加者全員が、

フェースシールドをつけて会話しました。

 

年が明けて、あとの2回の講習会も、

引き続き藤本由記さんと藤本洋子さんに

講師を引き受けていただき、

基本的な手話を学んでいきました。

身近な生活の中で生じる困りごとを語っていただき、

手話を学ぶことの意義も感じながらの講習は

大変充実した時間となりました。

 

これから、手話やいろいろなコミュニケーション方法を使って、

笑顔でメッセージを伝えていけるようになりたいです。

みんなが聴覚障害者をはじめ

いろいろなハンデーを持つ人のことを理解し

手を取り合って歩める社会が実現しますように。

 

年始の校長室便り写真を再掲載させていただきます。