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図書室に私たちの「戦争体験を伝える絵本」を      ―近隣なら紙芝居の上演での交流もー

 私達 神戸鈴蘭台高校 福祉活動部では、昨今の戦闘が頻発する国際情勢を心配し、「戦争や平和・命について

考えたい」「それをもっと身近な切り口から多くの人に伝えていきたい」という声があがり、

日本での「戦争体験を伝える絵本」を作ることにしました。

 本校では2016年に創立10周年記念として、「平和と命」をテーマにした文化行事を行っています。

そのとき神戸の戦争体験者の方を取材して作った「愛犬はな の お話」を、当時の生徒会生徒が朗読しました。

今でもその原稿が学校に残っていて、私達福祉活動部は、そのお話を絵本や紙芝居にして届けていきたいと

 絵を描き始めました。

作品は、第二次世界大戦中に起こったといわれる「犬とり」をピックアップしています。

「犬とり」は、当時日本の戦況が悪化する中、犬を集めて毛皮や食糧にするために

「地域で飼い犬を集めたといわれるおじさん」と聞いています。

 

  ↑ 絵本の表紙です

 

↓絵本作品の出だし部分をPDFで掲載しています。よろしければご覧ください。

 「愛犬はなのお話」 絵本出だし部分公開.pdf


 今後は、この私達の「戦争体験を伝える絵本」を置いてもらえる小・中学校・図書館・施設を探し、

近隣なら紙芝居の上演での交流もしていこうとはりきっています。


興味をお持ちの関係者さんがおられましたら、ぜひ声をかけてください。