学校行事の紹介

26回生研修旅行⑦ 3日目は開聞岳見学と知覧での平和学習 【R3.4.22】

 今日は、ホテルで早朝から弁当を食べての出発。3日目も快晴で屋久島を後にして、高速船で鹿児島港へ到着。

 自然に囲まれた唐船峡での昼食。暑いのでそうめんはありがたかったが、このような状況の中「流しそうめん」の昼食には一瞬驚いた。そうめんを流したり取る箸と、食べる箸を別々に使い分けて、対策を取っての珍しいそうめんながしを生徒達は喜んで食べました。兵庫の「揖保の糸」の方が有名で美味しいとは思ったが。

 バスで鹿児島半島最南端の長崎鼻に向かって、薩摩富士といわれる開聞岳をバックにクラス写真。反対には九州本土最南端の佐多岬(大隅半島の先端)も見えた。打ち寄せる波の音に、興奮する生徒達はたくさん写真を撮っていました。

 その後、知覧特攻平和記念会館で、特攻隊とは何か、飛び立つ前日に子犬と遊ぶ笑顔の特攻隊員達の写真などを使って、残した遺書なども丁寧に30分の講話を聞いた。館内の資料を、涙を流して読んでいる生徒もいた。特攻作戦で戦死した最年少は生徒と同じ17歳、全1036名当時の姿(写真)や遺品、遺書などの記録に、戦争のむなしさや平和の大切さやありがたさ、命の尊さを感じてくれたと思います。そこでも3度目のクラス写真撮影。

 体調不良者もなく、鹿児島市内のホテル「中原別荘」に到着した。

 5クラス全てが同じホテルで、生徒達は夕食までの時間を、5月に実施予定の文化祭の出し物について話し合っている。生徒自身が、学校行事を仕切れるのも県大附属高校の素晴らしいところだと感心する。