伊和高等学校 blog
進路別説明会
7月9日(水)3・4限、全校生対象に進路別説明会を開催しました。生徒の興味関心を高め、視野を広げつつ、進路実現に向けて意識高揚を図るために、以下の8分野で体験型の学びを取り入れて行いました。
(令和7年度実施分野)建築・土木分野/IT・情報処理・マルチメディア分野/理容・美容分野/調理・製菓分野/保育・幼児教育分野/福祉分野/看護分野/芸能・音楽・エンターテイナー分野
命を大切にする講座
7月9日(水)、2年生対象に宍粟市波賀町のやぎ助産院の助産師、八木典子先生が授業をしてくださいました。八木先生はとても穏やかで優しさ溢れる先生です。性教育は人が幸せに生きるための健康教育であるとお伝えされています。講座では、妊娠、性感染症、ライフプラン、境界線と同意などについて学びました。特に、人によって境界線が異なることを視覚的に教えてくださいました。
急に「No」と言うのは難しいので、常日頃から自分の考えを伝えられるように、身近な食べ物の話題を例題に学びました。また、他の人が違う考えを持っていることを理解し、尊重することの重要性も教えていただきました。
―授業の感想―
・相手との性の考え方や相談も大事で、人との境界や人の感情を素直に受け入れたりすることも大切だと思いました。大人になってからも性の事も大切だし相方の事も考えて、寄り添ってあげたいなと思いました。彼女ができた時、大切にしてあげたいです。
・高校生になると確かに恋愛をしてからどこまでするんだろうと考えたこともあったので、知ることができてこれからについて考えることができました。子宮の大きさが少し大きめだと思っていたけれど、まさかのこぶしくらいと聞いてびっくりしました。話を聞いてなるほどってなることが多かったです。これから大事な話をたくさん聞けて良かったです。
・妊娠についても赤ちゃんの出方とか知り、お母さんってとても大変だと思いました。骨盤の形に沿って出てくるのはすごくて赤ちゃん天才です。自分も将来妊娠とかあったら、今日学んだことを意識します。
進路講話
7月7日(月)3・4時間目、全校生対象に、姫路福祉保育専門学校校長兼一般社団法人播磨ひとづくりコンソーシアム理事長である前田真吾先生による『学ぶ、その先にあるもの』というタイトルの講話がありました。
前田先生はその中で、社会に出て生きていく際に、自身の視野を広げること、多角的視点を持つこと、その上でパラダイムシフトを行い、多面的の考察し、より良い答えを求めるため学び続ける姿勢を持つことの大切さについて、身近な日常の出来事や寓話、世界情勢などの具体的な話を引き合いに出しながら、高校生に分かり易くお話してくださいました。
生徒たちはそれぞれ先生から提示される様々な問題を自分に引き寄せて考え、真剣に悩みながらも楽しそうに自分の意見をまとめ、口々に自分の考えを根拠とともに述べていました。
講話後の生徒のふりかえりにおいても、今後の自身の生き方に対する前向きな意見が多く記されていて、大変有意義な時間であったことが伝わってきました。
カヌー部 3年生谷口さん国民スポー大会出場決定!
7月12日(土)、13日(日)に国民スポーツ大会近畿ブロック予選会が音水湖カヌー競技場で行われました。3年生 谷口虎駕さんが少年男子カナディアンシングルで優勝し、国民スポーツ大会を出場を決めました。引き続きカヌー部の応援よろしくお願いします。
総合的な探究の時間「宍粟と発酵」
今年度より総合的な探究の時間は、全学年の生徒が「宍粟と発酵」「和太鼓」「ダンス」「絵手紙」「手品」「モルック」の講座に、興味・関心をもとに講座を希望し受講しており、他学年の生徒と学びあう貴重な機会となっています。1・2学年の9名が選択している「宍粟と発酵」では、宍粟市が「日本酒発祥の地」ということもあり、発酵食品について学んでいます。そして、今年度は宍粟の特産物と発酵の要素を取り入れた「宍粟おでん」を開発し、地域活性化に貢献しようと取り組んでいます。
6月5日には日本栄養専門学校の水野先生を講師に招き、「発酵とは?発酵の種類」「おでん開発」について授業をしていただきました。
6月26日には販売実習に向けた商品開発のための調理実習を行いました。コープクッキングサポーターの塩津氏・中村氏、宍粟市地域おこし協力隊の田中氏を講師に地元特産の波賀味噌と宍粟の特産物を具材に使用したおでんを作り、商品化に向けた意見交換を行いました。