2024年6月の記事一覧
健康づくりと命の授業
6月26日(水)、TBSテレビ「情熱大陸」など多数のメディアにも取り上げられ、厚生労働大臣賞、法務大臣感謝状など数々の受賞をされている公益社団法人小さないのちのドア 代表理事 永原 郁子助産師さんが全生徒に向けて授業をしてくださいました。先生のところには、思いがけのない妊娠や妊娠を告げた途端にパートナーと連絡が途絶え途方にくれている等の相談が、高校生大学生も含めて1か月に30件、多い時で60件もの相談がくるそうです。
ネットで知り合う怖さ、安易なセックスによる女性の深い悲しみと傷つく心と身体のお話もしていただきました。そして信頼できるパートナー選びや赤ちゃんを育てるために必要な収入や迎える気持ちも教えていただきました。小さないのちを守るために若い世代の人たちが正しい性の知識を学び、将来の妊娠・出産を選択できるようにと健康づくりや性教育のお話をしていただきました。
総合的な探究の時間「宍粟と発酵」発酵調理実習(1学年)
6月20日(木)に発酵お菓子の調理実習を行いました。5月上旬より宍粟の特色と魅力を詰め込んだ、宍粟市のおみやげ商品を企画してきました。5月下旬には、みかしほ学園日本調理製菓専門学校の校長先生にZoom会議にて、生徒が企画案を相談しアドバイスをいただくなど、準備を進めてきていました。しかし、硬かったり、味が濃かったり、中々イメージ通りの仕上がりにはならず、ものづくりの難しさを体験しました。
6月21日(金)に各班代表1名ずつが道の駅みなみ波賀に赴き、発酵おみやげ商品の開発依頼のプレゼンを行いました。自分たちのアイデア商品のコンセプト、試作品の問題点、完成品のイメージなどを熱意を持って伝えました。道の駅の駅長さんと工場長さんは、「高校生らしい斬新な発想で、非常に面白い!」と好評価で、「商品化に向けて取り組んでみよう!」と前向きな回答をいただきました。
総合的な探究の時間 授業風景
今年度の総合的な探究の時間の授業風景です。
今年は「和太鼓」「ダンス」「絵手紙」「モルック」「ズンバ」「手品」の全6講座の授業を展開しています。
各講座の専門家による指導に、生徒たちはいきいきとした表情で授業に取り組んでいます。
12月の発表会に向けて、今から真剣に練習・準備をして参りますので、どうぞご期待ください!
情報モラル講話
6月19日(水)に全校生を対象に情報モラル講話がありました。今年度は兵庫県警察サイバーセンターから講師をお招きして、SNSの知識を深めることができました。生徒たちはメモを取りながら真剣に聞いていました。
命を大切にする講座
6月12日(水)、2年生対象に宍粟市波賀町にあるやぎ助産院の助産師 八木 典子先生が授業をしてくださいました。八木先生は、とても穏やかで優しさ溢れる先生です。講座では性の多様性、境界線と同意、知っておこう自分の体、性感染症、生まれるという内容でした。自分の領域、相手の領域を尊重しながら生きていくことが自分も他者も大切にすることにつながることも学びました。ハートの紙に小さい針穴が開いており、これが受精卵の大きさだと教えてもらい、紙のしかけにもビックリしました。
また、赤ちゃんの産声や心音を聞かせていただきました。赤ちゃんは狭い産道を通る時、頭を小さくしたり、体を丸めたり、回転させたり、たくさんの工夫をして生まれてくるそうです。今は悲しいことや思い通りにならないこともあってしんどいかも知れませんが、たくさんの愛情と奇跡、自分自身のがんばりが重なって現在のみなさんが誕生したことを再認識した講座でした。