(1) 健康の保持増進を図り、安心して主体的に生活しようとする態度を育てる。
・基礎的な生活リズムを整えたり、自らの健康状態を把握したりする等、健康維持の基盤の確立や維持、それに伴う情緒の安定、安心感や信頼感の獲得を目指します。
(2) 身体の基本動作を身に付け、保有する感覚を活用して環境を把握したり行動したりしようとする力を育てる。
・姿勢保持、上肢、下肢の運動・動作の改善及び習得を通して生活動作や作業動作を身に付けたり、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、固有感覚、前庭覚等を養う活動を行ったりすることで、認知や行動の手がかりとなる概念形成能力の向上を目指します。
(3) 相手の存在に気づき、人に対する信頼感を持ったりやりとりをしようとしたりする力を育てる。
・相手とのかかわりを繰り返す中で相手の存在に気づき、身近な人との信頼関係を築きながら、個に応じたコミュニケーション能力の獲得、向上を目指します。
姫路ルルド訪問学級では、上記の目標それぞれを相互に関連付けた活動を創意工夫し、児童生徒の心身の調和的な発達を促す教育を目指します。