本校は通称「姫特(ひめとく)」と呼ばれ、姫路市四郷町東阿呆に小学部・中学部・高等部がある本校、兵庫県立姫路別所高等学校敷地内に高等部分教室、姫路聖マリア病院内の重度障害総合支援センター・ルルド館にルルド訪問学級が設置されています。そして、以下のような多様な教育的ニーズに応じた教育を展開しています。
本校では、学校運営協議会(通称:姫特コミュニティ・スクール)を設置し、地域の皆様と協働し、「姫特マルシェ」の販売学習や「花育」、「クリーン作戦」「喫茶サービス実習」等の特色ある教育活動を行っています。
分教室では、姫路別所高等学校と交流及び共同学習を始めとする日頃からの同世代交流によるインクルーシブ教育システムを推進しています。
ルルド訪問学級においては、入院している重度障害の子どもたちの実態や能力に応じ、きめ細かい支援を行う訪問教育を行っています。
地域に対するセンター的機能では、姫路市や神崎郡の幼稚園・こども園や小学校、中学校、高等学校に在籍する幼児児童生徒の教育相談や研修等による学校支援を行っています。
「姫特」の教育は、校訓「自分のことは 自分でしよう」のもと、学校教育目標「1 自分らしく生きる力を育む 2 社会で共に生きる力を育む」に沿って、教職員一同チームとなり、質の高い教育や見通しが立てられる丁寧な支援が行えるように取り組んでまいります。
そのため、「共有・共感・共鳴から共創・共育へ」という「五つの共」の方針のもと、チーム学校づくりに努めてまいります。教職員チームはもちろん、保護者、地域や関係機関の皆様と共にチーム学校として、子どもたちの学びや成長の様子を「共有・共感」し、教職員間で「共鳴」し合い、連携・協働するチームとなることで、子どもたちの学び、そして成長を「共創」していく。その結果、子どもたちを中心に我々も共に育っていく「共育」という理念をもって学校づくりを行うという考えです。
昨年度は11月1日(土)に、創立50周年記念式典を開催いたしました。これからの時代や社会を担う子どもたちが来賓受付や案内、第一部では司会進行、ダンスや式典用の盛花を即興で生けるパフォーマンスの披露、来賓用の記念リボンや記念品の制作等、主体的に活動し、新しい時代の幕開けをイメージできる式典になりました。この機会により「ひめとく」の歩んだ足跡を振り返ることができたと共に新たな歴史を一歩一歩刻んでいく決意ができました。
今後も、「姫特(ひめとく)」に対し、ご理解ご協力と共に温かい応援をお願いいたします。
令和8年4月吉日
兵庫県立姫路特別支援学校長 高橋 幹夫