千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

防災を学び考える…【全学年】

by 教頭 vice-principal


 今朝の千種町は21℃(午前7時時点)、「今日はノーエアコンデーでえんちゃうか!?」と思うほど爽やかな陽気となりました。活動がしやすく有難いです。今ごろ硬式野球部は、ほっともっとフィールド神戸にて夏大会の1回戦…、職員室で試合の経過を気にしながら仕事ですが、今日は仕事に集中できませんね。
 さて本日3,4限は、兵庫県防災士等の皆さん8名にご来校いただき、「防災教育出前講座」を行いました。最初に、地震を想定したシェイクアウト訓練を行い、体育館に避難する所からスタートしました。西播磨地区理事の八瀬一彦様から「緊迫感がない!」と厳しいご指摘を受けましたが、静かでスムーズな移動が出来ていたと思います。その後、学年別に体験学習を行います。1年生は、段ボールベッドや新聞紙を使用したスリッパや入れ物づくり、2年生は土のう作りと土のう積み、竹と毛布を使用した緊急搬送訓練、3年生は避難所運営シュミレーション訓練を講師の先生方のご指導のもと行います。どの学年も、講師の先生方の指導を忠実に守り、真剣かつ楽しんで体験実習を受けていました。いつ、どこで起きるか分からない様々な災害…、訓練を訓練として終わらせず、生徒も教職員もいざという時に備えられるよう常に意識していく必要があります。本日、教わったことを今後の学校の危機管理に活かしていきたいと思います。防災士の皆さま、本日はありがとうございました。

将来を見据えて…【全学年】

by 教頭 vice-principal


 天候が不安定な状況が続いています。昨晩は、夜中に雨音で目が覚めるほどスゴイ雨が降り、姫路市では朝方まで大雨警報が発令されていました。千種川も濁流となり水位がかなり上昇、宍粟市も相当強い雨が降ったんだろうと思います。高校野球夏大会も中止になった会場も多いようですが、今のところ本校の試合への影響はないようです。明日13時に予定通り、ほっともっとフィールド神戸にて西宮東高校と対戦します。千高球児に熱いエールをお願いいたします。
 さて、本日は全学年対象の進路ガイダンスが行われました。3年生は就職希望者と進学希望者に分かれて面接指導が行われ、1,2年生は16分野もの講師にお越しいただき職業体験授業を受けました。3年生の面接指導では模擬面接が行われ、生徒たちが本番さながらに受け答えをする場面がありました。お辞儀の仕方や返事など基本動作がほぼ完璧にでき、相手の目を見ながら自分の考えをハキハキと述べている姿を目の当たりにし、「えっ?初めての模擬面接ですか?」とその出来栄えに驚かされました。自分の考えを変に取り繕うことなく、素直に表現できており非常に好感が持てました。1,2年生は、自分の興味がある講座を2つ選び職業体験授業を受けました。講義形式の授業もありましたが、調理やネイル、スポーツトレーナーなどの分野では実習を交えた授業もあり、生徒たちは目を輝かせながら参加していました。1,2年生は、今日の進路ガイダンスで得た知識や経験を今後の進路実現の足掛かりとし、「なりたい自分探し」に向けて始動させてほしいです。(株)さんぽう様はじめ各分野の講師の先生方、本日は大変お世話になり有難うございました。

ニューリーダーを決める!【全学年】

|by 教頭 vice-principal


 今朝の千種町は24℃(午前7時時点)、日中も猛烈な暑さではないものの、梅雨に逆戻りしたような蒸し暑い一日でした。今学期も本日を含めて残り10日間…、再び新型コロナウイルス感染症が急拡大していますが、個々にできる感染防止策を講じ、終業式を全員揃って迎えたいと願っています。
 さて本日3,4限、新しい生徒会役員を決める立会演説会および投票が行われました。1,2年生から立候補した14名がステージに上がり、立候補を決意した理由や生徒会役員となって実現したいことなどを全校生を前に述べました。毎年、この演説を聞いて関心させられるのですが、長い演説を何も見ずにハキハキと聴衆に向け語り掛ける姿は本当に素晴らしい!!今日の演説に向けて「相当練習してきたんだろうな…」と感じました。昨年のクリスマスパーティーやこくう映画祭で大活躍した先輩方の姿を見て立候補を決意した生徒たち…、「千種高校をさらに良くしたい!」という意欲に溢れていました。千種高校にある課題を見つけ、自分なりに具体的な解決策を提示し、「私ならこうする」という意見が述べられた素晴らしい演説ばかり…、今後も千種高校は安心だと感じました。
 本日の14名が信任となれば、このメンバーの中から生徒会長選挙の立候補者を立て、7月15日(金)に生徒会長選挙を行います。今後のニューリーダーの活躍を楽しみにしています。立候補者の皆さん、お疲れ様でした!

 

順調に育っています!【50回生】

 by 教頭 vice-principal


 昨日で期末考査が終了し、本日から午前中授業(給食あり)となりました。午後からは部活動をする生徒のほか、資格取得に向けた学習指導を受ける生徒もおり、それぞれが次の目指すべき目標に向け頑張っていました。7月1日から求人票の受付が始まり、連日たくさんの企業の方々が来校されていますが、本校生の対応に「生徒の皆さん、よく挨拶されますねー…」と驚かれています。私も千種高校3年目、「本校生の当たり前」にだいぶ慣れてしまって、生徒の挨拶や掃除などマナーや礼儀の良さへの感動は薄れてしまっている部分があるかも知れません。しかし、外部から来られた方々からは、私が赴任した当時に感じた感動的な生徒の姿に驚かれるのは当然だと思うのです。特別に、挨拶の指導をしている訳でなくとも、自然と挨拶ができる生徒たちを誇らしく思います。
 さて、本日久しぶりに水田に足を運び、イネの生育状況を確認しました。ここ最近、忙しすぎて水田を見にいく余裕がなかったのですが、ヒョロヒョロだったイネ苗が分げつを繰り返し、立派に成長を遂げていました。生徒たちの手による毎日の水管理のお陰で、適度な水位が保たれ順調に育っています。しかし、特別栽培米づくりを目指す水田では、雑草もかなり目立ってきました。夏休みを迎える前に、1学年の生徒たちで除草作業もしていかねばなりませんね。私は来週、かなり伸びている畦の草刈りに汗を流す予定です。

山に不審者現る!?【49回生】

by 教頭 vice-principal


 本日で期末考査が終了しました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。今日から部活動も再開し、勉強から解放され、睡眠不足も解消できますね。少し体を休めて、次のやるべき事に向け気持ちを切り替えていきましょう!一方で、先生方は職員室でテストの採点や提出物の点検に追われ大忙しです。1学期の成績が間もなく出されますが、「人事を尽くして天命を待つ…」やるべき事はやったのだから静かにその時を待ちましょう。
 さて、今日7月7日は七夕です。イベント大好きな2学年の高橋先生と村上先生が、「教頭先生、竹を切ってきます!」と放課後、たかのす東小学校へ向かいました。たかのす東小学校を運営されている藤原誠先生に協力を得ながら、ほどよい大きさの竹をゲット…、少年のように嬉しそうな高橋先生は、早速その竹を校内に設置していました。
 1日遅れですが、明日は2学年で短冊に「〇〇が出来るようになりますように…」と願い事を書くイベントをするようですよ。2学年の皆さん、願い事の準備をお願いします。でも、願い事はは願うだけでは叶いません。そのための努力も怠らないようにしてくださいね。

全国大会出場を祝して…【ライフル射撃部】

 期末考査3日目、今日もさほど気温の上昇はないものの、蒸し暑い一日でした。それでも生徒たちは今日も全員受験で、1~3科目の考査を全力で取り組んでいました。疲労もピークに達している人もいると思いますが、あと2日頑張ってくださいね。
 さて、5月末に行われた兵庫県高等学校ライフル射撃大会の女子の部で見事に2位となった猶原宏海さん(3年・千種中出身)と同3位の藤原唯羽さん(3年・一宮南中出身)が7月28日(木)に広島県で開催される全国大会に出場することが決まっています。昨日、その全国大会出場のお祝いと健闘を願う懸垂幕が出来上がりました。昨年までは校舎壁面に取り付けていたのですが、樹木が邪魔して見えづらいため、今年は新しく建て替えを終えたばかりの千種市民局(ライブリーちくさ)に取り付けさせていただきました。道路沿いに面したライブリーちくさの懸垂幕は、南側から車で通りかかるとその存在がすぐに目に飛び込んできます。多くの地域の皆さまに見ていただけ、千高生の頑張りが今まで以上によく伝わると思います。
 千種市民局の井口局長様が、「いつでも言ってくださいよ」と懸垂幕の貼り付けを後押ししてくださり実現しました。本当に有難いです。千種市民局を通りかかられた際は、是非ともご覧いただき二人を応援していただきたいです。よろしくお願いいたします。


 
 

強い意志で勉学に励め!

 今日は、朝から雨が降り続く湿度の高い一日でしたね。千種川は、昨日夕方以降の猛烈な雨により増水していましたが、台風も接近しています。またこの季節、いわゆる「ゲリラ豪雨」が起こりやすいため、気象警報等には十分に気をつけてもらいたいと思います。
 さて、本日期末考査2日目でした。生徒の皆さんは、ベストの勉強で考査を迎えられているでしょうか?ついついスマホに目を奪われ、机に向かっているだけでやった気持ちになっていませんか?我が家も中学の娘がおり、6月末に期末考査でした。スマホ使用を控えるように注意されても、「調べものをするから…」と言ってスマホを離しませんでした。強く言えば「信用してない」と反発しますし、難しい年頃です。その後、テストが返却され、案の定悲惨な結果に嫁が激怒…お通やのような暗い生活が続いています。スマホは便利でゲームやユーチューブ、ラインなど楽しい機能がたくさんあります。しかし、依存性が強く状況判断がつかなくなる非常に怖いものです。メリハリのある付き合い方で、しっかりメディアコントロールできるようにしましょう!
 本校生は、自らすすんで勉学に励む生徒が多いのでそんな心配は無用だと思いますが、誰のための勉強なのか、何のための勉強なのかをしっかり理解し、考査期間は自己実現のために無心で取り組んでほしいです。

体育はマット運動【50回生】

 今日から7月…、期末考査1日目は全国的に記録的な猛暑となりました。朝から真夏の太陽の日差しがギラギラと照りつけ、外で立っているだけで汗が噴き出してきます。ここ最近、体調不良を理由に欠席する生徒が目立っていましたが、今日は全員登校…本校では当たり前のことですがホッとしました。
 さて昨日の話題ですが、県教育委員会事務局体育保健課の大西指導主事にご来校いただき、学校訪問指導がありました。4限目の1年生体育「器械運動(マット運動)」を見学いただいた後、研究協議を経て校舎内や学校周辺、部活動の様子なども見ていただきました。研究授業では、ラジオ体操、補強運動、ストレッチの後、マットを準備してこれまで練習してきた①前転、②開脚前転、③伸膝前転、④後転、⑤開脚後転、⑥伸膝後転をグループに分かれて練習していきます。マット運動を苦手とする生徒が多い中で、楽しんで全力で取り組んでいる様子が伺えました。素晴らしい!!最終的に、①~⑥の技を連続で行いますが、その様子を生徒たちが交代しながらipadを用いて動画撮影していました。生徒に学習意欲をかり立て、何度も動画を見て自分の演技を確認できるということで、体育の授業においてもICT化は進んでいます。最後は、互いの演技を動画を見ながら確認し、振り返りシートに自己評価を記入…、あっと言う間に1時間の研究授業が終わりました。研究授業を行った体育保健科の井川先生、素晴らしい授業をありがとうございました。千高生の専売特許である「何事にも全力」という姿を大西指導主事に見て頂き、私は今日も誇らしい気持ちになりました。1年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 

職員心肺蘇生講習会【園小中高連携事業】

 昨日の放課後、千種中学校において園小中高の全教職員が一堂に会し「職員心肺蘇生講習会」が行われました。今年は、マラソン大会開催時に小学生が倒れたことを想定したシュミレーション研修…。西はりま消防本部の皆さんに全面的な協力を得て、非常に緊迫感ある講習会となりました。改めて、迅速な対応と適切な判断力が必要だと強く感じました。
 その後、体育館に入りグループに分かれて心肺蘇生法の救急措置について全教職員が順番に体験します。毎年、講習会を行っていても、自身で繰り返し実践しなければ忘れてしまうものです。消防士の皆さんに適切にアドバイスを受けながら、正しい救急措置法を学びました。千種町内のこども園から高校までの全教職員で行う講習会…、これも千種町ならではの行事であり、連携の強みだと思います。いざという時に備え、緊急時に人の命が救える教職員集団でありたいと思います。西はりま消防本部の皆さん、ありがとうございました。先生方も、暑い中ご苦労さまでした。

 
 
 
 
 
 
 

自分だけの漢字をつくろう!【48回生】

 まだ6月だと言うのに、近畿地方でも梅雨明けが発表されましたね。日中は今シーズン最高の33℃前後まで気温が上がり、今日も非常に厳しい暑さとなりました。見ごろを迎えているアジサイの花も暑さで弱っており、雨がほしそうでした。考査前で寝不足の生徒も多いかと思いますが、明後日からの期末考査に向けしっかりと体調を整えていきましょう!
 さて本日1,2限、3年生の「国語表現」は、英語科が専門の村上先生が担当している授業ですが、ユニークな授業が行われていました。「自分だけの漢字を作ろう!」というテーマで、「実際にはないけどあったら面白いな」という漢字を生徒がそれぞれ創造力を働かせて考えます。村上先生は、自らの体験から例を挙げ、「車鹿」(くるまへんに鹿)というオリジナル漢字を示します。千種から帰宅途中に鹿と激突し車が大破する様を漢字で表現され、漢字の意味は「鹿をはねて車がおしゃかになる」としてシャカと読みます。うまい!!座布団一枚!と思わず言いたくなる造語ですね。この見本を参考に生徒たちも、オリジナル漢字を考え、その読みや意味、使い方を用紙にまとめていました。生徒の個性が漢字で表現され、実に面白い漢字が集結しました。最後は、全員の作品を壁に掲示してみんなで観覧会…、どの作品が良いか、なぜその作品が良いかを書いて投票します。私は、全部好きでしたが西内世奈さん(波賀中出身)の「共感」、読み:それな… 例文:相槌に困ったときは、とりあえず共感を使うに一票を投じます。私の娘も「それな!」「それな!」といつも連呼しています。村上先生、素敵な楽しい授業をいつもありがとうございます。

 
 
 
 

勉強に勤しむ生徒たち…【全学年】

 今朝の千種町は23℃(午前7時時点)、梅雨明けを思わせる厳しい日差しが朝から照りつけ、今日も気温が上昇しましたね。本校の授業では1限目からフルにエアコンが稼働し、快適に授業が受けられていますが、校舎外での授業や部活動、通学時などは熱中症に気をつけなければなりません。明日以降も水筒は必需品です。こまめな水分補給を心掛けましょう!
 さて、1学期末考査が今週金曜日(7月1日)から始まります。そのため、今週からは原則部活動は禁止であり、生徒たちは授業が終われば足早に下校する姿が見られます。硬式野球部は夏の大会に向けグランドを走り回っていますが、校舎内はひっそりとしている感じです。しかし、放課後に校舎内を歩いていると各学年ともに試験勉強のため残って勉強している生徒がチラホラ…。先生方に指導を受けたり、生徒同士で教え合ったり、一人で黙々と机に向かうなど、学び方は色々ですが熱心に勉強している姿が見られました。「家で勉強するより、学校の方が集中できる!」と18時台のバスに乗り下校していました。
 生徒たちの頑張りが考査に反映され、将来の進路実現へ結びつくことを願っています。将来の夢に向け、努力を惜しまない生徒たちに今日も力をもらいました。ありがとう!

 
 

和やかな引退お茶席【茶華道部】

 梅雨はどこへ行ってしまったのか!?今日もムシムシとした一日でしたが、明日以降の天気予報を見ていても一週間傘マークなし…。まさか、このまま梅雨明けなのか!?今日は、梅雨明けと勘違いしたセミの鳴き声も聞こえ、本格的な夏の到来を感じました。昨年は、梅雨が長く米の生育にとっては非常に厳しかったのですが、今年は逆に水不足にならないか今から心配です。
 さて、先週の金曜日の話題ですが、茶華道部では保護者を招いて「引退お茶席」が行われました。実は、文化祭でのお茶席の時は保護者のご都合がつかず、生徒の最後の活躍ぶりを見ていただくことが出来ませんでした。そこで、顧問の富永先生や特別非常勤講師の深川先生の粋な計らいにより、引退お茶席を開催するに至りました。3年間で身に付けたお点前を緊張しながらも披露し、差し出した渾身の一杯に参加されたお母さん方も感慨深げでした。終始和やかな雰囲気の中で行われた今日のお茶席で、3年生の船積音葉さん(波賀中出身)と西内世奈さん(波賀中出身)は3年間の部活動を終えました。今日が区切りの日となりましたが、時には作法室に顔を出し、後輩の指導をお願いしたいです。ひとまず、お疲れ様でした!

 
 
 
 

自分に気づき未来を築く…【49回生】

 千種町の今日の最高気温は30℃ほどだったでしょうか?本格的な真夏の暑さではありませんが、湿度が高くなんとなく息苦しい一日でしたね。マスクの着用については、屋外で人との距離が2m以上の保てる場合は外すことを推奨されていますが、マスクを外せる状況でも外しにくい状況があり、早く堂々と外せる世の中になってほしいと思います。
 さて、本日2学年は一日「就業体験」として、学校には登校せず千種町内を中心とした事業所で一日を過ごしました。「総合的な探究の時間」を活用し、地域から体験を通して様々ことを学ぶ絶好の機会です。今年は、学年の先生方が将来の進路になるべく近い事業所にと町内外の16もの事業所を開拓しました。以前からお世話になっている、千種小・中学校、ちくさ杉の子こども園、千種市民局、エーガイヤ温泉・レストラン、鷹巣活性化委員会、(株)チクモ、いまい農場のほか、新たに宍粟消防署や宍粟市役所、社会福祉協議会、ちくさの郷(特別養護老人施設)にも協力いただいています。本当に、ありがとうございます。
 生徒たちは、働くという視点に立ちそれぞれの職場で緊張しながらもイキイキと実習に励み、校内では見れない景色や体験を楽しんでいました。地域の方々との触れ合いの中で、生徒たちの自己肯定感を高め、大きな人間的成長を遂げてくれることを期待しています。事業所の皆さま、本日は大変お世話になり、ありがとうございました。次回は、9月9日(金)を予定しています。2年生の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

17時40分の学校

  今日も気づけば夕方になり、忙しい一日でした。昨日も出張のためブログを休み、今日も生徒の様子を見れぬまま17時40分になりました。「俺は、何をやっているんや…」教頭としての一番の仕事だと思っているブログ配信を2日連続で休むことは私にとって屈辱なので、何かネタはないかと校内をウロウロしました。すると、この時間だから見れる生徒の姿がありました。
 カルチャー部は、自主練習ということで生徒数名が残って「千本桜」のドラム練習をしており、仲間同士で教え合いながら課題に取り組んでいました。硬式野球部は、夏の大会に向けグランドを駆け回り、今日も変わらず元気ハツラツでした。ライフル射撃部は、射撃練習を終えた1年生がファイルに今日の記録の記入と振り返りを行っていました。「成長できてるか?」と話しかけると「出来てます!」とグラフでの成長曲線を見せてくれました。自分の「好き」や「やってみよう!」に磨きをかけている様子が伺え嬉しかったです。体育館では、バレー部が練習を終えネットの片付けをしていましたが、少ない女子部員に加え男子部員が4~5名活動していました。3年生が引退し、女子だけで練習にならないため男子の有志メンバーが一緒に練習しているようでした。卓球部は、先週末の国体県予選会で実に出場6名中4名が1勝するという創部以来の快挙を成し遂げましたが、練習を終えミーティングをしていました。森脇大知新キャプテン(2年・千種中出身)、春名将新副キャプテン(2年・千種中出身)のもと、とても良い雰囲気でした。また、一人で教室に残り勉強する生徒の姿も…。ちょっと遅すぎる時間だったので、今日は多くの生徒は下校したばかりでした。
 夕方の学校は、生徒たちが自分自身を高めるために、様々な主体的な活動が見られます。そして、決して放置するのでなく、生徒たちが課題や目標をもって活動できるよう教員がサポートしている姿があります。そんな姿が垣間見れた17時40分でした。

 
 
 

特色ある少人数授業全開!【全学年】

 今日も雨が降ったり止んだりで湿度の高い「ザ・梅雨」の一日でしたね。気温は朝からほとんど変化なく23℃くらいで低かったのですが、明日以降はまた気温が上がりそうです。未だに朝夕寒い日がある千種町なので、長袖カッターシャツにベストを着て登校している生徒も見かけますが、天候に応じた服装を心掛けてほしいと思います。
 さて、このような天候でしたので今日の2,3年「アクティブ」(ゴルフ)は、林ティーチングプロからの2時間の講義の後、体育館で室内練習を行いました。生徒たちは、プラスチックボールを使用してスイングを確認しながらアプローチ練習を行なったり、本物のゴルフボールを使用してパター練習を行っていました。また、他の教室では2年生(ベーシック類型)の生徒たちが、和田山高校から配信される「簿記」の遠隔授業を受けていました。和田山高校の水澤先生の話に耳を傾けながら、ipadの画面を見て演習問題を解いていました。さらに、3年生(チャレンジ類型)は、わずか6人の「日本史」の授業が行われていたり、その隣では1年生(チャレンジ類型)が11名で「論理・表現Ⅰ」の授業が行われていました。たまたま通りかかった授業の一コマですが、本校の特色ある少人数授業が垣間見れ、生徒たちはそれぞれの授業を真剣かつ楽しんで学んでいるように見えました。
 類型別に授業を行うことで、生徒たちの進路目標に合わせた指導ができ、しかも一人一人がよく見えるのできめ細やかな指導が可能となります。しかし、その一方で授業を細分化すれば先生方の授業時間数が増え、負担をかけていることも事実です。本校の先生方は、学校の教育方針に合わせて生徒に個別最適な学びを提供してくださっていますが、改めて「先生方に感謝したい」そんな気持ちになりました。頑張りすぎる先生方が多い千種高校…、だからこぞ本校の教育が成り立っている所はありますが、休める時は休んでほしいと思います。

 
 
 
 
 

地道にコツコツと…【ゴルフ部】

 今朝の千種町は22℃(午前7時時点)と気温が高く、ほぼ姫路と同じでした。一日中どんよりとした曇り空でムシムシ…、兵庫県の軽井沢である千種の恩恵は全く受けられず、生徒からも「エアコンつけてほしい…」と声が上がっていたようです。今日はゴメンナサイ…、一部の教室でしかエアコン使用ができませんでしたが、明日以降も状況を見極めながら適切にエアコンを使用していきたいと思います。
 さて、放課後のグラウンドでは今日も硬式野球部の生徒たちが元気に練習に励んでいましたが、そのグラウンドの北側でひっそりと静か~に練習に取り組む生徒たちがいました。今年、ゴルフ部に新たに入部した前地遼斗くん(1年・一宮南中出身)と志水蒼真くん(1年・山崎西中出身)です。ゴルフ部は昨年2名の部員が3年ぶりに入部し、廃部の危機を乗り越えましたが先月1名の3年生が引退し非常に厳しい状況が続いていました。そんな中、前地くんは昨年のオープンハイスクールでゴルフの体験をして「楽しかった!」と入学前からゴルフ部への入部を決意。お父さんからゴルフクラブを譲ってもらい、部員が少なかろうが関係なく意欲的に頑張っています。志水くんは入学後、なんとなく「やってみようかなぁ」と入部を決意し学校にあるクラブで見様見真似で取り組んでいます。二人とも物静かで、さほど会話することなくまさに黙々とアプローチ練習に励み、ボールをすべて打ち終えたらボール集めをします。ゴルフの魅力について聞くと、前地くんは「クラブにヒットした時の音がスカッとして気持ちいい」と言えば志水くんは「思い通り打てた時は爽快感がある」と語ってくれました。
 これからのゴルフ部を支える二人に心からエールを送ります。これから暑くなりますが、継続した練習で力をつけてくださいね。

 
 
 

SDGs持続可能な米作りを目指して【50回生】

 5月27日(金)に小中高合同田植えを実施して3週間が経過しました。この間、私も米作りに携わる1年生の生徒たちも何度となく水田に足を運び、水管理をしたり苗の成長を見守っていますが、イネは順調に生長を遂げています。分げつも始まり、ヒョロヒョロだったイネ苗もかなりガッチリとしてきました。今後も生徒たちの手で毎日の水管理を行い、愛情をもって育てていきます。
 さて、田植え前にもJAハリマの井口尚洋先生、衣笠嘉晃先生に講義をいただいたり田植えの際もお手伝いをしていただきましたが、本日2回目となるイネの特別授業のためご来校いただきました。今日のテーマは「農業のSDGs」。私たち人間が生きていくために農業は最も大切な産業ですが、効率の良い農作物を追求するがゆえに豊かな自然環境を破壊している実情があります。代表的なものに、化学肥料や農薬が挙げられますが、それ以外にも多くのプラスチックやビニール資材を大量に使用し廃棄しているのです。そうした、農業における現状と課題を農業普及の立場からお話いただき、生徒たちは真剣に話に聞き入っていました。今、私たちが出来るSDGsとして、お米作りを題材にして今後の授業で探究活動を継続させていきます。最後は、恒例となった農業クイズをチーム対抗で行い、Tシャツやタオル等をゲットした生徒たち…今日も楽しく農業を学ばせていただきました。井口先生、衣笠先生、今日はありがとうございました。今日のお話をきっかけに、人と環境に優しいお米作りの学びを深めていきます。

 
 
 
 
 
 

夏に向け本格始動!!【硬式野球部】

 梅雨入りですね~っ。今日も雨こそ降らなかったですが、湿度が高くムシムシとした陽気でアジサイが喜んでいるように見えました。気温がさほど高くない事が救いでしたが、これから待ち受ける夏本番に向けて睡眠不足等ないように、熱中症等に気をつけながら学校生活を過ごしていきましょう。
 さて、今日は久々に放課後グラウンドに繰り出し、硬式野球部の練習風景を間近で見ました。世良優和くん(3年・一宮北中出身)がマウンドに上がり投球練習を開始…、恐ろしいほどの剛速球がキャッチャーミットめがけて投げ込まれていきます。「ナイスボール!」キャッチャーの竹添壱星くん(1年・山崎南中出身)が、様々な球種をがっちりと受け止め投げ返します。そして、順にバッターが打席に立ち実戦さながらの練習が行われていました。守備につく選手もピッチャーにポジティブな言葉を投げかけ、守りの中にも一体感があり高校球児の爽やかな姿が見られ見ていて気持ちよかったです。
 先日の抽選会の結果、夏の大会の1回戦は7月13日(水)に第2シード校の西宮東高校と対戦することが決まっていますが、対戦相手が決まりこれまで以上に気合が入っている印象を持ちました。「いいぞ、いいぞ!!」相手が強かろうが関係なく、しっかりと前を向いて練習をこなす生徒たちを逞しく思いました。学校の規模も野球部員の数も敵いませんが勝敗はやってみなければ分かりません。本校の力が十分に発揮され、素晴らしい試合となることを願っています。頑張れ、硬式野球部!!

 
 
 
 

ゴルフセンス抜群の一年生【50回生】

 今日は一日中、雨が降り続き肌寒い一日でした。関西地域でもいよいよ梅雨入りですね。文化祭と映画祭が無事に終了し、本日からまた通常授業となりましたが、未だ11日(土)の素晴らしい2つの行事の余韻が私の頭から離れません。しかし、生徒も私たち教員も余韻にひたる時間はなく、気持ちを次の目標や課題に向け再スタートを切らねばなりません。3年生は進路に向けて、卓球部は週末の県国体予選会に向けて、ライフル射撃部は週末の近畿大会に向けて等、それぞれの目標に向け舵をきってください。そうそう…、硬式野球部は本日の抽選会で1回戦の対戦相手が決まりました。第2シード校の強豪西宮東高校が対戦相手となりましたが、ひるまず前へ!!残された時間で、最大限の練習を積んで来るべき日に向け準備してほしいです。
 さて、今日はあいにくの天候でしたが1年生アクティブ(ゴルフ)は、予定通り千草カントリークラブにて実践練習を行いました。ドライビングレンジで林良民ティーチングプロからゴルフスイングについて入念に説明を受けた生徒たち…、そのスイングのふり幅でボールがどの程度飛ぶのかを自分の体で覚えるよう指導を受けました。生徒たちは林プロの話をしっかりと聞いた上で、その感覚をつかんでいました。見ていて感じたのは、非常にボールの捉え方が上手く、素人の目ながらにもセンスの良さを感じる生徒が多かったです。アプローチ練習の後半からは約15m先にオレンジ色のカゴを設置し、「この中にボール入れたらジュース1本や!」と絶対に無理だと思い生徒に伝えると、生徒たちは目の色を変えて必死にアプローチ練習に取り組んでいました。「あぁ、惜しい!!」と何度もズッコケる生徒もいながら楽しくレッスンを終えました。結局、無理だと思っていたホールインワンを3名の生徒が達成し、生徒たちの上達の速さに驚かされました。「やられたぁ…」と思う反面、生徒たちの貪欲な姿勢に非常に嬉しかったです。本校の生徒は、素直で指示されたことを黙々とひたむきに取り組める資質が備わっていますが、今日もそんな生徒の様子が垣間見れました。次回は、また難易度を上げていきたいと思います。

 
 
 

生徒の想い奇跡呼び込む…【こくう映画祭2022】

  「こんなドラマのような出来事が起きるのだろうか!?」
  いや、「これはアンビリーバボーに投稿したいくらいドラマチックな映画祭ではないか!?」と私は思うのです。
 映画祭の前日、校長先生や事務長さん、生徒会担当の大田先生と4人で映画祭に関する最終打合せをしました。映画祭当日は午後から雨が降る予報の中で、第2部(18:45~)のグラウンドでの実施の有無が内容の中心になりました。私は、観客だけでなく無償提供いただいている大型スクリーンやプロジェクタが雨に当たることは避けなければならず、正直「グラウンド開催は難しいのではないか」と考えていました。しかし、校長先生や大田先生はギリギリまでグラウンド開催の可能性を探ろうとグラウンドでの実施を諦めていませんでした。「カッパを持参してもらおう」そして、「地べたに座れる状況が難しければ体育館のパイプ椅子を持って出てもらえばいい…」、「車の中から見てもらってもいいじゃないか」校長先生のポジティブなアイデアが私の気持ちを前向きにしてくれました。東京から前日入りされた音響関係の担当者も、「一度設置すると移設に時間がかかるので変更は難しい」として雨に当たらないよう工夫して設営することを考えてくださいました。そして、大型スクリーンと高性能プロジェクタを無償提供いただいた(株)オーエスエムさんも、商品が雨に当たるリスクを背負いながらグラウンド設営に協力してくださいました。昨年9月から生徒会執行部の生徒たちが、自ら交渉し準備を進めてきた「こくう映画祭2022」。体育館で実施するのは簡単だけど、「生徒たちの想いに答えたい」、「夢を叶えてあげたい」という気持ちが少々雨が降ってもグラウンドでやるという決断に繋がったのです。
 私は文化祭の最中に何度もスマホで雨雲レーダーをチェックしましたが、刻一刻と変化する雨雲にずっとハラハラドキドキしていました。昨年度からちくさ未来会議の場で生徒たちの映画祭に向けた想いを聞いてくださっていた地域の方々が、「何か手伝わせてほしい」と校内の駐車場整理を一手に引き受けてくださっていました。その方々も、私たちと同じ想いで「なんとか持ちこたえてくれ~」と祈るような気持ちで任務に当たってくださっていました。
 強い雨こそは降らないものの、降ったり止んだりを繰り返す天候に不安を抱いていた瞬間、ちょうど映画祭(2部)がスタートする10分ほど前に一瞬、太陽の日差しが千種町に降り注ぎ、グラウンドに設置された大型スクリーンの後ろに虹がかかったのです。「信じられん?こんなことある?」私は目を疑いました。生徒会執行部の生徒たち、私たち関係者の想いが天に届いたのだと思います。ありがとう!お天道様!映画が始まるころには、雨は上がり予定通りグラウンドでの野外映画祭ができました。
 太陽が沈み完全に日が暮れた19時30分以降は、電飾でライトアップされたグラウンドにくっきりと美しく映し出された特別な映画が…見たことのない幻想的な光景がグラウンドに広がりました。上映後は、観覧者全員で記念写真を撮り、大きな拍手のなか映画祭の幕を閉じました。観覧された多くの方々の「すごく良かった!」、「素敵な企画をありがとう!」と感謝の言葉が絶えません。本当に素晴らしい映画祭となりました。
 文化祭と映画祭の2つの大イベントを最後までやりきった生徒たちを、私は心から誇りに感じました。本当にお疲れさん、この週末はゆっくりと休んでほしいです。映画祭開催にあたり、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。今後とも、千種高校を応援してくださいますよう、よろしくお願いいたします。