千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

速報!スキー全国IH(2日目)

 2日目の結果を首を長~くしながら待っていましたが、たった今現地から情報が入りました。今日は、クロスカントリー競技5km(クラシカル)が行われ、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が97位、越乢凜さん(3年・千種中出身)が100位でゴールしました。昨日のフリーに続き昨年の同大会のタイム、順位を大きく上回る好成績でした。雪が降りしきる厳しいコンディションの中で、極度の疲労と緊張の中よく頑張ったと讃えたいです。
 二人の3回目の全国IHは終わりました。しかし、この後少し休んで秋田国体、そのまま移動して全国選抜大会(長野県)とまだまだ全国の舞台での試合は続きます。今回の経験を是非とも次のレースに活かしてほしいです。ひとまずお疲れ様でした。よく戦い切りました。胸を張って千種へ帰ってきてください。
 詳細結果は以下のとおりです。
【クロスカントリー競技(クラシカル)5km】
 97位 池部黄那 25分19秒 ※参考(昨年)120位 34分28秒
100位 越乢 凛 25分41秒 ※参考(昨年)108位 28分03秒

 
 
 

速報!スキー全国IH(1日目)

 本日より、岩手県八幡平市で第71回全国高等学校スキー大会(全国IH)が開幕しました。女子クロスカントリー競技5km(フリー)が行われ、越乢凜さん(3年・千種中出身)が96位、池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が97位と大健闘しました!記録面でも、一昨日のタイムトライアルで記録した自己ベストをさらに大きく更新させました。この一年間で彼女たちが確実に成長出来ていることが実証され嬉しく思います。そして、3年生の卒業間際まで自己を磨き上げ、ここ一番で力を発揮した二人に大きな拍手を送りたいです。本当によく頑張りました!
明日は、同じく5km(クラシカル)に出場します。今日の疲れをしっかり抜いて、明日も自己記録更新を期待しているぞ!!
 詳細な結果は以下のとおりです。
【クロスカントリー競技(フリー)5km】
96位 越乢 凜 21分47秒  ※参考(昨年) 114位 24分08秒
97位 池部黄那 22分08秒  ※参考(昨年) 121位 28分41秒

 
 
 
 
 

温かい心、世界に届け!【48・49回生】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)とよく冷え込んだ上に、約10cmの積雪があり足元を気にしながらの登校となりました。そんな凍てつく寒さが続く千種町ですが、今日は心が温かくなる話題をお届けします。
 1月22日(土)に市内3カ所の道の駅で販売した児童生徒が育てた金賞米の売上金ですが、1学年の生徒の発案によって特定非営利活動法人ピースウインズ・ジャパンに全額寄付することとしていました。しかし、ただお金を振り込むだけでは少し味気ないので、1学年の村上先生が交渉を重ね「生徒から手渡ししたい」と先方に想いを伝えました。すると、「是非、行かせてもらいます!」と返答をいただき、先週金曜日に講演会&寄付金寄贈式が実現したのです。
 本部のある広島県から田邊圭さんにご来校いただき、最初にスライドを用いてピースウインズ・ジャパンの様々な活動内容(災害支援・コロナ支援・動物保護活動など)について紹介を受けます。国内外を問わず飛び回り、困っている人に手を差しのべる活動に生徒たちも真剣な表情で聞き入っていました。講演会後の質問タイムでは、「言語の違う海外での対応をどうするのか?」、「技術をもった人員の確保をどうするのか?」、「資金調達はどうなっているのか?」等、驚くほど質問があり生徒たちの関心度の高さが伺えました。お米作りに取組んできた生徒たちの様子を動画で紹介した後、最後に1学年を代表し委員長の森下紗羽さん(波賀中出身)から売上金(70,401円)を田邊さんに手渡し、会場は大きな拍手に包まれました。田邊さんも「様々な寄付金の形はあるが高校から直接いただくのは初めて…、皆さんの気持ちを職員に必ず伝え大切に使わせてもらいます」と感動されていました。
 1学年の米作りから始まる一連の総合的な探究の時間は、この行事をもって完結しました。金額はわずかですが、生徒、教員、そして田邊さんの想いが一つになり素晴らしい時間が過ごせたことを嬉しく思います。田邊さん、遠方からお越し下さり、本当にありがとうございました。
 
 
 
 

全国IH公式練習を経て…【スキー部】

 北京オリンピックが開幕し、様々な競技がテレビで放送されています。私もコロナ感染への警戒もあり、この週末は外出を控え自宅で観戦していますが、本校生が出場する岩手IHもいよいよ公式練習を経て明日から開幕します。3回目の全国IHへ挑む越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)の二人はクロスカントリー競技に出場しますが、現地から公式練習の様子が届きましたので紹介します。
 公式練習は、実際の競技コースを指定された時間内、自由に練習できるよう設けられており、コースの特性や雪質の感覚などを確かめるため行われるものです。二人は、2月3日(木)から日中はこの公式練習を繰り返しているようです。全国から集う強豪選手らと共に同じコースで練習でき、多くの刺激や技術を得る機会でもありとても重要な練習です。昨日は、フリー(5km)のタイムトライアルを行い、越乢凜さんが23分14秒、池部さんが23分41秒と非公式ながら自己ベストを更新しました。スゴイ!確実に力がついていますね。ただ心配なのが、連日の練習により体の痛みや疲労の蓄積がある点です。宿舎に戻ってからも、夜遅くまでワックスルームと呼ばれる部屋でスキー板の手入れを行っており、「練習」+「板の手入れ」で連日クタクタのようです。
 明日の競技本番に向け、今日は軽めに調整して体をケアし、少しでも良い状態でレースに臨んでもらいたいと思います。越乢さん、池部さん、寒波襲来でコンディションも厳しいと思いますが、自己ベスト目指して頑張ってください。応援しています。

 
 
 

隠れた才能【49回生】

 今週もあっという間に金曜日となりました。充実している証拠なのでしょうか?年をとったからでしょうか?時間の経過が早すぎて驚きます。私は日曜日の夜、バナナマンの「せっかくグルメ」という番組をよく見ます。先週は姫路市で収録されたものが放送がされて、「そこは焼肉じゃなく、アナゴだろ!!」と一人でツッコミましたが、この番組を見ると「もう一週間経ったんだ…」と思わされます。平等に与えられる時間ですが、時間経過の感覚は人それぞれ…、生徒の皆さんはどんな風に感じているのでしょうか?
 さて、今日は1年生の「総合的な探究の時間」の授業の中で楽しいイベントが行われていました。一年間かけてお米の生産から販売、活用方法などを中心に取組んできた授業ですが、今日はオセロ大会…。リラックスしてクラス間の交流を図ることが目的のようです。たまには、こんな時間もいいですよね。また、単純な遊びのようでオセロに勝つためには様々な戦術や先を読む力を要します。そんなオセロの最強王者が一坪小春さん(千種中出身)です。1年生の中でまだ誰も勝った生徒はおらず、相手に1枚も取らせない完封勝利をする時もあるそうです。今日も、男子生徒3人(実際は1人ですが、2人に助言を受ける)を相手に圧勝していました。淡々とオセロに向かう姿勢、「自分がどこを取るかでない。相手にどこを取らせるかだ!」という一坪さんの名言に貫録すら感じました。