「歳月人を待たず」と言いますが、月日が経つのは本当に早い…。今日は3学期の終業式、令和4年度を締めくくる一日となりました。終業式の校長式辞では、松浦校長先生が昨日のWBCで優勝した日本チームに触れられ、日本中を幸せな気持ちにしてくれた日本チームを讃えられました。その上で、あえて負けたチームにスポットを当てられ、惜しくも敗れたアメリカ、メキシコ等のチームが「どれほどの悔しさを感じたことだろう」と生徒に投げかけられました。悔しいという感情は一生懸命努力をして、その上で出来なかった人が味わうこと…、昨年ライフル射撃の県大会で2位になりながら「悔しい」と涙を流した猶原さん、あと数点で全国大会に届かなかった田中くん、硬式野球部が3-1で勝っていて逆転負けしたこと等を取り上げられ、「資格取得など学習でも同じ、そうした悔しさを高校時代に味わってほしい」と訴えられました。そして、「上手くいかないことが多いが、柔軟に対応できる人になるために色んな経験を積んでほしい」とお話されました。
その後表彰伝達では、簿記実務検定3級合格者、情報処理技能検定1級、準1級、2級、3級合格者、漢字検定2級、準2級、3級合格者の表彰が校長先生から手渡されました。特に、情報処理技能検定1級で満点合格を果たした田口恭子さん(2年・千種中出身)は、8月の全国パソコン技能競技大会への出場権を獲得し、今後の活躍が期待されます。生徒指導部長の高橋先生からのお話でも、WBCで不振だった村上選手に触れられ「失敗や悔しい経験は生きていく力になる。その感情を得るために色んなことにチャレンジしてほしい!」と投げかけられました。そして、「本校職員もチャレンジしました」として、千種高校の村上様(村上先生)が苦手なマラソンに挑戦し、見事に歩くことなく完走した動画を鑑賞しました。苦手なことにあえてチャレンジする村上先生の姿を生徒たちは真剣に見ており、私も感動しました。
生徒の皆さん、明日から春季休業となりますが、校長先生や高橋先生からのメッセージを頭の片隅に置きながら充実したものにしていきましょう!私も新たなチャレンジを心に秘め、頑張っていく決意です。
今朝の千種町は11℃(午前7時時点)とすでに暖かかったですが、日中は気温がどんどん上昇し暑さを感じる陽気となりました。三室山の山頂付近の残雪もほぼ見えなくなり、桜の蕾も大きく膨らんできました。今日はWBCの決勝戦が行われ、世界一をかけた戦いに世界中が注目していた日でした。勤務時間中の試合だったので、私も途中経過を時々耳にしながらソワソワしながらの午前中でしたが、日本チームが最強と言われていたアメリカチームを見事に下し優勝…、その瞬間は見れませんでしたが日本チームの活躍に感動と勇気をもらいました。パワーや技術の差はわずかでも「諦めない気持ち」、「勝ちたい気持ち」が相手チームを上回ったチームワークの勝利だと感じました。次元は違いますが、私たちも同じ目標に向かって教職員が一つになること、生徒や教職員を信じること等、今回のWBC日本チームの戦いから学ぶべきことが多くありました。100%の力を出し切ることが出来た日本チームに心から敬意を表したい気持ちです。
さて、この冬も大雪の影響でグラウンドでの練習が全く出来なかった硬式野球部ですが、3月以降はようやくグラウンド練習が出来るようになり、生徒たちの元気な掛け声が聞こえるようになってきました。硬式野球部では、3月29日(水)から始まる春季高校野球西播予選会に向け、練習試合を挟みながら実践練習を積み重ねています。今日も守備練習をはじめ元気に練習に励む部員たち…、春一勝に向けてひたむきに頑張っています。初戦は、3月31日(金)ウインク球場にて龍野高校と対戦します。ご声援、よろしくお願いいたします。
昨日の話題で申し訳ありませんが、昨日2~4限に「進路ガイダンス」が行われました。3~4限は各分野の大学、短期大学、専門学校、大学校にお集まりいただき、分野別ガイダンスが行われたのですが、2限には、各分野で活躍する卒業生をお招きしてのトークセッションが行われました。私は毎年、このトークセッションを非常に楽しみにしているのですが、今年のメンバーは私が千種に赴任した時の3年生であり、1年間とはいえ思い入れのある卒業生たちなので特に楽しみに聞かせてもらいました。
そのメンバーは、大田美音さん(大学生)、千本達也くん(専門学校生)、宮本晧稀くん(市役所勤務)、北川未来さん(市内会社勤務)、垣内夢玖斗くん(市内会社勤務)の5名で、学年主任だった筏先生の熱く軽快な司会のもと、卒業して2年経過した今、高校時代の振返りや今の進路に至った経緯、実社会に出て感じていることやアドバイス等を後輩たちに向け語っていただきました。実体験に基づいた先輩方の言葉は非常に重く、深く、もちろん1,2年生はメモを取りながら真剣な表情で話に聞き入っていましたが、私たち教員は発言から見られる成長した姿に感慨深いものがあり、危うく涙が出そうになりました。
小中学校で不登校を経験したが、千種高校の46回生との出会いと打ち込んだ部活動が自分を変えてくれた。自分から主体的に動くことが大切だと語ってくれた人。入社して数か月で本気で「辞めたい」と思ったが、困ったときに立ち止まり色んな人に話を聞いてもらい立ち上がることができた。逃げずに頑張ってほしいと語ってくれた人。就職したら全員が先輩になるので、先輩についていくこと。同じことを何度も聞くことは失礼なことなので、メモをとり同じ動作を復習するようにすることが大切だと語る人。高校時代に学校以外の場所で多くの人と関わった経験が、とても重要で就業体験をきっかけに進路が開けたと語る人。そして、共通していた話題は「人間関係」で、困ったときに相談し合える信頼できる仲間を大切にしてほしいと多くの先輩が語ってくれました。
今日の話は後輩たちにどのように響いたでしょうか?もちろん、まだ社会経験のない高校生で私たち教員と感じ方は違うでしょうが、同じ環境で学んできた直属の先輩からの言葉は胸に突き刺さるものがあったのではないかと思います。46回生の皆さん、今日は素晴らしい話を本当にありがとう!久しぶりに元気な顔が見れて勇気をもらいました。今後も様々な困難が待ち受けているかも知れませんが、是非頑張ってください。応援しています。
昨日夕方17時からのサンテレビ「キャッチプラス」をご覧いただけましたでしょうか?本校のライフル射撃部が、部活紹介のコーナーに生出演しTVデビューを果たしました!15時頃に、サンテレビスタッフとリポーター役のハイアウトのお二人が来校されると、打ち合わせやリハーサルが行われ、私は出演もしないのにドキドキしました。
本番では、練習場である被服室にハイアウトの二人が登場するシーンから始まりますが、部員たちがわざとらしく筋トレ等をしている姿に大爆笑してしまいました。そして、卒業生の猶原さん、藤原さんがライフル射撃の腕前を披露…、カメラが回っていても見事な得点をあげ、的確なコメントを述べていました。次に、副主将の小松煌くん(2年・千種中出身)が軽快なトークで競技説明をし、ハイライトの二人に負けない柔軟な堂々たる話しぶりに頼もしさを感じました。最後は、主将の藤井大樹くん(2年・山崎東中出身)がハイアウト石井さんがライフル射撃初体験ながら7.0の高得点をマークする展開にも動じることなく、10.0と本領を発揮しその力を見せつけました。そして、「来年度の目標は、全国大会出場です!」と力強く宣言してくれました。
いやぁ、スゴイ!!大人しい生徒が多いため、きちんと対応できるか心配していましたが、生徒たちはカメラが回っていても堂々たる姿で千種高校ライフル射撃部をしっかりPRしました。本当に立派だったと思います。サンテレビスタッフの皆さん、リポーターのハイアウトさん、昨日は大変お世話になりました。この取材を励みに、ライフル射撃部員は、来年度も頑張ってくれることと思います。※写真は主にリハーサルの様子です。
今日も一日を通して雲一つない青空が広がり、春本番を感じさせる陽気となりました。職員室にいても中庭から小鳥のさえずりが聞こえるようになり、暖かな日差しを受けて喜んでいるかのようです。
さて本日は後期球技大会があり、男女とも「バスケットボール」が行われました。見ていて感じたのは、「隠れバスケットボール経験者がたくさんいるんじゃないの?」と思うくらい技術レベルが高く、息の合ったコンビネーションでボールを回し、どんどん得点を積み重ねていきます。シュートが決まるとガッツポーズしたり、ハイタッチしたりと仲間を讃え合い、見ていて非常に清々しかったです。一番嬉しかったのは、運動が苦手な生徒たちも全力でチームのために頑張っていること。どんなに得点差があっても諦めたり、投げ出したりすることなく、時間いっぱいプレイしていることでした。こうした姿は、学校生活の中で随所に見られますが、千高生の本当に素晴らしい所だと改めて感じました。
明日は進路ガイダンス、明後日は百人一首大会と今週は様々な行事が目白押しですが、3学期も残すところ一週間です。今日から三者面談も各学年で行われるようですが、1年間を振り返りつつ、次の学年に向けた明確な目標を定める学年末にしてもらいたいと思います。上位チームは以下の通りです。生徒の皆さん、お疲れ様でした。
男子優勝 1年Aチーム 女子優勝:2年Aチーム
Since 2012.3.7
2022/7/22 3,283,369