学年・専門部

2022年11月の記事一覧

「産業社会と人間」スピーチ講座

11月25日(金)の「産業社会と人間」は、大手前大学の鈴木先生にお越しいただき「スピーチ講座」を実施しました。この授業の目的は、スピーチの技法を知り、スピーチにより自分を表現する方法を知ることです。

講義では、いいスピーチとはどういうものかを知り、原稿の書き方を学びました。

スピーチのポイントは、自己開示と、個人的なことからいかに社会的なことへ話を進められるかということでした。

次回から生徒たちは「わたしの夢」をテーマに原稿を作成し、クラス発表から学年発表へと向かっていきます。

 

 

人と自然科 農業クラブ 新しい農業を目指す高校生等の集いに参加しました

 11月17(木)四季の森生涯学習センターにて、第57回新しい農業を目指す高校生等の集いが開催され、有馬高校人と自然科からも14名のクラブ員(生徒)が参加しました。

 この事業は県内に11校ある農業学科を持つ高校、そして兵庫県立農業大学校の生徒が集い、地域で先進的な取り組みを行っている農業経営者からの講演、さらには各分科会に分かれ、先輩農業者を囲み質疑応答・討論を行うことで将来の進路に生かそうという会で、県内から就農や農業関連産業への就職に興味を持っている生徒が160人以上集まりました。

 近年人と自然科には農業に興味関心を持った生徒が多く、卒業後の進路においても農業や農業関連産業への就職を目指した、4年生大学、農業大学校への進学が多くなっています。

令和3年度人と自然科卒業生 進路実績はこちら.pdf

 開会式では兵庫県学校農業クラブ会長挨拶の後、会場のある丹波篠山市長や兵庫県農業青年クラブ連絡協議会の会長様からの励ましの言葉を頂きました。

 開会式の後、さっそく先進農業者からの講演です。『新たな挑戦がパワーの源~丹波篠山・今田町の魅力発信~』と題し、(株)夢こんだ取締役 大内正博さんよりお話をいただきました。現在はコシヒカリなどの食用米や飼料米、加工米などの水稲、そして黒大豆・黒大豆枝豆を中心に約65ha経営されています。

 ご自宅が農家だった大内さんは2004年に親元に就農。当初は効率化を目指すやり方について父親から反対があたようですが、少しずつ実践し認めてもらったとのこと。そして2008年に株式会社丹波篠山大内農場を設立されました。県内各地の視察などで見聞を広め、観光バスとのタイアップでたくさんのお客様に農場に来ていただくことができたとのことです。これからも信頼・ご縁を得て規模拡大を目指されており、観光いちご園にも挑戦されるそうです。ワンランク上のことに挑戦する意欲に生徒は刺激を受けたようです。

 午後からは分科会です。水稲・黒大豆、水稲・黒大豆(雇用就農)・ブルーベリー(加工)、畜産・果樹、新規就農の5つの分科会に分かれ、先輩農業者との座談会を行いました。

 生徒は自分が興味のある分科会に分かれて参加。座談会では技術的な話はもちろん、収入や経費など経営に関する本音の具体的なお話もいただくことができました。全ての分科会の先輩農業者に共通していたことは、農業についてこだわりと熱い情熱を持っていること。『農業は自らが考えた技術力が品質に直結しやりがいを感じる仕事』『就農前にしっかり事業計画を立てることが大切』『人の話を聞き、情報を集め、とにかく自分で経験し、時には人を頼ることが大切』などなど、農業だけでなく普段の生活にも当てはまるアドバイスをたくさんいただくことができました。

 

 分科会の後は全体会。各分科会の報告、兵庫県立農業大学校や森林大学校の紹介、新規就農に向けた兵庫県のサポート体制などの紹介がありました。そして最後は参加者全員で、FFJの歌(全国の農業高校生が歌える歌)を清聴し、大きな拍手の中閉会を迎えました。

 

 参加したみなさん。充実した1日となりましたか。将来の進路実現にの参考にしてください。

 運営を担当していただいた篠山産業高校の皆さん。ありがとうございました。

防災ジュニアリーダーの取り組み(避難訓練)

11月21日(月)に避難訓練が行われました。

本校の防災ジュニアリーダーからの提案により、生徒には避難のタイミングを知らせず、

より実践的な形で避難訓練を行いました。

 

休み時間に警報が鳴り、生徒たちは放送を聞いて、自分たちで体育館前に集合しました。

集合後は防災ジュニアリーダーから、取り組みの報告が行われました。

 

続いて、消防士の方から「実際に災害が起きたときに、意識しなければならないこと」を教えていただきました。

今回であれば、火災を想定した避難訓練であったため、「どこで火災が発生したのか」を知り、逃げる方向を間違えないことが大切だと教わりました。

 

今後、いつ起こるかわからない災害に向けて、

防災ジュニアリーダーを中心に防災意識を高めていってほしいと思います。

福祉講演会(虐待とその予防について)

 11月21日(月)「生活支援技術」選択生徒に向けて、Office Kurihara の栗原先生より、「虐待とその予防」についてお話しいただきました。栗原先生は、今年度3回目の講演で、過去2回にはコミュニケーション法やセルフケアについてご講話いただいております。

 虐待とは、本人の生活困難状態を招いているものであり、本人のニーズが満たされていない状態をいうとの事で、身近な例では、「人の話を無視する状態」も該当するのだと学びました。

 虐待する側の心理として、イライラが募って、ということがありますが、ストレスは生理現象と同じで溜まっていくもの、それをいかに吐き出すことができるかが大切であると学びました。また、個人の問題ではなく、組織が虐待を生み出している例も教えていただき、意識を高く持つ必要があると感じました。

 後半には西宮市のPASネットの取り組みから、人権擁護について考えることができました。本人の意思を大切にすること、本人中心に周囲がサポートすること、なんでも本人のやりたいことを容認することが必ずしも良いわけではないなどたくさんのことを考えました。

 

前回同様、最後にはグループでシェアリングしました。知識・方法・技術を見直すこと、こころの傷は見えないということ、本人中心の支援を考えること、日常的な情報共有の大切さ、スーパーバイザー(経験ある指導者)の確保と活用についてなど、大切なことをたくさん知りました。仲間の意見を聞くことで、視野がますます広がっていったようです。3回にわたり、多くのことをご教授いただきまして誠にありがとうございました。

  

 

77回生 「産業社会と人間」ープロッフェショナルin有馬の新聞作り

11月18日(金)の「産業社会と人間」は、プロフェッショナルin有馬を振り返り、新聞を作りました。

各コースの講師の先生方について、インタビューの内容、インタビュー後の新しい発見、感想などをそれぞれのコースに分かれて協力して新聞に書き起こしていきました。

どのコースも創意工夫をこらして、美しく楽しい新聞ができあがりました。

完成した新聞は校内に掲示し、講師の先生方へお送りします。

次回は、2分間スピーチに先がけて大学教員による「スピーチ講座」を実施予定です。

 

☆76回生修学旅行4日目(人と自然科)

最終日は日の出前の朝食でした。

 

上原港の海は凪いでおり、とても静かな出港でした。西表島に別れを告げ、石垣島へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

石垣島では、石垣港周辺を自由散策しました。ショッピングモールがあり、多くの生徒がそこで買い物や昼食を楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石垣島に別れを告げて、飛行機で那覇へ。そのまま、飛行機を乗り換えて大阪空港へ向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人と自然科3年生チャレンジ教室「フラワーアレンジメント」全7回の講座が終了しました

5月10日(火)から始まった全7回のチャレンジ教室が、11月8日(火)に最終回を迎えました。

 

今回の授業では、季節に合わせ、クリスマスリースの制作を行いました。

 

まずは、生徒が見本で制作したクリスマスリースを見せながら、今回の授業内容を説明しました。

また、クリスマスやリースが持つ意味、使用する花材が持つ意味も説明しました。

例えば、リースは輪の形をしており、始まりも終わりもないので「永遠」のシンボルです。今回使用する花材のヒイラギには「魔除け」、ユーカリには「生命力」という意味があります。

  

説明が終わったら、校内で栽培したウンリュウヤナギを使用して、リースベースを作ります。

ウンリュウヤナギはヤナギ科ヤナギ属に属する樹木です。幹・枝・葉のどれもが捻じれる性質を持っており、フラワーアレンジメントで利用されることが多いです。

ウンリュウヤナギを巻き付けながらリースの形を作っていきます。きれいな輪になるように、生徒も一生懸命アドバイスをしました。

  

 

リースベースが完成したら、リースの飾りを選びます。学校で栽培しているユーカリやヒイラギ、クリスマスをモチーフにしたオーナメントなど、沢山の飾りの中から好きなものを選びます。

皆さんとても楽しそうに選ばれていました。

選び終わったら、いよいよリースに飾りを固定していきます。ワイヤーやグルーガンを使用し、仕上げていきます。

  

 

とても素敵なクリスマスリースが完成しました!

   

授業終了後、閉講式が行われました。最初に校長先生からご挨拶いただきました。

次に、生徒から受講生の方に修了書をお渡ししました。また、受講生の方々からチャレンジ教室を終えての感想をお話ししていただき、生徒からも受講生の方々への感謝の気持ちを述べてもらいました。

  

  

とても感動的な閉講式となり、最後に集合写真を撮影して終了です。

 

今年度チャレンジ教室を受講していただいた皆様、ありがとうございました。生徒の言葉に耳を傾け、一緒に作品制作に取り組んでいただけたことで、生徒自身の成長につながったと感じています。

これからも有馬高校の応援団として、見守っていただければと思います。

本当にありがとうございました。

 

☆76回生修学旅行3日目後編(総合学科)

≪学年レクリエーション≫

修学旅行委員を中心に、

ホテルの最終日の夜は学年レクで盛り上がりました。

ダンスに!!ダンスに!!漫才に!!ダンスに!!

歌とダンスに!!歌に!!

そして、修学旅行委員の名司会!!!

学校生活では見られない生徒たちの姿を見ることができました!

学年主任の昭和な「盛り上がっているかい?」から始まった

最後は、ビンゴゲーム大会!!豪華賞品をゲットしたのは誰かな??

1時間しか時間は取れませんでしたが、3時間分くらい楽しみました。

修学旅行委員さんお疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆76回生修学旅行3日目(総合学科③)

≪カヌー&トレッキング体験≫

西表島へ渡り、比内川河川敷から

カヌーとトレッキングでピナイサーラの滝つぼを目指しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆76回生修学旅行3日目(総合学科②)

≪マリンアクティビティコース≫

石垣市街を散策したあと、

石垣シーサイドホテルへ移動し昼食を食べ、

バナナボートやシュノーケリングなどの

ビーチマリンアクティビティをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆76回生修学旅行3日目(人と自然科)

昨晩は天気も良く、星空がきれいに見えたので、多くの生徒が星座や流星を観測しました。おうし座流星群としし座流星群のピークに挟まれていたので、生徒によっては何個も流星を見ることができたようです。

 

 

3日目は西表島の中央から流れ出る浦内川で,SUP(スタンド アップ パドルボート)やトレッキングを体験しました。

 

SUP体験では、ボートの上に立って下流域にあるマングローブ林の中を散策しました。生徒たちは、最初はボートの上に立ち上がることもやっとでしたが、後半はボートを乗りこなしていました。マングローブの植物を間近で観察したり、ボートで競争したり、水遊びしたりして有意義な体験ができました。

 

 

トレッキングでは、島の中央付近に位置するカンピレーの滝を目指して川に沿いながら山歩きをしました。ぬかるみや段差、急斜面を通ることも多く、前後でしっかりと声掛けをしながら協力して歩いていきました。途中には沖縄固有の動植物も多くいて、観察することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜にはナイトウォークを体験し、イリオモテヤマネコを探しに夜の西表島を散策しました。残念ながらイリオモテヤマネコには出会えませんでしたが、多くの固有の動物に出会え、貴重な体験ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆76回生修学旅行3日目(総合学科①)

≪伝統文化体験コース≫

石垣焼の作成を窯元で体験しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、ミンサー織り体験!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川平ガーデンで「沖縄そば」を食べて、

最後は、やいま村!人と自然科も一日目に行ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柳楽先生の大好きなリスザルがたくさんいました!!

☆76回生修学旅行2日目(総合学科)

修学旅行(総合学科)2日目

由布島観光(水牛車乗車)では、

西表島から水牛車にのり、三線の歌を聞きながら

進んだ先にある小さな楽園”由布島”を満喫しました!

昼食のお弁当も、マンタの浜のジェラートも美味しかったです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲間川マングローブクルーズでは、

日本最大級の面積を誇る仲間川のマングローブ林をクルーズ船で観賞しました。

仲間川には、日本最大のサキシマスオウノキや、

西表では東部地区にしか生えていない種「マヤプシキ」や

世界に3ヶ所しかないヤエヤマヤシ群落のひとつ

「天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群落」など、

貴重な自然を見ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竹富島自由散策では、

少し時間がなく竹富島を満喫できませんでしたが、

竹富島はサンゴ礁が豊富にあり、白い砂浜、青い海!

それだけでなく、伝統的な赤瓦屋根の集落や、“星砂”が有名なビーチ

など、沖縄のあたたかさがギュッと詰まったところ!!

 ぜひ大人になって、また訪れたいですね。

 

 

 

 

 

人と自然科 全国豊かな海づくり大会作文コンクールにて環境大臣賞を受賞しました

 テレビ・新聞でも報道されていましたが、11月12日(土)~13日(日)明石市を中心に、「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~」が開催されていました。この大会行事の一環として実施されていた作文コンクールに、人と自然科の農業クラブの生徒が挑戦していましたが、審査の結果2年生U.Mさんが『環境大臣賞』に選ばれました。また同じく2年生A.Kさんも『入選』を果たしました。

 「全国豊かな海づくり大会」は、水産資源の保護・管理と海や河川・湖沼の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて、水産業の振興と発展を図ることを目的に、毎年各地で開催されている国民的行事です。今年は兵庫県が開催県を務めました。初の2回目の開催となります。

 第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~公式HPはこちら

 11月13日(日)には明石市民会館で表彰式が行われ、U.Mさんも参加しました。(残念ながら会場の中の撮影は一切禁止でした。)

 作文の中でU.Mさんは、海の豊かさと自身が学んでいる農業との密接なつながり、そして『魚つき林』という森林と海とのつながりについて述べ、

『日々の暮らしの中で、山森里海のつながりに意識を向け、自然を考えた行動をすることが大切。そして農業を学ぶ私も、森は森、海は海、という自分の中の固定概念を壊して、川や海とのつながりを大切にし、視野を広げて農業を志していきたい』

と言うメッセージを作文の中で込めていました。

 ちなみに表彰式の後には関連行事として、主魚種の稚魚等の放流や、漁船による紹介航行が行われ、その様子が放映されていたNHKには拍手しているU.Mさんがしっかり映っていました。

 環境大臣賞を受賞したU.Mさん。入賞したA.Kさん。おめでとうございます。

 ちなみに・・・会場にはたくさんのプランタが並べられ、全国から訪れた関係者をおもてなししましたが、その一部は有馬高校人と自然科の生徒が装飾したものでした。

 第41回全国豊かな海づくり大会の会場装飾の一部を担当します に関する記事はこちら


 

 

☆76回生修学旅行2日目(人と自然科)

人と自然科の2日目は、西表島の最西端に位置する、陸の孤島と呼ばれる船浮集落に向かいました。

白浜港

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向かう途中、ジャングルクルーズを体験し、マングローブ林の中を通りました。 船浮集落では、集落の文化や歴史、産業について学んだあと散策しました。船浮集落の「イダの浜」では、珊瑚や貝がらを探したり、海で水遊びをしたり、景色を眺めたりと各々の楽しみ方をしていました。

ジャングルクルーズ

 

ジャングルクルーズ

  
船浮集落

 
ハガキ作り

 また、集落散策の途中でグラスボートに乗り珊瑚礁遊覧を楽しみました。珊瑚の他に、熱帯のカラフルな魚や大きなシャコ貝、ウミガメに出会えました。
イダの浜

 

 

令和4年度防災ジュニアリーダー活動について(年間活動報告会)

11月13日(日)に久しぶりの雨の中、神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにて1年間の活動報告会に行ってきました。参加人数135名と大変多くの学校から生徒が集まって活動報告を行いました。

 

報告会では、まず地区別の研修会の報告が行われ、その後、ポスターセッションで各学校のアクションプランの説明と報告を行いました。私たちは、来週実施する予定の避難訓練の企画と三田市役所危機管理課と北区の防災士の方からのお話で学んだ、備蓄と防災トイレの必要性、地域社会との交流(ハニーFMの出演など)について説明しました。他の学校のプランもお聞きすることもでき、他校での参考になる取り組みは、是非来年度本校でも実施したみたいと思いました。休憩を取ってから本来であれば夏休みの宮城県訪問で交流する予定であった宮城県多賀城高等学校の発表をオンライン形式で視聴しました。できれば現地で聞くことができればよかったのですが、震災後の活動報告は、様々な取り組みが、具体的、段階的に計画されていて大変参考になりました。神戸の震災時もそうでしたが、災害を経験したことがある人からの言葉は、重みがあり、今私たちが取り組まなければならないことを改めて知る機会になりました。

最後に各校より発表のあったアクションプランの良い点、改善点、今後の防災教育のあり方などを1~13班にわかれてディスカッションを行い、最後に班ごとの発表をしました。本校のように予告なしでの防災訓練や防災グッズをまとめた防災ボトルの開発、変わったところでは、防災ウォーキングやドローンを活用した避難経路の記録など多くの学校が集まったことで様々なプランを知ることができて、次年度の防災ジュニアリーダーでの方向性も見えたように思います。これからも”継続は力なり”で少しずつでも防災について知ってもらえる人を増やしていきたいと思います。