学年・専門部

2022年1月の記事一覧

令和3年度 人と自然科 課題研究発表会開催

 1月29日(土)清陵会館にて、令和3年度人と自然科課題研究発表会を実施しました。

 人と自然科3年生3単位(1週間に3時間)で展開されている課題研究という授業は、人と自然科在学中に農業や環境について学んできた知識や経験をもとに、生徒自ら課題を設定し、計画、実施、評価反省する科目です。その集大成である課題研究発表会。当初は1月中旬に実施予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大のためクラスが自宅待機となり延期となっていました。そして本日、人と自然科3年生一クラスだけに限った登校日するなど、感染リスクを最小限に抑えた形で実施しました。

 発表前は緊張が張り詰めた空気の中、皆自分で準備した原稿を手に最後の練習に余念がありません。

 

  まずは校長先生からあいさつをいただきました。

 

 人と自然科卒業生の保護者からいただいたお手紙が紹介され、人と自然科の学びがこれからの人生で必ず生きてくるということ。そして今日ようやく実施することができた課題研究発表会の意義についてお話があり、全てを出し切って頑張ってください。と激励の言葉をいただきました。

 早速発表会開始です。

 

 人と自然科には環境、野菜、草花の3つの部門(コース)があり、1.2年生はすべての部門を学びますが、3年生になると各部門に分かれ集中的に学びます。そして今日は3年生が自分が取り組んだ研究をまとめ発表しました。本来ならば1.2年生の後輩の前で発表する予定でしたが、観客は農業科の先生プラス一部の先生のみ。寂しいですね。発表の様子はビデオに収めましたので、後日1.2年生は視聴できます。安心してください。

 それでは代表的な研究内容をいくつか紹介します。まずは環境部門

・中庭復活プロジェクト

・放置竹林農業廃棄物の有効活用

・バタフライピーの有効性とブドウを利用した6次産業化についての調査

・有馬山椒の保存と活用   ・・・・など

 興味深い内容ばかりで、他の発表を聞いている間も皆メモをとり真剣に聞き入っていました。

 

 次に野菜部門

・メロンの糖度は植物ホルモンで変わるのか

・残さを肥料に!~ムダを無くす一つの方法~

・塩水によってキャベツの糖度は変化するのか

・灌水で害虫を防止できるのか・・・など

 発表では新型コロナ感染予防のため、マスク完全着用はもちろん、発表台には遮へい板を設置、発表の間には換気を行い、発表ごとにマイクの消毒を行うなど、今できること全てを行いました。

 最後は草花部門

 

・フラワーアレンジメントを通した日仏交流

・ハーブによる防虫・消臭効果

・草花と睡眠

・廃棄される花の有効活用 ・・・など

 さすが専門的な内容を学んできた3年生。ユニークかつ、高度な研究内容でした。全体的に見ると、廃棄物利用や環境に優しい農法の新技術開発など、昨今のキーワードであるSDGs(持続可能な開発目標)に関する内容が多かったように思いますね。

 最後に3年生全員で集合写真です。(最後までマスクを外すことができない写真となってしまい残念ですが、発表会ができたことが何よりです。)

 3年間人と自然科での学習いかがでしたか?最後まで新型コロナウィルスに振り回され、様々なことが制限される中での学習活動でしたが、授業や実習はもちろん、農業祭などのイベントや地域でのボランティア活動など、今できることを真剣に、全力でやり遂げられましたね。特に昨年秋に開催された、第72回日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会意見発表会の大会成功は、皆さんの力が無ければ成し遂げられませんでしたし、皆さん自身も大きく成長することができたと感じています。

 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会運営頑張りましたの記事はこちら

 人と自然科での学び、経験を活かして次のステップでも頑張ってください。いつまでも皆さんを応援しています。

76回生1年1組(人と自然科)学校再開について

 1月25日(火)から28日(金)までの間、自宅待機の措置をとって参りましたが、31日(月)から通常通りの時程で登校とします。29日(土)~30日(日)の2日間も自宅待機期間としております。体温チェック・健康管理に努めるようお願いします。

登校再開日 1月31日(月)

 

75回生 2学年のみなさんへ その3

今日の体調はいかがですか?

朝夕、検温をして記録していますか?

規則正しい生活ができていますか?

 

今回の学年閉鎖中の課題を掲載しました。予定の時刻から遅くなってしまいすみません。

 

有馬高校ホームページトップ>学びの扉>通常時間割・考査時間割>75回生への連絡>

「75回生課題について(人と自然).pdf」「75回生課題について(総合).pdf」「自己PR(自己を知る).pdf」

 

体調の悪い人は、無理をせず体調の回復を優先してください。元気になってからできる範囲で課題に取り組んでもらえればよいと思っています。体調のよい人は、指示にしたがって課題に取り組んでください。もしも、手元に必要なもの(教科書、問題集、資料集等)がない場合は、できる課題から仕上げてください。感染予防という観点から学校まで取りに来ることはできません。不明な点は遠慮なく学校まで問い合わせてください。

 

体調の優れない人が早く元気になってくれることを願っています。

 

 

76回生1年1組(人と自然科)自宅待機の連絡

 1年1組の生徒の中で、新型コロナ感染症陽性者が出たため、新型コロナ感染症の感染拡大防止および生徒の健康保持の為、1月25日(火)4限目から28日(金)まで自宅待機とします。皆さんの健康管理を確認しながら、1月31日(月)を登校予定とします。

期 間:1月25日(火)~28日(金)

クラス:1年1組

自宅待機中はGoogle Classroomにて、連絡・健康管理・課題連絡をします。必ず確認するよう宜しくお願いします。

75回生 有高インターンシップ 三田市消防本部

1月19日と20日の2日間、三田市消防本部において有高インターンシップが実施されました。

オミクロン株の感染拡大が懸念される中、万全の対策で受け入れてくださった三田市消防本部の皆様に、心よりお礼申し上げます。

今回参加した生徒は、高校卒業後消防職を目指したいと考えている2学年男子2名です。

体験内容は、消防の仕事についての講話、庁舎見学、訓練式礼、普通救命講習、各種訓練等です。

担当教員が巡回した時の活動は、はしご車搭乗と高所救助訓練。

有高卒業生が一緒に搭乗。頼もしい姿に感激です。

圧巻の50m級!少しの風でもかなり揺れます。

そして、そのはしご車での高所救助訓練。

実際に救急車や消防車が出動する場面もあり、緊張感みなぎる訓練となりました。

この経験を今後の学校生活に活かして、三田市消防本部で働ける日が来るように、頑張ってほしいと思います。

三田市消防本部の皆様、本当にお世話になりました。

この活動は、三田市消防本部公式インスタグラムでも公開されてます。

 

75回生 2学年のみなさんへ その2

本日の健康調査にご協力いただきありがとうございます。

学年全体で、新型コロナ感染症陽性または陽性の疑いの人、発熱<37.0℃以上>のある人、咽頭痛<のどの痛み>頭痛のある人が多数という結果になりました。この状況を踏まえて、現在の自宅待機を1月31日(月)まで延長し、この期間を学年閉鎖とします。みなさんは、家庭にステイして感染防止と健康観察に努めてください。別途課題を連絡します(1月25日(火)13:00頃)ので、その指示にしたがって課題に取り組んでください。1月31日(月)朝に今日と同じような健康調査シートを配信しますので提出時刻を守って回答してください。

体調を崩している人が、早く元気になられることを祈っています。

現在健康な人が、体調を崩すことなく早く元気に登校できることを願っています。

今後の有高ブログ、Google Classroom、Classiによる連絡に注意してください。

75回生 2学年のみなさんへ

今週に入り2学年の生徒の中で、新型コロナ感染症陽性者や家族の中で陽性者が出たために自宅待機となる生徒が、数名出てきました。それにともない感染を心配して欠席する生徒が多数出てくる状況となりました。そこで感染拡大の防止と感染の不安を取り除くために、1クラスは本日より、それ以外の5クラスは明日より、1月24日(月)までの期間を自宅待機として健康観察を行うことにしました。この期間の注意と連絡事項は次のとおりです。

(1)1日2回検温して、もしも体調の変化があればすぐに受診してください。

(2)家の中でも手指消毒、マスク着用、黙食を励行してください。

(3)バランスの良い食事をとり、睡眠時間を十分に確保してください。

(4)1月24日(月)朝に健康状態チェックシートをClassroom,Classiで配信しますので、午前10時までに回答してください。

(5)その結果によって、1月25日(火)より登校できるか、自宅待機を継続するか判断します。登校日について1月24日(月)中に有高ブログ、Classroom,Classiで連絡します。

(6)今後の連絡は、有高ブログ、Classroom,Classiで行いますので注意しておいてください。

福祉講演会(発達障害の理解)

 1月19日(水)総合学科2年次「介護福祉基礎」選択生徒に向けて、「発達障害の理解」と題し、当事者である元村祐子さんにお越しいただきました。

 

 元村さんは4人のお子様がおられ、中には発達障害を抱える子もいる中で気づいたこと、自身のこれまでの経験を踏まえ発達障害について大変わかりやすく教えていただきました。見た目にはわからないけれど、たくさんの困難があるということを知りました。

 発達障害者が10人いれば10人とも特性が異なりますが、その根っこを辿っていくと、3つの特性にたどり着くということも教えていただきました。①社会性 ②コミュニケーション ③想像力 に課題があるということです。言葉を額面通りにしか受け取れない、応用が効きにくい、場の雰囲気を読み取れないなど一見気づきにくい問題なので、誤解されやすいそうです。

 発達障害を持っていても持っていなくても、自分がどのようなことに困るのか、それについて助けを求められるようになることが大切という言葉が印象的でした。お忙しいところ講演にお越しいただきありがとうございました。

 

冬季オープンハイスクール

昨年の12月24日(金)に冬季オープンハイスクールを実施しました。

講義棟で全体説明会を行った後に、総合学科と人と自然科にそれぞれ分かれて各学科ごとの説明会を実施しました。

今回総合学科では、中学生と高校生の座談会形式で行い中学生の質問に直接高校生が答えていきました。普段の学校生活や受験勉強のやり方など色々なことを直接聞くことができ、中学生の皆さんにも大変好評でした。

大変寒い中たくさんお集まりいただきありがとうございました。

福祉講演会(視覚障害について)

 1月18日(火)3,4限、総合学科2年次「社会福祉基礎」選択生徒に向けて、視覚障害当事者である西岡さんよりお話いただきました。

 西岡さんは60代に入る頃「まぶしくて涙が止まらない」という体験をし、眼科にかかった際「網膜色素変性症」であることが判明しました。遺伝性の難病だということですが親戚にそういった病気の人はいなかったそうです。日に日に見えにくくなる不安や恐怖は計り知れません。

 失明するかも知れない不安と闘いながら、その後の生活のため京都にあるライトハウスというところで、さまざまな研修を受けたそうです。白杖(目の見えない方が使用する杖)を使っての歩行やパソコンの操作について、点字の読み方、生活場面で必要な動作(料理の方法など)などさまざまなことを学ばれたそうです。目が見えなくなってからも太鼓や日舞をされ可能性を伸ばし続けておられます。

  

 「できないことはあるけれど、できることもある」「初めの一歩を踏み出すのはとてもしんどいけれど、半歩からでも前に進むことが大切」「これからたくさん悩むこともあるでしょうが、挑戦することを忘れないでください。」等たくさんのメッセージをいただきました。西岡さんお忙しい中お越しいただきありがとうございました。