赤高NEWS
11月11日に古典芸能(狂言)の芸術鑑賞会を実施
赤穂市立文化会館(ハーモニーホール)において和泉流三宅狂言会による芸術鑑賞会を開催しました。
会の開催に先立って、11月23・24日に明石市の兵庫県立弓道場で開催される近畿高等学校弓道選抜大会に出場する生徒の紹介が行われました。
本校の芸術鑑賞は、音楽、演劇、古典芸能と3年サイクルで実施していますが、今年は「笑いの世界文化遺産」の狂言を鑑賞しました。
一部では前田晃一先生による狂言の解説、盆栽を盗みに入った男とそれをからかう家主の掛け合いが面白い狂言「盆山」、狂言ワークショップとして男子生徒6名が講師の前田先生の指導で、腰を入れ、大きな声でセリフを述べる。すり足で歩く等の体験をしました。その後、会場の生徒が冠者役で、ステージの6人が主人役になり、掛け合いを行い、全員で狂言の演者になって古典芸能の楽しさに触れました。
二部は狂言「棒縛(ぼうしばり)」で、主人が留守の間に冠者たちに酒を飲ませないように棒で縛ったが、冠者たちは巧みに酒を飲み、酔ったところに主人が帰る喜劇ですが、主人が冠者たちを棒で縛る所作や冠者たちが酒に酔って主人の悪口を言っているときに主人が戻りしかりつける場面など、狂言特有の笑いを堪能することができました。
地元の調理グループの方と工夫メニューを
11月6日(水)4時間目の3年選択授業「フードデザイン」の授業で地元の調理グループいずみ会の皆さんと、進学後下宿での一人暮らしに備えて調理実習を行いました。
豚肉の生姜焼きとみそ汁を手際よくつくり、いっしょに食べました。
赤高だより(全日制)11月号を発行
11月1日 赤高だより(全日制)11月号を発行しました。
第63回赤穂市民文化祭に図書部、吹奏楽部出演
10月26日(土)13:30から赤穂市立文化会館 赤穂化成ハーモニー小ホールで開催された市民文化祭 第4回朗読と音楽の調べに 吹奏楽部の生徒と図書部の生徒が特別参加しました。図書部の生徒は図書室の整理や朗読の練習に取り組んでいます。その成果を赤穂市立図書館で朗読の会の皆さんといっしょに紙芝居「かぐやひめ」に挑戦しました。初めてのステージでドキドキしたのですが、朗読グループの皆さんに励まされ、最後まで読み切ることができました。また、最初と第2部の最初、エンディングの全員朗読「あいうえおうた」「小川マーチ」「翼をください」で出演者全員で朗読し、朗読の楽しさに触れることができました。
吹奏楽部も第2部のオープニングとして「鉄腕アトム」SHISYAMOの「明日も」を演奏して、ステージを盛り上げました。
生き方を考える座談会を開催
10月25日(金)6限の1年生の「総合的な探究の時間」に各界で活躍されている15人の同窓生のみなさんに13分野に分かれて、どのように進路を選択したのか? 今どのように働き、自分の能力を発揮しているのかを語っていただきました。
現在、地元でパン屋を営まれている先輩は、家業のパン屋がいやで、大学生になって地元を離れたが、彼女に美味しいパンを作りたくて、パン屋にアルバイトに入り、努力の末にに自分のパンを彼女に食べてもらって、「おいしい」と言ってもらった時の感動は忘れられない。とパン屋になったきっかけを語られました。
化学が好きで大学の化学科に進み、もっと勉強したいと大学院で研究を続け、さらに研究したいと地元の薬品メーカーに入社し、研究職として実験や製品開発に取り組んでおられる先輩に、生徒たちはそんな進路もあるのだと熱心にメモをとっていました。
地元のスーパーで食品のバイヤー(買取人)をされている先輩は、「パンの新商品は1社あたり毎月数百品目もあり、その中でどの商品をどれぐらい仕入れて各店舗で販売するか決めている。各店舗のお客さんの嗜好や天候、行事を考えながら商品を選ぶが、売れ残ったらどうしようと悩む一方、この商品なら売れそうだと見込んだ商品が完売できたときはやりがいを感じた」と語っておられました。
その他、市役所の道路整備にかかわっている先輩、元中学校の先生で現在市教育委員会で働いておられる先輩、地元でイチゴを栽培されている先輩、幼稚園の先生、病院の看護師長さんや専門学校で作業療法士養成に取り組まれている先輩や消防士、社会福祉法人で働く先輩や大学の事務職、製塩所で働く先輩など多種多様な先輩の話を聞いて、「働くことの意味」や「進路選択の仕方」等「生き方を考える」ための多くのヒントを得ることができました。