山岳部

【山岳部】夏山 その2

令和6年夏山の2日目・8月8日の様子をお伝えします。気温は15℃と快適な朝となりました。富山湾まで見通せる良い天気です。

午後から天候が崩れることも予想されていたため、当日は4時起床で、早めの行動を心掛けました。現地でおちあった山岳ガイドの方のご案内で、立山の自然や歴史にも深く触れることができました。

雄山へ向け、落石に注意しながら岩場を登り続けます。酸素の薄さを体で感じる急登です。この途中、なんと夢野台高校43回生のOBの方と偶然出会うこととなりました!ユニフォームに入った校章を見て、声をかけていただきました。こんなこともあるんですね。

やっと見えた雄山山頂です。長野側からガスが湧いてきました。

この先は岩の稜線沿いにアップダウンを繰り返します。準備山行の経験も活かし、慎重に通過します。クライマーの聖地・剱岳も遠くに見えてきました。

岩を乗り越え、よじ登り、ついに最高点の大汝山(3,015m)に到達しました!多くの部員にとって初の3,000m峰です!

この先は、岩くずだらけの斜面の長い下りです。ガイドさんの指示に従い、慎重に下降を続けます。この先で予定を変更し、ショートカットして雷鳥沢キャンプ場に下ることになりました。

やっと終わった~。長い下りにくたびれたころ、川の向こうに雷鳥沢キャンプ場のテント村が見えてきました。お疲れさま!

ガイドさんにお礼とお別れを告げたあと、メンバーは標高2,000mの川遊びに興じたり、日本最高級(標高が)の温泉に入ったり、思い思いの休息をとりました。

男子が晩御飯(カレー)の真っ最中です。おいしくできたかな?明日は下山だけですが、最後まで気を抜かないようにしましょう。