校長日誌
2018年4月の記事一覧
1年生オリエンテーション合宿
4月23日(月)・24日(火)の両日、第1学年73回生が広島県の「ツネイシしまなみビレッジ」に赴き、オリエンテーション合宿を行いました。2日間という限られた時間の中で、座禅、集団行動、校歌コンクール、そしてカッター訓練といった内容の活動を通して、友達づくりは勿論のこと、クラスづくりや学年づくりに取り組み、この73回生の仲間でこれからの高校生活3年間を過ごすのだという心構えを身につけることが出来たと思います。以前「みろくの里」と呼ばれていた同施設は山と海に恵まれ、1日目に体験した座禅は、鳥のさえずりにも新たな感動を覚えながら、内なる自己と向き合う上で大事なヒントが得られたと思います。また、2日目である本日、小雨の中実施したカッター訓練では、生きていく上で仲間と心を一つにすること、つまり「チームワーク」の大切さを身をもって学ぶことが出来ました。「73回生」という船が、今日のような雨の日は勿論のこと、どんな嵐に出逢おうとも、互いに切磋琢磨し合いながら突き進んでくれることを切に願っています。
【1日目】



【2日目】


【1日目】
【2日目】
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庭田神社から神崎高校へ
本日午前10時から一宮町染河内能倉(よくら)の庭田神社にて、幻の酒「三笑」の蔵出し神事があり、地元染河内地区の皆さんは勿論のこと、宍粟市を挙げて「日本酒発祥の地、宍粟」を全国に発信する貴重な機会となりました。本校としては、お酒ではないのですが、今注目されている「発酵食品」、つまりお味噌や麹(こうじ)を用いた食品の研究を宍粟市産業部の「まち・にぎわい課」様からご提案頂いていることもあり、本日参加させて頂きました。今後、生活創造科で発酵食品の意義や効用についての研究を進めると共に、麹や酒粕を用いた料理のレシピ及びスイーツ等の開発を模索することになるのではないかと思います。私自身、染河内(そめごうち)は伯母が嫁いだ村で、幼い頃から何度となく訪れて伯母手づくりの鰻の茶漬けやとろろ汁を食べさせてもらった、いつ来ても懐かしい香りと思い出深い所です。つい最近になって、播磨国風土記にある庭田神社と「ぬくゐ川」に由来する話がお酒に関する最も古い記録であるが故に、「日本酒発祥の地」として注目されています。是非このHP右側にある黄色いバナーから「しそうの逸話」をご覧になって下さい。

染河内を辞した後、峰山高原を抜けて神河町に向かい、神崎高校に足を運びました。本校の女子ソフトボール部が本日同校で練習試合を行っていたからです。行ってみると、ちょうどお昼休みから午後の試合に向けてのウォーミングアップを始めているところだったのですが、日高高校と篠山鳳鳴高校も来ており、各校共に前期地区大会を直前に控えての実践練習ということで最終的な調整を行う絶好の機会となったようです。各校の健闘を祈っています。

ところで、今日の神戸新聞西播版で、山崎町の書家山部一翆先生(本校6回生)が率いておられる「山楽会」の書道展について取り上げられているのですが、その写真に写っているのは、本校の国語科教諭住江正典先生の作品です。一昨日の放課後も、書道教室で書道部員に対して書体の講義をされていた姿が印象的でした。神戸 H30.4.22(山楽会展).pdf
染河内を辞した後、峰山高原を抜けて神河町に向かい、神崎高校に足を運びました。本校の女子ソフトボール部が本日同校で練習試合を行っていたからです。行ってみると、ちょうどお昼休みから午後の試合に向けてのウォーミングアップを始めているところだったのですが、日高高校と篠山鳳鳴高校も来ており、各校共に前期地区大会を直前に控えての実践練習ということで最終的な調整を行う絶好の機会となったようです。各校の健闘を祈っています。
ところで、今日の神戸新聞西播版で、山崎町の書家山部一翆先生(本校6回生)が率いておられる「山楽会」の書道展について取り上げられているのですが、その写真に写っているのは、本校の国語科教諭住江正典先生の作品です。一昨日の放課後も、書道教室で書道部員に対して書体の講義をされていた姿が印象的でした。神戸 H30.4.22(山楽会展).pdf
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73回生オリエンテーション合宿結団式
本日午前9時から、1年生オリエンテーション合宿の結団式が体育館で行われ、23日(月)の実施に向けて気合いを入れる機会となりました。入学以降約2週間が過ぎたとは言うものの、まだまだ不安は尽きないと思います。団長としての挨拶でも、生身の人間である私たちには不安や悩みはあって当然、新しい友達を作る上で案外ちょっとした声の掛け合いで気軽に話せるようになるものなので、この合宿を良き仲間づくり、クラスづくり、そして、人生の基礎づくりという意味で頑張ってもらいたいという旨の話を致しました。学年主任の東先生と養護教諭の北條先生から、合宿についての心構えと健康上の留意点についての話もあり、月曜日にはみんな元気よく出発できることを願っています。結団式に続いて、カッター訓練に備えての隊形練習、及び各係ごとに先生方から役割留意点の話を聞いていました。今日から、西播大会が始まっている部活動もあり、1年生も何名か公欠で試合に参加している人もいましたが、月曜日の朝に向けて体調を整え、実りある合宿訓練となることを祈っています。


最後の写真は、体育館左前方に掲げられている「校訓額」です。平成元年2月に制定された「希望・英知・敬愛」の校訓。この額は、平成元年度卒業生の皆さんによって寄贈されたものです。揮毫されたのは、本校6回生の山部一翠(一之)先生。千種高校の校訓額「自立・信愛」も山部先生に揮毫(昭和55年2月)していただいています。本校玄関横に校訓碑がありますが、これは校訓制定時の第24代中山晶弘校長先生が揮毫されたものです。雅号は「師山」。校訓の脇に「師山書」とあるのがわかると思います。校訓碑建立は平成3年2月。第25代校長、大北尚三先生によって記された銘板が碑の側に置かれています。「校訓の碑中山晶弘書 校訓は平成元年二月制定 平成三年二月この碑を造る 校長 大北尚三」と刻まれています。その脇には、本校の校木「交譲木(ゆずりは)」が立ち、日々の山高生の成長を見守ってくれていますが、校木制定の由来については、また機会を改めてお話ししたいと思います。
最後の写真は、体育館左前方に掲げられている「校訓額」です。平成元年2月に制定された「希望・英知・敬愛」の校訓。この額は、平成元年度卒業生の皆さんによって寄贈されたものです。揮毫されたのは、本校6回生の山部一翠(一之)先生。千種高校の校訓額「自立・信愛」も山部先生に揮毫(昭和55年2月)していただいています。本校玄関横に校訓碑がありますが、これは校訓制定時の第24代中山晶弘校長先生が揮毫されたものです。雅号は「師山」。校訓の脇に「師山書」とあるのがわかると思います。校訓碑建立は平成3年2月。第25代校長、大北尚三先生によって記された銘板が碑の側に置かれています。「校訓の碑中山晶弘書 校訓は平成元年二月制定 平成三年二月この碑を造る 校長 大北尚三」と刻まれています。その脇には、本校の校木「交譲木(ゆずりは)」が立ち、日々の山高生の成長を見守ってくれていますが、校木制定の由来については、また機会を改めてお話ししたいと思います。
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放課後の部活動パートⅡ
山崎町は今日も天候に恵まれ、放課後になると学校のあちこちから部活動に取り組む生徒諸君の元気な声が聞こえて来ましたので、校舎内の探検と銘打って、カメラを片手に約1時間ばかり歩き回ってみました。先日見られなかった運動部と、特別教室棟を舞台に繰り広げられている文化部の活動を、これもすべてではないのですが紹介してみたいと思います。



部活動巡りに腰を上げるのが、先日もそうでしたが大体午後5時を過ぎてからの時間ですから、その時点で既に活動を終えている部活動もあって、中々すべてを網羅するのは難しいのですが、それでもここ何日かで複雑な校舎内の構造も大体頭に入りましたし、どこにどの教室があって、どこをどう行けば目的の場所に到達できるかということもわかる様になりました。高校時代、授業が終わってからの部活動の時間というのは最も楽しい時でした。あの頃と校舎は全く違うのですが、建物が変わっても青春の一頁を彩る活動が醸し出す空気感は全く変わっておらず、「勉強と部活が思いっきりできる学校づくり」という目標はやはり間違ってはいない、と意を強くした次第です。さて、4月も下旬が近づくと校庭のあちこちで花の彩りが増し、あと2週間もすればさらに華やかになると思います。今日は、校門中の庭園とテニスコート横で目にした3種類の「白い花」、ドウダンツツジ、アセビ、シラフジを紹介します。特に、フジは今が真っ盛りで、かぐわしい妙なる香りを漂わせていました。フジと言えば町内のあちこちで見られる薄紫色がよくあるのですが、本校は珍しい白藤で、これは千種高校の中庭にあるものと同じです。もしかしたら株分けして千種分校時代に持って行ったのかもしれません。明日、1年生はオリエンテーション合宿の結団式を行います。クラスづくり、学年づくりの良い機会としましょう。
部活動巡りに腰を上げるのが、先日もそうでしたが大体午後5時を過ぎてからの時間ですから、その時点で既に活動を終えている部活動もあって、中々すべてを網羅するのは難しいのですが、それでもここ何日かで複雑な校舎内の構造も大体頭に入りましたし、どこにどの教室があって、どこをどう行けば目的の場所に到達できるかということもわかる様になりました。高校時代、授業が終わってからの部活動の時間というのは最も楽しい時でした。あの頃と校舎は全く違うのですが、建物が変わっても青春の一頁を彩る活動が醸し出す空気感は全く変わっておらず、「勉強と部活が思いっきりできる学校づくり」という目標はやはり間違ってはいない、と意を強くした次第です。さて、4月も下旬が近づくと校庭のあちこちで花の彩りが増し、あと2週間もすればさらに華やかになると思います。今日は、校門中の庭園とテニスコート横で目にした3種類の「白い花」、ドウダンツツジ、アセビ、シラフジを紹介します。特に、フジは今が真っ盛りで、かぐわしい妙なる香りを漂わせていました。フジと言えば町内のあちこちで見られる薄紫色がよくあるのですが、本校は珍しい白藤で、これは千種高校の中庭にあるものと同じです。もしかしたら株分けして千種分校時代に持って行ったのかもしれません。明日、1年生はオリエンテーション合宿の結団式を行います。クラスづくり、学年づくりの良い機会としましょう。
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放課後の運動部活動
今日の夕刻、5時を過ぎてからグラウンドや体育館での運動部活動の様子を見て歩きました。各部共に、1年生が体験入部の形で数名来ており、「もう決めました!」と、力強く答える生徒もいれば、「まだ迷っています。」と答える生徒もいて、「ああ、自分も1年生の最初の時はあれこれ迷っていたなあ。」と、40数年も前にタイムスリップしたような気分になりました。やはり高校生は元気が一番。そして、高校生が懸命に部活動に取り組む姿は美しい。「こんにちは!」と大きな声で迎えられ、「はい、こんにちは!」と応える私。今日は、カメラを手にしての校内散策でしたが、部活動ごとに出逢う後輩諸君の笑顔は、何物にも代え難い一服の清涼剤となってくれました。



体育館の入り口に足を踏み入れると、きれいに揃えられた靴の白さが印象的でした。「心・技・体」とよく言われますが、技だけではなく「心」を大事にする姿が山高生の中にしっかりと息づいていることを非常に嬉しく思います。それから、同窓会館と体育館に掲げられている2枚の絵に目が留まりました。本校5回生、山崎町出身、松井叔生(まつい しゅくせい)画伯の絵です。私の母と同級生でいらっしゃったこともあり、若い頃姫路のある画廊でお出会いしたことがあります。描かれている女性の優しいまなざしにしばし見とれてしまい、今月初めの着任以降少し気ぜわしい時間を過ごしてきた私にとって、部活動にいそしむ後輩諸君の「動」と、松井大先輩の絵の「静」の両面で癒される、非常に貴重な時間となりました。
体育館の入り口に足を踏み入れると、きれいに揃えられた靴の白さが印象的でした。「心・技・体」とよく言われますが、技だけではなく「心」を大事にする姿が山高生の中にしっかりと息づいていることを非常に嬉しく思います。それから、同窓会館と体育館に掲げられている2枚の絵に目が留まりました。本校5回生、山崎町出身、松井叔生(まつい しゅくせい)画伯の絵です。私の母と同級生でいらっしゃったこともあり、若い頃姫路のある画廊でお出会いしたことがあります。描かれている女性の優しいまなざしにしばし見とれてしまい、今月初めの着任以降少し気ぜわしい時間を過ごしてきた私にとって、部活動にいそしむ後輩諸君の「動」と、松井大先輩の絵の「静」の両面で癒される、非常に貴重な時間となりました。
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