校長日誌

校長日誌(30年度)

2年生教育類型・山崎幼稚園訪問

先週末の豪雨は、私たちの予想をはるかに超える被害を西日本各地にもたらしました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された数多くの皆様方に心よりお見舞いを申し上げます。本校の生徒たちは9日(月)に期末考査が終わり、翌火曜日からは特別時間割での授業が始まっています。そのような中、生徒会執行部の諸君が校門で朝の挨拶運動、そして昇降口前で今回の豪雨災害の募金活動を展開してくれています。朝の元気な挨拶は私たちが生きていく上での基本であり、校歌にもあるように「心の扉開く音」です。しっかりとした挨拶を心がけましょう。また、被災地の復旧・復興に向けて私たちに今できることは何かということを一緒に考え、まず第一歩を踏み出しましょう。

  

さて、本日午前11時から午後1時まで、2年生教育類型の生徒18名が山崎幼稚園を訪れて、園児とのふれあい体験を致しました。年少さんと年長さんのクラスに分かれて先生方がなされる様子を眺めつつ、一緒に歌を歌ったり、お遊戯をしたり、一緒にお弁当を食べながら元気な園児たちと楽しいひと時を過ごすことができました。最初はぎこちなかった山高生たちも段々と動き方が分かっていって、「自分たちも昔はこんなんだったなあ」と言いながら、いろんなことを学ばせて頂くことができました。山崎幼稚園の先生方、園児の皆さん、本当にありがとうございました。

  
  
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にししんアート展示中!

先週の土曜日、6月30日から西兵庫信用金庫本店の商店街側、つまりさつき通りに面したウィンドウで、先日の文化発表会で展示部門最優秀賞を獲得した2年6組の「つまようじアート作品・富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」が展示されています。約13万本の爪楊枝を葛飾北斎の絵の色に合うように染め上げ、下絵に沿って延々と突き刺していくという気の遠くなるような作業を為し得たのは、間違いなく「クラスの団結力」と、芸術を創り出そうという「情熱」です。今日現場に行って、改めて近寄って見てみましたが、やはり驚きと感動という以外の何物でもありません。8月5日(日)まで展示してありますので、生徒諸君はもとより地域の皆様方、是非とも立ち寄ってご鑑賞下さいませ。西信さんでの展示の後は、宍粟市役所や咲ランドへと移動するとのことです。

  

しばし爪楊枝アートに見入った後、ふと右に目をやれば、山崎高校美術部の大きな作品が目に飛び込んで来て驚きました。19世紀のフランスの画家、アンリ・ルソーの作品を素材にして、絵ではなく色画用紙や段ボール紙を用いて立体的に仕上げた造形作品です。彼には南国の森の中を描いた作品が多いのですが、ここでは「熱帯嵐のなかのトラ」という絵を基に仕上げており、本校美術部の芸術水準の高さを遺憾なく発揮しています。写真は、ガラスが光ってしまって作品の様子がわかりにくいですが、是非足を運んで見て頂ければ幸いです。同金庫秘書課の方に聞けば、山崎高校と龍野北高校の作品を数ヶ月ごとに交互に展示して頂いているとのことで、私など車で通るためにいつも見落としてしまっていたのですが、今日はそういった街中の芸術作品に触れることが出来て嬉しい一日となりました。生徒諸君は、昨日から期末考査が始まって大変ですが、来週の9日(月)まで歯を食いしばって頑張って下さい。

  
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山高街の駅「ピザ教室」開催!

本日、今年度第3回目の「山高街の駅」が開催されており、今日は「ピザ教室」ということで、午前の部(10:00~12:00)に26名、午後の部(13:00~15:00)に20名の皆さんが本校にお越しになっています。場所は、本校の調理教室と校舎北側のピザ釜。生活創造科1・2年生の生徒たちが担当しています。また、ピザが焼けるまでの時間を活用して、生徒会執行部の生徒諸君が「ちびっこゲームコーナー」を開設してくれていて、輪投げや折り紙コーナーでお兄さんやお姉さんと楽しく遊ぶ子供たちの元気な姿が見られました。神戸 H30.6.23(街の駅ピザ教室).pdf

「ピザ教室」は、つい先週の土曜日もPTAの役員さん主催で行われたのですが、今日は小学生の皆さんが主役で、一所懸命にトッピングのウインナーやチーズを切ったり、照り焼きチキンやトマトソースをのせて、おいしいピザが焼けますようにとおまじないをかけながら作っていました。焼き立てほやほやのピザは世界に一つだけの味ということで、親子で「おいしいね!」と言いながらお腹一杯ピザをほおばり、とても楽しいひと時を過ごして頂くことができました。

なお、今回ご参加いただいたご家族の中に、現在中学3年生の方とそのご両親がおられましたが、8月のオープンハイスクールにも是非参加したいとおしゃって頂きました。近日中にこのHP内に詳しい「オープンハイスクール」のお知らせ及びその内容について掲示させて頂きます。また、各部活動の紹介も近日中に一新し、中学生の皆さんにも手に取るようにわかるように致しますので、今しばらくお待ち下さい。

  
  
  
  
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文化発表会開催!

本日文化発表会が開催され、生徒諸君が大きな力を発揮して思い出に残る一日となりました。今年度のテーマは「響心楽力(きょうしんらくりょく)~For One Purpose~」。互いに心を合わせて響かせ合い、楽しく力を発揮しようという想いが込められています。もう二度と戻ってこない、たった一度きりの高校時代の一頁を、生徒諸君は懸命に力を出し合って作り上げてくれました。今日の感動とこの場にかけてきた想いを大事にして、また明日から頑張ってくれることを願っています。

合唱コンクール決勝の結果は、最優秀賞が3年5組、優秀賞は3年3組と2年5組でした。展示・ステージ発表部門は、最優秀賞が2年6組(爪楊枝約13万本で「葛飾北斎富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」を作成)、優秀賞が2年1組(木彫りの校歌板作成)と吹奏楽部でした。いずれ劣らぬ力作と熱演また熱唱で、みんなに感動を与えてくれました。 

  
  
  
  
  
  
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合唱部、宍粟の第九に向けて特訓中!

合唱部員4名が、8月19日(日)に山崎文会館で開催される「絆で歌う、宍粟夏の第九」に向けて今特訓を重ねています。先週の5日(火)から毎週火曜日の放課後に神戸から指導にお越し頂いているのは、プロのテノール歌手、土田景介先生。宍粟の第九では指揮者、そして姫路の第九ではテノールのソロ歌手として大活躍されている方です。また、練習ピアニストとして姫路から小林先生にもお越し頂き、特別教室棟の4階大講義室からは毎週火曜日に素晴らしいピアノ演奏と歌声が響いています。

  

合唱部員4名(アルト2名、ソプラノ2名)は、15日(金)に行われる本校の文化発表会でも素晴らしい歌声を披露してくれることになっていますが、今回直接プロの先生のご指導を受ける機会を得たことでかなり上達しています。宍粟第九の団員の皆さんも、若い歌声が加わることをとても楽しみにして下さっています。8月19日(日)の「宍粟夏の第九」は、エレクトーンの第一人者、神田将(かんだ ゆき)氏の素晴らしい演奏と共に、文字通り「歓喜の歌」がこだますることでしょう。どうぞご期待下さい。
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