校長日誌

校長日誌(30年度)

西播大会(陸上競技、剣道)

今日と明日も2日間にわたって各会場で西播大会が行われていますが、お昼前頃から姫路市中地にあるウインク陸上競技場と県立武道館を訪ねて、それぞれの競技で高校生諸君が競い合う姿を見て元気をたくさんもらって帰ってきました。陸上競技場では、ちょうど100m走の予選が行われているところで、少し向かい風があるものの素晴らしい天候に恵まれ、各選手たちの一気に駆け抜ける姿には多くの観客の皆さんが惜しみない拍手を送っていました。山高生の活躍については、後日「山高タイムズ」でお知らせすることが出来ると思います。

  

次に、県立武道館へ入ると、ちょうど男子個人の決勝戦が行われているところで、私はそれが誰だか最初分からなかったのですが、本校3年生の秦君が出ていたようです。決勝では惜しくも敗れたのですが、それでも堂々の準優勝で、祝福の拍手を送りたいと思います。男子の個人戦が終わると女子の団体戦が始まり、本校は播磨、龍野を撃破して準決勝に駒を進めました。相手は東洋大姫路。東洋の壁は中々厚く、決勝に進むことはできなかったのですが、この悔しさをばねにして、また頑張ってもらいたいと思います。しかし、堂々の3位で立派なものです。おめでとう。明日は、女子の個人戦と男子の団体戦があります。自分たちの練習を信じて、是非とも頑張ってください。

  

他にも、この週末は男女バスケットボール部が神戸での県大会に臨んでいるのですが、そちらへは足を延ばすことが出来ていません。健闘を祈るばかりです。私は、最近の高校生はスマホばかりいじくって、勉強や部活に身が入っていないのでは、と横目に見てしまうこともあるのですが、今日のようなすがすがしい彼らの姿に接すると、そのようなことも杞憂であるし、正に以前の兵庫国体のスローガンにあった「光る汗、輝く瞳、今青春!」といった言葉がピッタリだなと思いながら姫路を後にしました。
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各運動部活動西播大会の様子

本日午前から午後にかけて、姫路市内で開催されている各運動部の西播大会を幾つか覗いてみました。女子ソフトボール部は、姫路西高校を会場に龍野北高校との準決勝を戦ったのですが、2-2でのタイブレークで2点先取してチャンスを作ったものの、その後3点を取り返されて悔しい結果となりました。この試合は、事実上の決勝戦であるというのが衆目の一致するところで、非常に見ごたえのあるものとなりました。6月の県大会での捲土重来(けんどじゅうらい)を期したいところです。

  
   

卓球部は、姫路ウィンク体育館で昨日の個人戦から行われているのですが、ソフトの試合を見てから駆け付けると、女子団体戦で丁度県大会への出場権をかけての敗者復活第2戦で琴丘高校と対戦しているところでした。惜しくも敗れて敗者復活第3戦に臨むことになったのですが、応援席では既に団体での県大会出場を決めている男子諸君が熱い声援を送っていました。

  
  

女子卓球部の県大会出場権獲得を祈りつつ、次に向かったのは広畑テニスコート。私自身も以前顧問をしていたことがあるのですが、その頃ソフトテニスの会場と言えば琴丘高校(男子)、姫路商業高校(女子)、及び姫路高校あたりが定番でした。数年前から女子の会場は広畑、男子は赤穂海浜公園であるとのことです。さて、会場に辿り着くと1年生の女子部員数名に出逢い、昨日が個人戦で、今日は団体戦なのですが、本校は既に敗退したとのことでした。次を期して頑張ってもらいたいと思います。ところで、この会場には大変な数のクスノキが植えられているのに気づき驚いたのですが、葉っぱをもじって香りを嗅いでみると、樟脳(しょうのう)の匂いがして、やはり周辺が工場地帯であることを考えた上での公園設計であったのだと思います。(以下、5月7日記述。卓球部女子団体は県大会出場決定。男女共に出場です。また、男子ソフトテニス部が団体で県大会出場を決めています。これは、20数年ぶりとのことです。各部の戦績等は、「山高タイムズ第3号」でまとめてお知らせします。)

  
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山崎ウォーキング&ウォッチング

今日から「山崎ウォーキング&ウォッチング」が始まり、昨夜の雨が嘘の様に晴れ上がった好天の下、山崎町内の各所で工夫を凝らしたイベントが展開されました。山崎高校の生徒たちも、生活創造科の「山高街の駅」が商工会の広場で、茶道部と美術部が防災センターの5階で、それぞれお茶のお点前と美術の力作を展示して、数多くのお客様に喜んで頂くことが出来ました。特に、街の駅では用意していた数多くのケーキやクッキーが12時半頃には完売し、お買い上げ頂いたお客様には、午後のお茶と一緒に、或いは夕食後のデザートで、高校生手づくりの味を楽しんで頂いているのではないでしょうか。

  
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1年生オリエンテーション合宿

4月23日(月)・24日(火)の両日、第1学年73回生が広島県の「ツネイシしまなみビレッジ」に赴き、オリエンテーション合宿を行いました。2日間という限られた時間の中で、座禅、集団行動、校歌コンクール、そしてカッター訓練といった内容の活動を通して、友達づくりは勿論のこと、クラスづくりや学年づくりに取り組み、この73回生の仲間でこれからの高校生活3年間を過ごすのだという心構えを身につけることが出来たと思います。以前「みろくの里」と呼ばれていた同施設は山と海に恵まれ、1日目に体験した座禅は、鳥のさえずりにも新たな感動を覚えながら、内なる自己と向き合う上で大事なヒントが得られたと思います。また、2日目である本日、小雨の中実施したカッター訓練では、生きていく上で仲間と心を一つにすること、つまり「チームワーク」の大切さを身をもって学ぶことが出来ました。「73回生」という船が、今日のような雨の日は勿論のこと、どんな嵐に出逢おうとも、互いに切磋琢磨し合いながら突き進んでくれることを切に願っています。

【1日目】
  
  
  
【2日目】
  
  
  
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庭田神社から神崎高校へ

本日午前10時から一宮町染河内能倉(よくら)の庭田神社にて、幻の酒「三笑」の蔵出し神事があり、地元染河内地区の皆さんは勿論のこと、宍粟市を挙げて「日本酒発祥の地、宍粟」を全国に発信する貴重な機会となりました。本校としては、お酒ではないのですが、今注目されている「発酵食品」、つまりお味噌や麹(こうじ)を用いた食品の研究を宍粟市産業部の「まち・にぎわい課」様からご提案頂いていることもあり、本日参加させて頂きました。今後、生活創造科で発酵食品の意義や効用についての研究を進めると共に、麹や酒粕を用いた料理のレシピ及びスイーツ等の開発を模索することになるのではないかと思います。私自身、染河内(そめごうち)は伯母が嫁いだ村で、幼い頃から何度となく訪れて伯母手づくりの鰻の茶漬けやとろろ汁を食べさせてもらった、いつ来ても懐かしい香りと思い出深い所です。つい最近になって、播磨国風土記にある庭田神社と「ぬくゐ川」に由来する話がお酒に関する最も古い記録であるが故に、「日本酒発祥の地」として注目されています。是非このHP右側にある黄色いバナーから「しそうの逸話」をご覧になって下さい。

  

染河内を辞した後、峰山高原を抜けて神河町に向かい、神崎高校に足を運びました。本校の女子ソフトボール部が本日同校で練習試合を行っていたからです。行ってみると、ちょうどお昼休みから午後の試合に向けてのウォーミングアップを始めているところだったのですが、日高高校と篠山鳳鳴高校も来ており、各校共に前期地区大会を直前に控えての実践練習ということで最終的な調整を行う絶好の機会となったようです。各校の健闘を祈っています。

  

ところで、今日の神戸新聞西播版で、山崎町の書家山部一翆先生(本校6回生)が率いておられる「山楽会」の書道展について取り上げられているのですが、その写真に写っているのは、本校の国語科教諭住江正典先生の作品です。一昨日の放課後も、書道教室で書道部員に対して書体の講義をされていた姿が印象的でした。
神戸 H30.4.22(山楽会展).pdf
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