看護科blog

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県立高校魅力アップ推進事業

2026年2月2日(月)@アセンブリホール

看護科3年生、姫路医師会の向原医師に講義「肩の凝らない医療の話」をしていただきました。具体的には、外科治療の歴史や臨床倫理、医療安全に関する内容で、特に医療安全では「人は誰でも間違える」と認識し、医療事故を起こさないように安全を確保できるシステムの構築が必要であることを学びました。

演習では5~6人が一組となり、紙・はさみ・のりを使用して状況設定のもと、輪を多くつなげる取組を行いました。そこからチーム医療における安全・質の確保として、テクニカルスキルの他にノンテクニカルスキルとなるコミュニケーション、チームワーク、リーダーシップ、状況認識、意思決定が必要になるということを学びました。

 

<生徒の感想>

・最初の写真のダジャレが面白くて笑ってしまった。

・治療の歴史の話を聞いて、現代の医療からすると受け入れがたい治療であり、医学が発展してきた過程を知ることができてとても興味深かった。

・瀉血や麻酔、消毒などの医療の歴史について学び、呪術や信仰から現代の医療への発展について知れて良かった。特に瀉血の歴史が衝撃的で、効果的であると信じられていた行為が、実際には死に追いやる誤った常識であったということに恐ろしさを感じた。

・動画を見てパスの回数を数える体験で、私はパスにだけ集中していたのでゴリラに気づかなかった。

一つのことだけに集中しすぎることの危険性に気づき、広い視野で物事を見ることが大切で、必要だと学んだ。

・安楽氏の動画を見た際は、考えることがたくさんあった。病気に苦しむ時間が続くなら安楽死も一つの方法であり、日本でも取り入れても良いのではないかと思った。でも、人は薬を飲むだけで簡単に死ぬことができるのはとても怖いと思った。

高齢者大学院生との交流

2026年1月13日(火)@看護科棟

 看護科3年生の生徒が病院での臨地実習に向けて、目的を持ったコミュニケーションを図り、対象者に応じた援助を計画することを目標に演習を行いました。事前に疾患学習を終え、どのようにコミュニケーションを取ればいいのかをペアで考え臨みました。交流当日は、新宮町の高齢者大学に通う大学生18名の方に模擬患者になっていただきました。簡単なシナリオに基づいて実際の入院患者と同じような状況を実習室のベッドで再現し、大学生には腰や足に痛みのある患者を演じていただきました。

生徒は緊張しながらも挨拶や自己紹介を行った後、バイタルサイン(体温、脈拍、血圧)の測定や疾患にあった症状の観察・情報収集を行いました。演習後の振り返りでは、大学生の方から率直な感想をいただき、改善すべき点を考えることができました。この演習を生かして、今後出会う患者さん一人一人に応じた援助が行えるよう努力を重ねていきます。

  <生徒感想>

・患者さんからの言葉を待っている時間は観察の時間でもあり、患者さんの表情や視線、呼吸の乱れなどに注目することで、言葉以上の情報を得ることができると気づいた。また、患者さんと良い人間関係を築き、患者さんのニーズに気づけるよう、十分な準備をして患者さんのベッドサイドに行くことが大切だとわかった。

・患者さんは自分から思いを伝えることは難しいと感じた。そのため、私たちが患者さんの思いや変化に気づき、話しやすい雰囲気をつくれるようにしたいと思った。また、先入観をもたず、その方の価値観や生活スタイルを大切に考え、安心して話せる関係づくりができるようこれからも頑張りたいと思った。

・「あなたの笑顔で安心できた、実習頑張ってね。」と声をかけてもらい、その言葉が励み・自信につながった。来週からの病院実習に不安があるが、前向きに患者さんと向き合い取組んでいこうと思えた。

令和7年度 第3回看護科集会

2025年12月22日(月)@アセンブリホール

 令和7年度、第3回看護科集会を行いました。

 各学年より2学期の振返りの発表がありました。2学期は体育大会・龍北祭という大きな学校行事があり、クラスで力を合わせて思いきり楽しみました。一方、各学年で看護科の現地実習がありましたが、気持ちを切り替えて準備することが不十分だった人もおり、オンとオフのけじめをつけることの大切さを学んだ学期でもありました。普通科とは異なる看護科の日常に戸惑うこともあると思いますが、先輩・後輩との交流を通して、色々な情報を得て一つ一つ丁寧に取り組み、看護師免許取得という大きな目標に向かって努力を重ねていきましょう。

 各学年企画のレクリエーションも企画され、スライドを用いたクイズや、歩くペースを競うレース動画など、色々な工夫で盛り上げてくれました。クリスマスが近いこともあり、今年も特別ゲストが来てくれ楽しい時間を共有し、良い交流を図ることができました。

病態治療論(特別非常勤講師講義)

2025年12月17日(水) @アセンブリホール

  高校3年生が病態治療論の授業で学んだ「糖尿病」や「心不全」の看護について学びを深めるために、管理栄養士の先生に来ていただき、食事療法の実際や栄養指導についてお話を聴かせていただきました。

講義の中では、食品交換表を用いて自分の食事を見直す時間もあり、バランスを考えて食事を摂取する重要性について深く考える機会になりました。また、管理栄養士という職業についても理解を深めることができ、様々な職種の方と連携することの大切さを考えることができました。

[生徒の感想]

 ・病院給食は食事を提供するだけでなく、「治療の一環」として重要な役割を果たしていることを学んだ。基準となる一般食をもとに、患者さん一人一人の病状に合わせて治療食を展開している点が、特に印象に残った。また、治療食であっても、食べやすさや満足感を大切にしていることは、患者さんの食事を支える大切な工夫であると考えた。看護学生として食事の意味をより深く考えるきっかけになった。

 ・実際に自分の食事の摂取カロリーを計算したり、食材の色分けをしてみて、炭水化物やたんぱく質が多く、ビタミンが不足していたことがわかった。また、バランスに加えて量も大切だと学んだので、自分の活動量に合った適正なエネルギーを摂取することも心掛けたい。

 ・入院している患者さんは高齢者や免疫力が低下している方が多いため、衛生管理がとても重要であることを学んだ。消毒や温度管理、消費期限の確認、袋の破損の有無など細かな点まで徹底して管理されており、病院給食の安全性が多くの工夫によって支えられていると知ることができた。

赤ちゃん先生

2025年12月16日(火)@看護科棟4階実習室

 7月に引き続き、赤ちゃん先生とそのお母さん5組が来校され、看護科3年生と交流しました。今回は「赤ちゃんの1日の生活とお世話(育児)について」をテーマに、生後から現在までの生活の違いや1日の過ごし方についてお母さんから話を聞かせていただきました。7月と同じ赤ちゃん先生であったため、久しぶりに会うとお母さんから離れて走ったり、できることが増えていたりと、その成長に驚きました。後半は赤ちゃん先生と手遊びをし、有意義な時間となりました。

【生徒感想】

・1日の生活の様子を教えていただき、授乳やおむつ交換が繰り返し行われていることが分かり、赤ちゃんの成長やその時の機嫌に伴って、家事をするタイミングや睡眠時間の確保等、親の生活リズムも大きく変化するということが学べました。

・7月に会った時と比べ、立って歩けるようになっていたり、歯が生えているのを見て成長を感じました。

・7月は少し触れるだけで泣いていましたが、今回は自分から手を伸ばしたり、おもちゃを渡してくれたりと成長を感じました。しかし、眠たい時にぐずり始めてからは、お母さんに抱っこを求めていたため、お母さんの存在はとても大きいと思いました。

・予防接種のことを聞かせていただいた時に、お母さんは疑問や不安を医療従事者に話せる時間がないと聞いたので、将来看護師として働く時に、最後に「困りごとはありませんか?」などの声かけをしていきたいと思いました。