看護科blog
看護科blog 町ぢゅう美術館
龍野北高校デザイン科が主催している、たつの市の「町ぢゅう美術館」に看護科も参加しました。看護科2年生2名、1年生2名がスタッフとして参加し、血圧測定とハンドマッサージのブースで地域の方や遠方から来てくださった方々と交流しました。
ハンドマッサージを行うのが初めての生徒もいましたが、事前にリラックスするツボや肩こりに効果があるツボなどを調べながら練習し、来ていただいた方に少しでもリフレッシュしていただけるように工夫しました。小さなお子様から高齢の方まで様々な年代の方30名と触れ合うことができ、コミュニケーション能力の向上にもつながり良い経験となりました。
看護科blog 看護科レクリエーション
LHRの時間に、高校1年生と2年生が一緒にレクリエーションを行いました。タオルやボールを用いた競技やチームで協力して創り上げる演技など、様々な催しを通して親睦を深めました。先輩・後輩関係なく、思いきり楽しむ姿があり、普段難しい学習で厳しい表情をしている生徒たちも、今日はたくさんの笑顔を見せてくれ楽しい時間を過ごすことができました。
3年生はもうすぐ卒業し、専攻科へ進みます。4月からは新1年生を迎えた仲間と、また一緒に頑張っていきたいと思います。
看護科blog 県立高校魅力アップ推進事業
看護科3年生が高校最後の成人看護学実習Ⅰを終えました。そのタイミングで「肩の凝らない医療の話」という内容で姫路医師会の向原伸彦医師に講義をしていただきました。外科治療の歴史、臨床倫理や医療安全に関する内容で、特に医療安全では、「人は誰でも間違える」と認識し、医療事故を起こさないようにエラーをなくし安全を確保できるようシステムを構築することが必要であることを学びました。続けて行なった演習では、5~6人が一組となり、紙・はさみ・のりを使用して輪を多くつなげるということを3つの状況設定で行いました。そこからチーム医療における安全・質の確保として、テクニカルスキルの他にノンテクニカルスキルとなるコミュニケーション、チームワーク、リーダーシップ、状況認識、意思決定が必要になるということを学びました。今日の学びを頭に置き、今後に活かして欲しいと思います。
<生徒の感想>
・医療の進歩を振り返ると、現代の治療がいかに多くの偉人たちの努力によって築かれてきたのかを改めて実感した。昔は麻酔のない状態で手術が行われたり、消毒の概念がなく素手で処置が行われたりしており、感染のリスクや死亡率が非常に高かった。しかし、時代とともにさまざまなことが解明され、今の医療へとつながっているのだと感じた。
・人は、きっとこうに違いないという思い込みや、無意識のうちに自分勝手な持論を持ってしまい、他者から言われたことも自分の思いにかき消されてしまう場合があることを学びました。このような先入観は非常に危険であり、人の生死を左右させるものだと実感しました。
・看護師という立場は思い違いが大きな誤りとなるため、広い視野で常に余裕を持って判断しないといけないと思いました。
看護科blog 梅と潮の香マラソン 救護ボランティア
たつの市主催の「梅と潮の香マラソン大会」の救護スタッフとして看護科2年生1名、1年生3名が参加しました。救護テントに来られたマラソンランナーに対し、たつの市民病院の看護師や救急隊員がされている初期対応、怪我の処置や声のかけ方などを見学しました。看護学生として記録をするよう指示されていたので、テントに来られた方の年齢、負傷場所や程度、処置内容などを情報収集し、記載しました。今回、救急車で搬送された方もいて、病院外での看護師の役割の実際を見ることができ、良い経験となりました。
看護科blog 基礎看護技術演習発表
高校2年生が基礎看護技術Ⅱの授業で、日常生活援助の理解を深める演習をしました。
より良い援助につなげるために、これまで学習した知識・技術を活用し、事例の患者さん(円背のある患者さん)への援助の必要性を科学的に考え、セルフケア能力を低下させない方法を模索しました。発表では、看護の場面を実演したり、援助の場面を再現した動画を用い、視覚的にも伝わりやすい工夫が見られました。
患者さんの症状の理解や、セルフケア能力を低下させない援助方法等、まだまだ学習不足な面もあり課題が残りましたが、これまで学んできた自分たちの力を存分に発揮し、看護を考えることができた生徒の表情はとても素敵で、今後さらに期待がもてると感じました。
看護科blog 高齢者大学院生との交流
看護科3年生の生徒が病院での臨地実習に向けて、目的を持ったコミュニケーションを図り、対象者に応じた援助を計画することを目標に演習を行いました。事前に疾患の学習を終え、どのようにコミュニケーションを取ればいいのかをペアで考え臨みました。交流当日は、新宮町の高齢者大学に通う大学生19名の方に模擬患者になっていただきました。簡単なシナリオに基づいて実際の入院患者と同じような状況を実習室のベッドで再現し、大学生には腰や足に痛みのある患者を演じていただきました。
生徒は緊張しながらも挨拶や自己紹介を行った後、バイタルサイン(体温、脈拍、血圧)の測定や疾患にあった症状の観察・情報収集を行いました。演習後の振り返りでは、大学生の方から率直な感想を話していただき、改善すべき点を考えることができました。このコミュニケーションの演習を生かして、今後出会う患者さん一人一人に応じた援助が考えられるよう努力を重ねていきます。
<生徒感想>
・コミュニケーション中は、相手の目を見ること、話しを遮らないこと、マスクで口元が見えない分、目で笑顔を伝えることを意識することで、高齢者の方々に「とても親切な話の聞き方をしてくれて嬉しかった」と言って頂き嬉しかった。
・今回自分ができたことは、傾聴です。私は話すことが苦手ですが、話しを聞くことは好きです。今回の交流でも、傾聴することを大切に関わり、「楽しかったよ」と言っていただけて、ホッと安心したと共に、嬉しさも感じることができました。実習で関わる方々に楽しいと思っていただけるよう、明るく、元気にコミュニケーション技術を深めたいと思いました。
看護科blog 特別非常勤講師(助産師)
看護科高校3年生が、本校卒業生の助産師より「知っておきたい命の話」という内容で講義を受けました。助産師を目指した経緯から現在の助産院開設や地域での活動内容までを話された後、命の話として受精から妊娠、胎児の成長、出産までをイメージがしやすい説明をしてくださったので、真剣に聞いていました。また、看護師として身につけてほしい品位や女性としてパートナーとどのようにコミュニケーションをとって関係を築いていくかなど、今後に活かせそうな内容が多くありました。2時間という短い時間でしたが、今後看護師の免許を持った1人の女性として生きていくうえで大切なことを教えていただきました。
<生徒の感想>
・命の誕生が改めて当たり前ではないこと、妊娠が簡単でないこと、妊娠を簡単に考えてはいけないことなど多くのことを学びました。新しい命が誕生することは、その分責任やお金など様々な負担も加わるので、パートナーとの信頼関係ではコミュニケーション能力も大切であると考えました。
・今日の授業を受けて、改めて自分や他の人の命を大切にしなければいけないと思いました。赤ちゃんが1人生まれて家族が増えたり、逆に減ったりすることで人生が180度変わってしまい、それが悪いほうや自分が思ってもないほうへ傾いてしまうこともあります。自身や生まれてくる子ども、周りの人を悲しませないため、良い環境の中で子育てができるようにも、自分や周りの人の命を大切にしようと思いました。
看護科blog 日高高校・龍野北高校看護科生徒間交流
今年度のWeb交流は、各校の特徴や学校生活の様子など全体での現状紹介とブレイクアウトルームを用いた分科会を行いました。
Web交流開催に向けて、各校の代表者が発表資料の準備や調整を行い、クラスで準備しました。
当日は小さな機器のトラブルもありましたが、生徒たちは臨機応変に対応し、限られた時間でしたが笑いの多い楽しい交流となりました。
[生徒の感想]
・他校の看護科の子たちと話すのは初めてでしたが、私達とは異なる授業や実習構成で、それぞれの良さがあると感じました。看護の学び方にも色々な方法があると知り、もっと視野を広げて見ていきたいと感じました。
・学習方法について質問されましたが、少し緊張していたのもあり、具体的なアドバイスができませんでした。どんな質問でも普段の取組がきちんと話せるように、準備しておきたいと思いました。お互い共感できる部分や新しい発見があり、とても前向きになれる時間になりました。
看護科blog 赤ちゃん先生
7月に引き続き、赤ちゃん先生とそのお母さんが6組来てくれて看護科3年生と触れ合いました。今回は「赤ちゃんの1日の生活とお世話(育児)について」という内容で、生後から現在までの生活の違いや1日の過ごし方をお母さんから聞かせていただきました。7月と同じ赤ちゃん先生であったので、お母さんから離れて走り回ったり、できることが増えていたりと成長した姿を見ることもできました。お母さんからの育児の話は興味深く、聞きたいことを積極的に質問することができ、有意義な時間となりました。後半は、赤ちゃん先生と笑顔で手遊びや抱っこをして、心がとても温かい気持ちになりました。
<生徒の感想>
・新生児の時にはできなかったことが今できるようになり、成長していく過程で新しい課題が生まれていくことを学びました。看護師はその年齢に応じた情報提供や支援を考える必要があると思いました。
・赤ちゃんの1つひとつの成長が家族にとっての大きな幸せであるとともに、成長に伴って注意するべき点変わってくることを知りました。
・数か月で赤ちゃんは大きく成長するので、3か月単位で1日の過ごし方も変わっていくと知り、赤ちゃんが成長するにつれお母さんの1日の過ごし方も同じように変化していくが学べました。
看護科blog 献血セミナー3学年
高校3年生を対象に献血・骨髄バンクセミナーが開かれました。兵庫県赤十字血液センターとたつの市健康福祉事務所の職員の方が講師として来校され、具体的な内容を話してくれました。
献血の意義や血液製剤についての理解を深めるために、動画の視聴や献血クイズを交えてわかりやすく説明してくださり、献血前後の流れや血液の利用方法なども具体的に教えていただきました。また、骨髄バンクのドナー登録の流れも説明され、献血やドナー登録の必要性を感じられる機会になりました。
「あなたには人の命を助ける力があります」というメッセージもあり、高校生の私達にもできることはあると考えた生徒は多かったと思います。