環境建設工学科長&愉快な先生たち
環境建設工学科:3年環境建設工学科課題研究 「建築設計競技班の夏!」
みなさん、こんにちは!環境建設工学科愉快な先生こと ハッピー です。(^^♪
非常に暑い日が続きますねぇ…。
ブログをご覧の皆さんも熱中症に気をつけましょう。
今回は、3年生が挑戦している「建築設計競技」の状況をリポートします!「建築設計競技」とは、以前ブログでも紹介しましたが、全国の建築を学ぶ高校生たちが奮って応募する、全国規模の設計コンテストのことです。このコンテストに挑戦すべく、3年生は夏休みも返上して、毎日登校して作品作りに力を注いでいます。今回は活動の様子を写真で紹介していきますね!
活動写真 その1
このスケッチブックには生徒が4月~7月まで考えたアイデアがぎっしり掲載されています。いわゆる建築の「ネタ帳」です。今回特別に見せてもらいました!
これを基本として設計図を描いていきます。
活動写真 その2
アイデアスケッチを参考にして、設計図を作図しています。建物全体のイメージを大切にしながら描いていきます。イメージが少しずつ形になっていく一番楽しい過程ですね(^^)
活動写真 その3
設計図が用紙の中にキチンと入るか、レイアウトを確認しています。せっかく描いた図面も用紙の枠の中に入らなければ意味がありませんので、緊張の一瞬ですね…
どうやら、今回はうまく入りそうで一安心ですね!
この後、このレイアウトを参考に清書の作業に入ります。
活動写真 その4
設計図に基づいて、模型を作っています。建築は「描く」だけでなく「作る」作業がとても大切です。頭の中のイメージをここで再確認していきます。
環境建設工学科:令和5年度 建設業界ガイダンス
みなさん、こんにちは。環境建設工学科長の「グリーンT」です。
それにしても暑いですよねぇ・・・
熱中症には気を付けて頑張りましょう!
今回は環境建設工学科1年生が受講した「令和5年度 建設業界ガイダンス」について報告します。このガイダンスは外部から講師の先生を迎えて、主に建設業の魅力や仕事のやりがいについて話を伺いました。また、2年生から分れて学ぶ「類型選択」の判断材料としての意味も込められています。建設業って実は仕事の分野が広いんです。構造物を設計する仕事、工事現場を管理する仕事、実際に作業を行う専門職、お客様から仕事の依頼をいただく窓口となる営業、建設専門の事務・・・沢山あるので書ききれませんが、皆さんの知らない仕事が沢山あるんですよ。生徒たちには少しでも多くの情報をキャッチしてもらい、これからの進路実現に向けて頑張ってもらいたいと思っています。
さあ、私たち教員が一年間で最も忙しい夏休みが始まります。私も暑さに負けないよう頑張ります!!
環境建設工学科:建設系企業魅力出前講座
皆さん、こんにちは。環境建設工学科長の「グリーンT」です。今回は6月23日(金)に行われた環境建設工学科3年生対象、「建設系企業魅力出前講座」についての報告です。この講座は企業の皆さんから建設業の魅力や業界の動向、またOB、OGから携わっている仕事の内容などについて話を伺うことを目的としています。当日は8企業、約30名の方々に来ていただきました。実は建設系企業だけを数社、学校に招いて講座を開講したのは、龍野北高校が『県内で初めて』なんです!企画から実施に至るまでの約一年間、メチャメチャ苦労しました(泣)でも、参加した3年生からは「色々な話を聞くことができて良かったです!」と言ってもらえました。企業の皆さんもアットホームな雰囲気を作っていただいたので、生徒たちも沢山質問することができたようです。新聞記者さんも来ていただき、数名の生徒が照れくさそうに取材を受けていました。これを機会に、沢山の生徒が建設業の魅力を感じてくれると学科長として幸せです。
参加していただいた企業の皆様、本当にありがとうございました。
環境建設工学科:1年生 現場見学に行ってきました!
みなさん、こんにちは!毎度おなじみ 環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」です(^^)/
いつもは学校内の活動を紹介していますが、今回は趣向を変えて1年生の現場見学の様子をリポートします。前にも伝えましたが、1年生は今後「建築類型」と「都市計画類型」に別れて学習することとなります。その類型選択の判断材料の一つとして今回の現場見学が実施されました。ざっと説明すると午前中は「土木」の現場、午後からは「建築」の現場を見学するスケジュールでした。
土木の現場では、はじめに「太子道路」を見学しました。太子町は慢性的な交通渋滞が問題となっており、交通量が多いにも関わらず道路の幅が5.9mと非常に狭く、歩行者にとって危険な場所になっています。今回の工事は交通渋滞解消と歩行者の安全を守るために、新しく幅16mにもなる大きな道路を作っていました。次に見学した「糸井髙田橋」は、網干駅に隣接する通称「開かずの踏切」が存在する所です。通勤ラッシュ時の車の大渋滞を解消するために、踏切の替わりに線路の上に「陸橋」をかける工事をしていました。いずれも、完成すれば地域の方や道路を使う人が非常に便利になります。まさに土木工事は「世のため人のため」になる社会貢献度の高い仕事だなあと感じました。
そして今回はなんと、工事途中で発見された4000年前の遺跡(沖代遺跡)も見学させていただきました!なんでも工事途中で遺跡が発見されることも珍しくないのだとか。住戸跡や土器・土偶を見ていると、ふと4000年前の太古のロマンも感じることができました。
午後からは、建築の現場を見学しました。今回見学させて頂いた「倉庫事務所新築工事」は、鉄骨で作られた大きな建物でした。外観は完成していましたが、建物の中に入ったら驚き!まだ天井が張られていないので、内部はすごい解放感でした。そして、普段私たちが見ている天井の内部が「こんなにも複雑にできているんだ」ということを改めて実感しました。そして天井の板を支える金属のボルトが何十本も吊り下がりキラキラと光っている光景は、ある種の現代アートのようにも見えました(笑)
そして、2階に上がると何やら「ブーン…」と蜂の飛ぶような音がしていました。どうやら現場の方が現場内部を「ドローン」を操縦して、記録写真等を作っておられるとのこと。改めて、建設業界の大きな改革を目にしました。
1年生は、本格的に「建築」「土木」を学び始める前だったので、難しい専門用語などを交えた説明にありましたが、それぞれの現場で「土木の現場の方がダイナミックだな」や「建築の方が面白そうだな」というように、直感的に現場のイメージを感じとることができたようでした。また、工事現場の方に積極的に質問する生徒もみられ、感心しました!(^^)
今回の現場見学が今後の類型選択の大きな材料になったことを確信した1日でした!
環境建設工学科:課題研究【建築設計競技班 グループ設計】
みなさん、こんにちは。環境建設工学科の愉快な先生こと ハッピー です。
今回は、3年生の課題研究班「建築設計競技班」の取り組みについて紹介します。以前このブログでも紹介しましたが、この班は「建築設計競技」というコンテストに応募し、上位入賞を目指しています。1人1人が取り組む個人課題にも挑戦していますが、課題研究の班員6名全員で建築士会が主催する「建築甲子園」というグループで取り組む課題にもチャレンジしています。
グループ設計を行うことで、自分だけでは思いつかないようなアイデアが出たりすることもありますが、その一方で班員の意見の食い違いから衝突が起こることもあります…(>_<)
しかし、実際の設計事務所では学校や図書館、病院などの公共性の高い建物は、1人の設計士がすべて設計しているわけではなく、プロジェクトチームを結成し設計を進めていきます。人と対話し、自分の意見を伝え、時には衝突することも大切なのです。情報化が急速に進み、人との直接的な対話が少なくなってきている今だからこそ、「グループ設計」を通じて人とのコミュニケーション能力を身に付けてほしいですね。
4月から約2か月が経過し、少しずつ意見もまとまり始め、良い作品ができてきています。作品応募締め切りは9月末日です。完成したら、ブログを通じて紹介しますね(^^)/
環境建設工学科:3年生の『現場見学』
みなさ~ん、こ・ん・に・ち・は~。何事にもピュアな心で突っ走る、環境建設工学科の「キュート☝」です。
今回は、環境建設工学科3年生の『現場見学』をのぞき見したいと思います。
今回のタイトルは「ザ!建設現場に潜入」です。ここで豆知識を・・・・
豆知識
『現場受入検査』って知っていますか?受入検査とは、製品の製造に欠かせない原料や資材を入荷した際に行われる検査で、それぞれが品質基準に適合しているかどうかを調べます。
製造工程に問題がなくても、入荷した原料や資材に不良があれば、良品の製造はできません。 受入検査が不十分だと、後の検査により大きな負担がかかり、コスト増となる場合があります。
では、のぞき見した『現場見学』に戻りましょう。今回は(株)ノバックのご協力により松村防潮水門建設工事現場とリベールグラン姫路新築工事現場に潜入させていただきました。各工事現場入構の挨拶から始まり、現場の説明を受けました。松村防潮水門建設工事現場では、水門の役割や施工方法について説明を受けました。リベールグラン姫路新築工事現場では、コンクリートの打設工事を見学しました。
次々とコンクリートミキサー車が現場に入ってきては受入検査を実施していました。
今後も生徒の頑張りを発信していきますね。
以上、何事にもピュアな心で突っ走る、環境建設工学科の「キュート」がお知らせしました。
環境建設工学科:卒業生 教育実習
皆さんこんにちは!学科長の「グリーンT」です。今回は5月29日(月)から2週間、環境建設工学科を卒業した2名の先輩が、教育実習生を無事に終了した報告です。実習生の2名ですが、実は私の教え子になります。高校を卒業してから4年が経ちますが、二人とも学生の頃から勉強や部活動に一所懸命取り組んでいたので、当時の懐かしい記憶が思い出されます。そんな二人が教員免許を取得するため、母校に帰ってきてくれるなんて感動です。
2週間という短い期間でしたが、学生の頃とは違った目線で授業を参観し、ホームルームや休み時間には生徒たちと積極的にかかわりました。最後の研究授業は緊張した一時間でしたが、見事にやり切ってくれました。
いつか二人が高校教師として学校に戻ってきてくれたら嬉しいですね。そしてなにより、今後も卒業生が教員になりたいと思い、母校を訪ねてきてくれることが私の小さな幸せです。教育実習生のK.MさんとH.Mさん、本当にお疲れさまでした!!
環境建設工学科:1年生工業技術基礎 線を引く練習
みなさん、こんにちは。環境建設工学科の愉快な先生こと ハッピー です。
今回は、1年生の「工業技術基礎」という授業を紹介します。本校の環境建設工学科は、2年生から建築を専門に学習する「建築類型」と、土木を学習する「都市計画類型」に分かれます。しかし1年生では、両方の類型に共通する基本的な内容を学習していきます。
今回の1年生の授業では設計図を描く「製図」の基礎となる「線を引く練習」をしました。皆さんも日常で何気なく定規を使って線を引くことがあると思いますが、建築や土木の設計の仕事では、まさに「線は命」です!もし「線」が間違っていたら、建物も間違ったものが完成してしまいます。だから、誰が見ても分かりやすく、きれいな図面を描かなければなりません。1年生では、まず美しい線を引く練習を最初に行います。
製図用シャープペンを片手に、真剣な表情で集中して作業をしていますね。
皆さんは「クルトガ」という商品名のシャープペンを知っていますか?このペンは、常にペン先が自動で回転し、文字や線の太さを常に同じにしてくれます。
しかし、製図用シャープペンにはそのような便利な機能はついていません。そのため、線を同じ太さできれいに描くには、定規にしっかりとペン先を当て、親指と人差し指を使って、シャープペンをゆっくりと回転させながら紙に線を引いていきます。このブログを読んで興味が出た人は、試しにペンを回転させながら線を引いてみてください。意外と難しいですよ…2年生や3年生の生徒は、線を引くときペンを回転させるクセが付いている生徒も多いですが、やはり1年生は、「初めて」ということもあり少しぎこちない感じがしました…(^^;)
でも全員が集中して授業に臨むことができていました。そして練習を重ねる度にドンドンと上達している生徒もいます。今後の成長が楽しみですね。(^^)/
環境建設工学科:課題研究「地域貢献活動班」
みなさんこんにちは。環境建設工学科長のグリーンTです。令和5年度も宜しくお願いします。
環境建設工学科では3年生になると「課題研究」という授業が始まります。この授業では6つの班に分かれ、それぞれの班が与えられたテーマに沿って自ら考え、試行錯誤を繰り返しながら答えを導き出していきます。地域貢献活動班はその名の通り地域に繰り出し、依頼や問題などを自分たちが取り組む課題として捉え、ものづくりの観点で貢献しよう!という気持ちを持った生徒の集まりです。昨年度は地元新宮町にある『新宮八幡神社』から依頼を受け、神社で使用する物品製作を行い奉納しました。製品の出来栄えに感動された宮委員の方々から「今年度も物品製作をお願いします」と、嬉しい依頼をいただきました。今回の授業では宮委員の方々から直接物品に関する依頼と説明を受けるとともに、既存の物品調査を行いました。引き渡しは12月の予定です。神社を訪れる方々が喜んでくださる物品造りに向けて、生徒たちも活動開始です‼
環境建設工学科:3年生 課題研究 「建築設計競技班に藤本先生が来られました」
みなさん、こんにちは!環境建設工学科愉快な先生こと ハッピー です。
先週に引き続き、3年生の課題研究「建築設計競技班」の報告です。前回予告していた通り、今回建築設計競技班に外部講師の先生として、株式会社建築設計フジモトという建築設計事務所を経営しておられる、1級建築士の藤本正敏先生が来られました。
今回は、先生が作成した建築パース(建物の完成予想図を描いた絵のこと)作品を多数持参されました。先生の描いた建築パースは非常に精密で美しく、生徒たちも「これ、本当に手で描いたの!?」と、驚きの表情を隠せず作品にくぎ付けでした!藤本先生は、海外でも数多くの建築コンペに応募し、これまで建築設計を通して様々な経験をされておられます。そして現在も、建築の最先端を常に追いかけておられるようで、本当に尊敬します…(>_<)
今回は、先生の作品の紹介と実際の建築設計の実務のお話を頂きました。少し難しい話もありましたが、生徒全員が真剣な顔で話を聞いていました。それはなぜかって?先生の話がすごく面白いんです。海外での経験や、実際の建築設計の体験談はハッピーも聞いていて大変勉強になりました。
次回からは、いよいよ実際に建物の設計に入っていきます。その様子も随時アップしていきますね!
環境建設工学科:3年環境建設工学科課題研究「建築設計競技班の取り組みです」
みなさん、こんにちは!新年度になり、久々の登場となる環境建設工学科愉快な先生こと ハッピー です。今年もブログを通じて、色々と学科の紹介をしますのでよろしくお願いします(^^)/
新年度の記念すべき1回目は3年生の課題研究の1つである「建築設計競技班」の様子を紹介します。この班では、全国レベルの建築設計競技(建築アイデアコンテスト)に応募し上位入賞を目標に取り組んでいます。今回は、1回目の授業ということで「ブレイン・ストーミング」にチャレンジしました。
皆さん「ブレイン・ストーミング」とは何か知っていますか?
【「ブレイン=脳みそ」+「ストーミング=嵐」】、つまり頭の中に思い浮かんだものを、次々と嵐のようにひたすら書いていくという、発想力を磨くための訓練の1つです。ただし、大切なルールが1つあります。それは「決して人の意見を否定しない」ことです。否定してしまうと、デリケートな日本人は怖くなって、自由な発想にブレーキがかかってしまいますからね…(T_T)
ちなみに今回のテーマは「今日本社会で問題になっていること」です。生徒6人で山手線ゲームの要領で、アイデアが出なくなるまで、ぐるぐると回していきました。生徒からは、物価の高騰・少子高齢化・空き家増加・食品ロス・アフターコロナ・自然災害など、色々なキーワードが上がり、ホワイトボードがいっぱいになりました。実はこれ、今後設計を進めていく中で大きなヒントになります。建築設計競技に挑戦する中で、一番大切なことは「現在の社会問題を建築の設計で解決する」ことです。今回は、その課題をあぶり出すために実施しました。
ブレイン・ストーミングの後は、各自で過去の入選作品の研究や、建築雑誌から最新の建築デザインの動向を調査して、今後の設計活動に備えました。また、生徒同士でお互いの意見を出し合うなど、積極的に取り組む姿が見られ、「さすが3年生!」と思いました。
次回は、1級建築士の外部講師の先生が建築設計競技班に来られます。その様子も追ってアップしていきますので、ご期待ください!
環境建設工学科:2年実習建築類型 軸組模型完成!
みなさんこんにちは
環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」です。
これまで、計2回(6月27日・1月20日)「軸組模型」の製作の様子をアップしましたが、今回がその最終回となります。軸組模型とは、理科室などにある人体骨組模型の建築版だと思ってもらって構いません。
(3回目の説明になりますので、さすがに皆さん覚えてくれましたかね…)
そして2年生の建築類型の生徒全員が締切日までに模型を完成させ提出できました!今回は全員の完成した模型と、一番美しく仕上げた生徒の作品を写真で紹介します。どうです?家の形がイメージできるでしょう?
話は変わりますが、建物や道路・橋などを完成させるには途方もない時間がかかります。そして利用するお客さんがいる限り、安全で良い品質の物を必ず期日を守り完成させなければなりません。今回の模型製作には「建物の骨組を理解する」という目的もありましたが、それだけでなく「限られた期間で、良い作品を完成させる大切さを学んでほしい」という目的もありました。2年生の生徒の皆さんも模型が完成した時「やっと完成した!」という安堵の表情を浮かべるとともに達成感も感じておりました。今回の実習を通じて、モノづくりの楽しさと期日の大切さを学び取ってもらえれば何よりです。
環境建設工学科:現場見学
みなさんこんにちは、環境建設工学科長の「グリーンT」です。今回は2月21日に行われた現場見学会の内容についてお話します。
本校前を流れる栗栖川において、まちづくり連携治水対策で行われている揖保川觜崎地区河道掘削工事が行われています。昨年同様、国土交通省の協力を得て、環境建設工学科の2学年生徒36名が現場見学に参加させていただきました。
今年度の現場見学では、近年、導入が進んでいる「VRとAR」の技術体験をさせていただきました。「VRとARって何?」って思いますよね。分かりやすく説明すると、ポケモンGO やドラクエウォークのようなものです。VRは仮想現実に入る技術、ARは仮想現実を現実に反映させる技術です。VRは専用のヘッドセットをつけて見回すことで現場の疑似体験ができ、工事現場で事故や怪我を防止する安全教育などに使用されていました。ARはタブレット越しに対象物を映すことで、完成予想図などが確認できるものです。
建設現場ってどんどん進化しているんですよ!建設業界には知られていない魅力がたくさんあります。これからも皆さんに情報発信していきますね!!
環境建設工学科:町ぢゅう美術館参加
こんにちは!毎度おなじみ環境建設工学科愉快な先生ことハッピーです(^^)/
今回はいつもと趣向を変えて、校外での生徒の活動を紹介します。2月10日~12日で本校総合デザイン科が主催する「町ぢゅう美術館」がありましたが、環境建設工学科も11日(土)に参加させていただきました。活動内容としては、主に工作教室を行いました。
実は、昨年度は新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、本番2日前に急遽参加を中止した経緯があり、当時の生徒達には本当にかわいそうな思いをさせてしまいました…(泣)
しかし、今回は感染も落ち着いてきたこともあり、2年ぶりの参加となりました。当日は、小さなお子様から子供連れのご夫婦の方、そして年配の方まで幅広い世代の方が工作体験に参加していただきました。さらに、家具などの展示作品をお買いお求めいただいた方までおられました。生徒が心を込めて1つ1つ丁寧に作った作品です。末永く使っていただければ幸いです。ご来場していただいた方に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました!
生徒達の様子も、普段の学校生活とは違う一面がたくさん見られ、来場された方と積極的にコミュニケーションをとることができ、人間的にも大きく成長できました。コロナウィルス感染拡大で人々のコミュニケーションも希薄になっていく中で、今回の経験は生徒たちにとっても非常に良い経験になったことと思います。
環境建設工学科:3年 建築類型18名
みなさん、こんにちは。非常に寒い日が続いていますね。体調は崩していませんか?毎度おなじみの環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」です。
今回は、3年生の「建築設計製図」の授業を紹介します。
この授業は2年生で建築類型に分かれてから、通年で2年間学習します。そしてこの授業も、3年生にとって今回が最終回となりました。最後の課題はこれまでの総まとめとして、2階建て住宅の自由設計をしました。これまでも何度か自由設計に取り組みましたが、平面図だけの自由設計をしていました。平面図とは住宅メーカーのチラシでもよく見かける「間取り図」のことです。
しかし今回は「平面図」だけでなく、「立面図」という外観デザインの図面も描きました。家の外観デザインはファッションと同じだと思って下さい。どのような服装をコーディネートするかで、その人の印象は大きく変わりますよね。それと同じで、屋根の形や窓の位置で建物の見た目は大きく変わります。「良い間取り」と「良いデザイン」この両方を満たした家を設計するには、かなり高度なテクニックが要求されます。しかし、さすがこれまで学びを深めてきた3年生。全員が時間内に図面を完成させました!中には色鉛筆で着色する強者も。完成した図面を最後に生徒全員で講評会を行い、自分が好きな作品3つに投票しました。生徒達にとっても良い経験となったようで「将来、本当にこんな家を建ててみたい」と言っていました。最終回にふさわしい良い授業になったことと思います。特に生徒から人気の高かった作品も掲載しましたので、ご覧ください。
環境建設工学科:2年生 建築類型
皆さん、新しい年になりましたね。今年も環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」をよろしくお願いいたします (^^)/
昨年の6月27日掲載のブログに、2年生建築類型の活動の様子として「軸組模型」の製作風景をアップしました。今回はその続編になります。
さて皆さん、「軸組模型」とはどんな模型だったか覚えていますか??
「軸組模型」は理科室などにある、人体骨組模型の建築版だという話をしたと思います。忘れた人は思い出しましょうね。
あれから約半年…月日が流れるのは早いものです。その間も2年生は模型作りに汗を流しておりました。そして、ついに完成まであと少しの所までたどり着きました。
今回はその活動の様子を写真で紹介します。どうです?ずいぶんと家の形が見えてきたと思いませんか?皆さんの住んでいる木造の家もこんな骨組で構成されているのですよ。
完成したら、またブログを通じてアップします。皆さんも、完成に向けて頑張っている2年生の模型作りを応援して下さいね!
環境建設工学科:課題研究発表会
環境工学科科長の『グリーンT』です。今回は1月19日に行われた課題研究発表会の報告をします。以前のブログで少しお話したと思いますが、課題研究とは3年生の授業のひとつです。この授業は工業に関する課題(テーマ)を設定し、その課題を解決するなかで、専門知識や技術を深めたり、クラスメイトと協力して作業を行う中で協調性を育んだり、そして自分で考え行動する力を育てるための授業なんです。
今年度の課題研究では、「フィールドサーベイ班」が測量競技大会出場に向けて努力したこと、「造園現場実習班」が近隣施設において、自分たちの手で憩いの場を造ったこと、「設計競技班」が全国の大学が主催している設計競技大会で入賞した報告、「地域貢献班」が近隣の神社から依頼を受け、神具製作を行ったこと、最後に「コンクリート班」がコンクリートコンクリートカヌーを製作し、大会に出場したことなどを発表しました。5つの班が、一年間を通して同じテーマで取り組み、その報告を1・2年生と、お世話になった方々の前で発表しました。
発表については「さすが3年生!本当によく頑張った!!」と褒めてあげたい内容でした。このブログを見てくれている皆さんにも、是非見ていただきたいと思うものです。今回のブログでは写真を掲載することしかできませんが、新型コロナウイルス感染拡大が収束すれば、中学生や保護者の皆さんにみてもらえるような計画を考えています。
環境建設工学科では、授業や行事の様子を定期的にブログ掲載していますので、今後の情報もチェックしてくださいね!
環境建設工学科:課題研究 地域貢献班を選択した3年生10名
みなさんこんにちは。環境建設工学科長のグリーンTです。3年生の課題研究で取り組んでいた地域貢献活動が1月12日(木)に終了し、依頼されていた物品の引き渡しを無事終えることができましたのでご報告します。今年度依頼をいただいた内容は、新宮八幡神社境内で使用する傘立てとホウキ立て、神事で使用する棚と椅子(胡床)の奉納です。
7月から本格的な製作に入りましたが、切断してはいけない箇所を切り落としてしまったり、下穴を空けるつもりが仕上げ面まで貫通してしまったりと悪戦苦闘の日々が続きました。生徒たちは木材加工の難しさや、上手く納まらない木組みと格闘しながらも、少しづつものづくりに対する情熱や、使用する方々の気持ちに立った考え方が身に付いていました。約半年間費やした製作期間でしたが、12月に仕上げの塗装を施し、ようやく完成しました。
奉納式では新宮八幡神社の神主さんをはじめ、たくさんの宮委員の方々が参加してくださいました。生徒たちは一年間の取り組みを振り返り、一人ずつ製作に掛けた思いを発表しました。参加してくださった皆様からはお褒めの言葉をいただき、生徒たちもホッとした表情を浮かべていました。これからもものづくりを通した地域貢献活動を継続して行っていきたいと思います。
環境建設工学科:修成建設専門学校建築設計競技 結果報告
寒さも厳しくなり、日没も一段と早くなってきていますね。ブログをご覧の皆さんは風邪などひいていませんか?再度登場となります環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」です。
今回3年生の生徒1名が「第14回 修成建設専門学校建築設計競技」でなんと「佳作」を受賞しました!!作品総数約90点のなかから上位8作品にノミネートされました!
この設計競技(コンペ)は、専門学校が実施するなかでは、全国の建築を学ぶ高校生が参加する、レベルの高いコンペの一つです。今回受賞した生徒も1学期から8月末の作品提出日ギリギリまで作品製作に力を注いでおりました!
今回の設計テーマは「mingle house」という、未来を予見させる新しいシェアハウスのかたちが題材として取り上げられていました。受賞した生徒も試行錯誤を繰り返しながら、少しずつアイデアを形にして、なんとか提出日に間に合いました。
ちなみに、建築設計競技受賞者には副賞として図書カード3000円分が贈呈されます。建築関係の専門書を買うのか、はたまた漫画を買うのかは分かりませんが、使い方は本人次第ですね。…先生としては、建築の専門書を買う資金にしてほしい!
環境建設工学科:測量設計業協会主催 出前講座
みなさん、こんにちは。環境建設工学科 愉快な先生こと 「ハッピー」です。いつもは建築についての活動報告をしていますが、今回は土木の「測量」についての話題です。
今回、2年生を対象とした兵庫県測量設計業協会が主催する出前講座が開催されました。みなさん「測量」という言葉を聞くと難しい印象がありませんか?実は測量業界は今大きな進化の時を迎えています。昔のように、重い測量機器を持って、道なき道をひたすら突き進んでいくようなガテン系のイメージ?とはずいぶん変わり、最先端技術を駆使した業界の変わり様にハッピーもびっくりです。
現在、日本のいたる所で土砂崩れや川の氾濫などの自然災害が起こっています。測量士さんは災害が発生した場所にいち早く駆けつけ、調査を進める精鋭部隊なんですよ!なんかかっこいいですよね。
今回の出前講座では、午前中は近年話題のドローンに関する法律について学習をしました。皆さん知っていますか?重さ200g以上のドローンを飛行させる時は国土交通省に届け出をしなければならないのです。さらに、重さ100g以上ドローンを個人で所有している場合は、無人航空機として登録しなければ飛行させてはいけないのです。法律を知らないと思わぬトラブルに巻き込まれる事例もあるようです。
午後からは実際に屋外に出て、日頃の授業では触れることができないドローンの操縦体験から、最新の測量機器の紹介と実際の操作方法を学ぶなど、非常に密度の濃い講座内容となりました。最後は、参加生徒全員でドローンを使っての記念写真を撮影し授業を終えました。