看護科blog
ICTを活用した授業
看護学概論の授業も最後になりました。夏休みに各自が学習した課題を活用しグループで協同学習を行いました。皆の意見や調べた物をまとめ発表しました。皆で共有したり話し合ったりすることで知識が増えたり、様々な思考の仕方があることも知ることができました。その反面、伝えたい内容が皆に伝わる発表にすることの難しさを実感することができました。たくましい1年生です。看護の土台を築いてこられた先輩看護師(ナイチンゲールなど)の方々の看護の定義や看護への思いに触れ、自分たちの考える看護についても立派に発表することができました。
町ぢゅう美術館
新型コロナ感染症拡大防止を受けて、3年ぶりに「町じゅう美術館」に参加しボランティア活動を行いました。今年は、血圧測定とハンドマッサージを行いました。血圧測定を通して、健康についてのお話をさせていただいたり、ハンドマッサージを通して感謝の気持ちをいただけたり、生徒も地域の方々も笑顔で楽しい時間を過ごすことができました。
当日はお天気も良く、幼児から高齢者の方まで、約40名程度の地域の方々が参加してくださいました。会場では、近くの店舗の方々との交流もあり充実した1日になりました。
成人看護実習(校内実習)
新型コロナウイルスの影響で臨地に行けず、校内実習となりましたが、校内でしか出来ないことを先生方が沢山考えて下さいました。
今回の実習では「気づき」を大切にして、患者さんの言葉や情報に隠された想いを、班やペアで考えました。最初に、患者さんの情報収集を行いましたが、闇雲に情報を得るだけでは患者さんのニーズに気づくことができません。そのため、どの情報が必要かということから考え、目的を持って情報収集をすることがとても大切であることを学びました。
次に、得られた情報から今、目の前にいる患者さんは、どのような援助を必要としているかを考えましたが、その際、患者さんの身体面の変化だけではなく、気持ちの変化にも目を向けることが大切だと学びました。患者さんの状態は常に変化しているため、「今」の患者さんを見ることが大切で、今の患者さんの言動から気づく力が必要だと学びました。また、患者さんのニーズに応じた援助には様々な方法があり、たくさん悩み考え、より良い方法を仲間と見出しました。とても困難ではありましたが、患者さんの想いに気づくことができ、患者さんの笑顔が見れると、とても嬉しい気持ちになりました。これからも一人一人の患者さんとしっかり向き合い、より良い看護を提供できるように頑張りたいです。
インスパイア・ハイスクール事業 赤ちゃん先生プロジェクト
本日、看護科3年生を対象に、赤ちゃんプロジェクトの第2回目が開催されました。新型コロナウイルス感染症による接触制限の緩和により対面で開催することができました。
赤ちゃん先生やそのママ達と触れ合うことができ、赤ちゃん先生の成長ぶりを確認することもできました。
今回は、「妊娠・出産」をテーマに行いました。赤ちゃん先生との交流やママディレクターから目の前にいる赤ちゃん先生の妊娠・出産の話をリアルに聴くことで、命の大切さや妊娠・出産が当たり前ではないことを痛感することができ、自身の母親に感謝する思いを抱くことができました。また、母親として妊娠中の子を想う気持ちや出産時の体験談やハプニング、それをどう乗り越えたか等、母親の優しさや強さを感じた時間でした。この体験を通して、一人ひとり奇跡的に誕生し、大切に育てられた命であることを知り、母性について考えるきっかけにもなりました。
体験後の生徒の感想では、「初めて赤ちゃんが走り回るところを見て、人間ってすごいな、と思いました。泣いたらどうしたらよいかわからないですが、自然に対応できるようになるのが楽しみです」とありました。ママディレクターからは、「2回会えて嬉しかったです。妊娠・出産をイメージ出来て仕事につながれば嬉しいです」との感想を頂きました。貴重な時間を過ごすことができました。赤ちゃん先生2度に渡り貴重な体験を有難うございました。
専攻科との交流
高校生活も残りわずかとなり、4月からの専攻科での生活に緊張と不安を抱いていましたが、そのような気持ちに配慮してくださった先生方のおかげで、専攻科の先輩と交流することができました。
先輩からは、専攻科での生活や今から準備しておくべきことなど、色々な話を聴くことができ、不安な気持ちが軽減されました。先輩方はとても優しく、温かい雰囲気で私たちの話を聞いてくださり、私たちも先輩方のような専攻科生になりたいと思いました。1月には高校生活の集大成となる成人看護実習があります。その実習を仲間と一緒に乗り越えて、専攻科へ進めるよう頑張りたいと思います。
赤ちゃん先生
看護科3年生を対象に、赤ちゃんプロジェクトの第2回目が開催されました。新型コロナウイルス感染症による接触制限の緩和により対面で開催することができました。
赤ちゃん先生やそのママ達と触れ合うことができ、赤ちゃん先生の成長ぶりを確認することもできました。
テーマは、「妊娠・出産」です。赤ちゃん先生との交流やママディレクターから目の前にいる赤ちゃん先生の妊娠・出産の話をリアルに聴くことで、命の大切さや妊娠・出産が当たり前ではないことを痛感することができ、自身の母親に感謝する思いを抱くことができました。また、母親として妊娠中の子を想う気持ちや出産時の体験談やハプニング、それをどう乗り越えたか等、母親の優しさや強さを感じた時間でした。この体験を通して、一人ひとり奇跡的に誕生し、大切に育てられた命であることを知り、母性について考えるきっかけにもなりました。赤ちゃん先生2度に渡り貴重な体験を有難うございました。
〔3年生の感想〕
「初めて赤ちゃんが走り回るところを見て、人間ってすごいな、と思いました。泣いたらどうしたらよいかわからないですが、自然に対応できるようになるのが楽しみです」
〔ママディレクターの感想〕
「2回会えて嬉しかったです。妊娠・出産をイメージ出来て仕事につながれば嬉しいです」
高齢者大学生との交流
来年1月より始まる病院実習に向けて、看護科3年生が、目的を持ったコミュニケーションを図り、対象に合った方法で必要に応じた援助を行うことを目標に演習を行いました。今回は、高齢者大学に通う大学生21名の方に模擬患者役を依頼し、簡単なシナリオに基づいて、実際の患者さんと同じような症状や会話を再現していただきました。普段行う友達同士の演習とは違い、生徒の緊張は強く不安な表情でスタートしましたが、大学生の温かい雰囲気に包まれることで徐々にリラックスしてコミュニケーションを図ることができました。演習後の振り返りでは、「目的に合ったコミュニケーションを図ったつもりだったが、必要な情報がしっかりとれていなかった」「看護師の目線で考えるあまり質問攻めになってしまった。患者さんの目線で考える余裕も必要だった」「病気を経験したことがないからこそ疾患学習を十分して、患者さんに寄り添えるようになりたいと思った」など、反省点や思いを聞くことができました。これらを実習に活かし、一人一人の患者さんに応じた、より良い援助ができるよう努力を重ねます。
看護科blog バイタルサイン測定演習
6月6日より始まる病院実習に向けて、看護科3年生がバイタルサイン技術の向上を目的に演習を行いました。普段の授業では、友達同士で患者役と看護師役を演じて練習しますが、今日の授業では10名の先生に協力を依頼し、患者役を担っていただき、バイタルサイン測定や呼吸音・聴音の聴診をさせてもらいました。いつもとは異なる雰囲気での演習に、生徒の緊張は強く、学習してきた手順や留意点を忘れて動揺する場面が見られました。また、限られた時間の中で効率よく情報収集することができず、途中で交代する生徒もいました。演習後の振り返りでは、「思った以上に緊張して頭が真っ白になった」「患者さんに質問したが、想像したことと違う返答があり戸惑ってしまった」「沈黙が続き、次の言葉が見つからなかった」など、患者さんとの関わり方や測定時の声かけについて反省点が多くあがりました。これらの反省や思いを実習に活かし、患者さんにより良い援助ができるよう頑張ります。