看護科blog
宣誓式
5月12日に第15回宣誓式を行いました。
生徒たちは、1年生の3学期から自分たちが作り上げたい宣誓式像をイメージし、様々な役割を分担し準備を進めてきました。2年生となり時間がない中でも最高の宣誓式を作り上げるためにクラス全員で意見を出し合い、準備を進めました。練習期間は短かったですが、当日はみんなの心を一つにして素晴らしい式を行うことができました。
誓いの言葉は、実習に向けての思いや考えをクラス全員から聞き、自分たちが伝えたい思いが届けられるようにクラスで吟味し、共通して出てきたキーワードの「笑顔で患者さんと向き合うこと」「家族・先生方に感謝すること」「同じ夢を持つ仲間と高め合うこと」という言葉を宣誓にしました。
本番では緊張も大きい中ではありましたが、素直な思いを言葉に乗せて伝えることができたと思います。
〈生徒の感想〉
・応援してくれる両親、支えてくださった先生方、一緒に頑張ってくれる友達、そして一番勇気を出してこの道を目指すことを決めた自分にも感謝して、人に寄り添える看護師になります。
・一歩ずつ夢に近づくことができるように、これから日々努力を惜しまず人としても学生としても成長していきたいです。
第1回 看護科集会
第1回看護科集会を行いました。新たな教員が加わった新体制の発表後、看護科高校課程で身に付けてほしい力について話しました。高校課程では自分や周りの様子に目を配り、色々な気づきを基に、自ら考えて行動する力を高めてほしいと伝えました。また、行動する際は一人で判断せず、必ず報告・連絡・相談をすることの大切さも伝えました。難しい勉強や技術の習得に心が疲れてしまうこともあると思いますが、みんなにはとても素敵な仲間がいます。クラスだけでなく、同じように大きな壁を乗り越えていく先輩や後輩の存在が大きな力になります。看護科集会では、学年間交流の時間も大切にしていますので、色々な話を通して、仲間・友達の輪を広げ、これからの生活に役立てて下さい。もちろん私達教員も、一生懸命努力するみんなを全力でサポートします。みんなの夢の実現に向けて、今年度も楽しく看護を学んでいきましょう(^^)/
先輩に聞く会
<内容>
1部:全体会
1)自己紹介
2)職場の様子や業務内容
3)進路決定にあたって
4)今、頑張っておくこと
5)質疑応答
2部:4グループに分かれて質問や意見交換
1期生から10期生の各病院の先輩10人が、看護専攻科1年生のために来てくれました。
1部の全体会では、上記の内容を1人ずつ話してもらいました。先輩達からは、「進路を選ぶにあたって、自分はどのように働いていきたいか、どのような看護をしたいのかをじっくり考えた方がいい」などと参考になるアドバイスを多くいただきました。また、これから向かう臨地実習について、1年後に受験する看護師国家試験に向けての勉強方法も具体的に教えてもらいました。
2部では先輩を含め10人ほどのグループを作り、病院の特徴や看護師としてのやりがい、就職先選びで考えたことなどを細かく説明してもらい、不安を取り除くことができました。
各病院から来てくださった10人の先輩方、本当にありがとうございました。
<病院名>
宍粟総合病院、たつの市民病院、赤穂中央病院、ツカザキ病院、姫路中央病院、揖保川病院、
姫路北病院、リハビリテーションセンター西播磨病院、小国病院
科集会
3年生が卒業し寂しさも残りますが、1・2年生で科集会を行うことができました。2年生の有志が、企画・司会・進行をしました。1年間の振り返りや学びについて、1年生は不安もあった初めての体験への思いや進級に対しての意気込みを、2年生はクラスの笑顔と明るさで全ての実習や行事を乗り越えられたことなど、それぞれの代表者が堂々と発表していました。看護師になるという1つの目標に向かって、学年を超えて頑張ってほしいと思います。
発表後は、司会進行役の2年生から解剖生理や看護についての〇×問題が出され、グループで解いていきました。正解したグループが多いのはさすがですね。教員からもクイズを出し、予想できなかった答えを聞いては盛り上がりました。新1年生を迎える心の準備をして、科集会を終えました。3学年が揃うのを楽しみにしています。
ICTを活用した授業
看護学概論の授業も最後になりました。夏休みに各自が学習した課題を活用しグループで協同学習を行いました。皆の意見や調べた物をまとめ発表しました。皆で共有したり話し合ったりすることで知識が増えたり、様々な思考の仕方があることも知ることができました。その反面、伝えたい内容が皆に伝わる発表にすることの難しさを実感することができました。たくましい1年生です。看護の土台を築いてこられた先輩看護師(ナイチンゲールなど)の方々の看護の定義や看護への思いに触れ、自分たちの考える看護についても立派に発表することができました。
町ぢゅう美術館
新型コロナ感染症拡大防止を受けて、3年ぶりに「町じゅう美術館」に参加しボランティア活動を行いました。今年は、血圧測定とハンドマッサージを行いました。血圧測定を通して、健康についてのお話をさせていただいたり、ハンドマッサージを通して感謝の気持ちをいただけたり、生徒も地域の方々も笑顔で楽しい時間を過ごすことができました。
当日はお天気も良く、幼児から高齢者の方まで、約40名程度の地域の方々が参加してくださいました。会場では、近くの店舗の方々との交流もあり充実した1日になりました。
成人看護実習(校内実習)
新型コロナウイルスの影響で臨地に行けず、校内実習となりましたが、校内でしか出来ないことを先生方が沢山考えて下さいました。
今回の実習では「気づき」を大切にして、患者さんの言葉や情報に隠された想いを、班やペアで考えました。最初に、患者さんの情報収集を行いましたが、闇雲に情報を得るだけでは患者さんのニーズに気づくことができません。そのため、どの情報が必要かということから考え、目的を持って情報収集をすることがとても大切であることを学びました。
次に、得られた情報から今、目の前にいる患者さんは、どのような援助を必要としているかを考えましたが、その際、患者さんの身体面の変化だけではなく、気持ちの変化にも目を向けることが大切だと学びました。患者さんの状態は常に変化しているため、「今」の患者さんを見ることが大切で、今の患者さんの言動から気づく力が必要だと学びました。また、患者さんのニーズに応じた援助には様々な方法があり、たくさん悩み考え、より良い方法を仲間と見出しました。とても困難ではありましたが、患者さんの想いに気づくことができ、患者さんの笑顔が見れると、とても嬉しい気持ちになりました。これからも一人一人の患者さんとしっかり向き合い、より良い看護を提供できるように頑張りたいです。
インスパイア・ハイスクール事業 赤ちゃん先生プロジェクト
本日、看護科3年生を対象に、赤ちゃんプロジェクトの第2回目が開催されました。新型コロナウイルス感染症による接触制限の緩和により対面で開催することができました。
赤ちゃん先生やそのママ達と触れ合うことができ、赤ちゃん先生の成長ぶりを確認することもできました。
今回は、「妊娠・出産」をテーマに行いました。赤ちゃん先生との交流やママディレクターから目の前にいる赤ちゃん先生の妊娠・出産の話をリアルに聴くことで、命の大切さや妊娠・出産が当たり前ではないことを痛感することができ、自身の母親に感謝する思いを抱くことができました。また、母親として妊娠中の子を想う気持ちや出産時の体験談やハプニング、それをどう乗り越えたか等、母親の優しさや強さを感じた時間でした。この体験を通して、一人ひとり奇跡的に誕生し、大切に育てられた命であることを知り、母性について考えるきっかけにもなりました。
体験後の生徒の感想では、「初めて赤ちゃんが走り回るところを見て、人間ってすごいな、と思いました。泣いたらどうしたらよいかわからないですが、自然に対応できるようになるのが楽しみです」とありました。ママディレクターからは、「2回会えて嬉しかったです。妊娠・出産をイメージ出来て仕事につながれば嬉しいです」との感想を頂きました。貴重な時間を過ごすことができました。赤ちゃん先生2度に渡り貴重な体験を有難うございました。
専攻科との交流
高校生活も残りわずかとなり、4月からの専攻科での生活に緊張と不安を抱いていましたが、そのような気持ちに配慮してくださった先生方のおかげで、専攻科の先輩と交流することができました。
先輩からは、専攻科での生活や今から準備しておくべきことなど、色々な話を聴くことができ、不安な気持ちが軽減されました。先輩方はとても優しく、温かい雰囲気で私たちの話を聞いてくださり、私たちも先輩方のような専攻科生になりたいと思いました。1月には高校生活の集大成となる成人看護実習があります。その実習を仲間と一緒に乗り越えて、専攻科へ進めるよう頑張りたいと思います。
赤ちゃん先生
看護科3年生を対象に、赤ちゃんプロジェクトの第2回目が開催されました。新型コロナウイルス感染症による接触制限の緩和により対面で開催することができました。
赤ちゃん先生やそのママ達と触れ合うことができ、赤ちゃん先生の成長ぶりを確認することもできました。
テーマは、「妊娠・出産」です。赤ちゃん先生との交流やママディレクターから目の前にいる赤ちゃん先生の妊娠・出産の話をリアルに聴くことで、命の大切さや妊娠・出産が当たり前ではないことを痛感することができ、自身の母親に感謝する思いを抱くことができました。また、母親として妊娠中の子を想う気持ちや出産時の体験談やハプニング、それをどう乗り越えたか等、母親の優しさや強さを感じた時間でした。この体験を通して、一人ひとり奇跡的に誕生し、大切に育てられた命であることを知り、母性について考えるきっかけにもなりました。赤ちゃん先生2度に渡り貴重な体験を有難うございました。
〔3年生の感想〕
「初めて赤ちゃんが走り回るところを見て、人間ってすごいな、と思いました。泣いたらどうしたらよいかわからないですが、自然に対応できるようになるのが楽しみです」
〔ママディレクターの感想〕
「2回会えて嬉しかったです。妊娠・出産をイメージ出来て仕事につながれば嬉しいです」