看護科blog
看護科blog 看護科集会
令和6年度、第1回看護科集会を行いました。
新たな教員が加わった新体制の発表後、看護科高校課程で身に付けてほしい力について話しがありました。高校課程では当たり前のことが当たり前にでき、また自分や周りの様子に目を配り、色々な気づきを基に自ら考えて行動する力を高めてほしいと伝えました。また、行動する際は一人で判断せず、必ず報告・連絡・相談をすることの大切さも伝えました。難しい勉強や技術の習得に心が疲れてしまうこともあると思いますが、みんなにはとても素敵な仲間がおり、同じように大きな壁を乗り越えていく先輩や後輩の存在が大きな力になることを話し、最後は学年間で楽しく話し色々な情報の共有、交換をしました。みんなの夢の実現に向けて、今年度も楽しく看護を学んでいきましょう(^^)/
看護科blog 基礎看護技術 2-6 課題発表
看護科2年生が、目的をもって援助を行う力を高めるために、春休みに家族に協力していただき足浴の援助を行いました。ただ足浴をするのではなく、家族との会話の中から、どのような悩みがあり、その悩みを解決するにはどのような工夫が必要かを考え実施し、実施した内容をスライドにまとめて発表しました。
発表では生徒が考えた様々なアイデアや工夫がわかり、より良い援助を行うには家族との十分なコミュニケーションが必要であることに気づいていました。また、言葉だけではなく観察した内容から、考えられる問題や解決策を見出している生徒もおり、様々な視点から物事を見て考える力が必要だと学ぶことができました。これからもクラスの力を合わせて、より良い看護を考えていきたいです。
看護科blog 看護科集会
令和5年度、第4回看護科集会を行いました。
1年を振り返り学年ごとに代表者から発表がありました。あっという間に過ぎていった1年でしたが、専門的な学習や実習を通して、確実に成長している生徒の姿を見ることができました。
また、解剖生理学クイズでグループごとに正解数を競うゲームを行うことで、先輩・後輩の緊張がほぐれ、その後のフリータイムではたくさんの笑顔と楽しく話す姿を見ることができました。
4月からは学年があがりさらに難しい内容の学習が始まりますが、同じ科で頑張る仲間との交流を通し、今やるべきことを考える素敵な時間となりました。
看護科blog 日高高校・龍野北高校看護科生徒間交流
今年度のWeb交流は、各校の授業や実習状況など全体での現状紹介と、ブレイクアウトルームを用いた生徒5~6名の分科会を行った。
Web交流開催に向けては、各校の代表者が事前にリモート会議を行い、発表の内容や進行の流れなどを決定しクラスへ連絡し準備した。
当日は分科会において音声トラブルにも見舞われたが、生徒たちはそれぞれが考え、チャットを活用したりジェスチャーや筆談など臨機応変に対応しており、笑いの多い楽しい交流となった。
~生徒の感想~
・今までは看護学生として話せる相手がクラスの子だけだったけど、日高高校で頑張っている子たちと勉強や実習のことなどたくさん話せて良い経験になった。もう少ししたら実習があると聞いて、お互いに頑張ろうと励まし合えた。
・交流を通してお互い共感できる部分や新しい視点の発見がありとても前向きになれる時間でした。また、日高高校の子たちはほとんどが寮で生活しており、家族と離れて頑張っていることがわかり、それだけの覚悟をもって看護の道を進んでいるのだと思い、私も頑張らなければと感じました。
看護科blog 町ぢゅう美術館
総合デザイン科主催の町ぢゅう美術館に看護科として参加し、血圧測定・ハンドマッサージをさせていただきました。ハンドマッサージをしながら来場者と和やかにコミュニケーションをとり、最終的に「気持ち良かったです」と言っていただけ、私たちの心もほっこりしました。短い時間でしたが、38人の方に来ていただくことができました。ありがとうございました。
看護科blog 県立高校魅力アップ推進事業
2月初旬に看護科3年生が成人看護学実習を終えました。そのタイミングで姫路医師会の向原伸彦医師に「肩の凝らない医療の話」という内容で講義をしていただきました。臨床倫理や医療安全に関する内容でしたが、わかりやすくて面白く興味が湧く内容で、全員が集中して聞けていました。医療安全では、「人は誰でも間違える」「医療事故は起こりうること」と認識し、安全を確保できる方向にシステムを変えることが必要であることを学びました。また、5人一組となり、紙・はさみ・のりを使用して輪を多くつなげるという演習を3つの状況設定で行いました。そこからチーム医療における安全・質保証を確保するためには、チームワーク、コミュニケーション、リーダーシップ、状況認識、意思決定が必要になるということを教えていただきました。これらの学びを今後に活かして欲しいと思います。
<生徒の感想>
・看護師は業務の多さや中断の多さから医療事故に結びつくエラーを起こしやすいことがわかりました。実際に輪を皆で作ることでノンテクニカルスキルにおいてコミュニケーションやチームワークの大切さが理解できました。
・医療安全を目指すうえで安全は存在しないため、いかにリスクを下げるかということに重点を置くべきだと考えました。
・自分の失敗を隠そうとせず、「人は誰でも間違える」という心持ちで正常化の偏見を持たずこじつけ解釈をしないようにしたいと思いました。「人を幸せにすることが自分の幸せにつながる」って素敵な言葉だと思いました。
・臨床倫理について、それぞれの価値観を知り、尊重することが大切であり、看護師中心の価値観で医療を提供するものではなく、患者さん立場に立って関わることが安楽な看護につながると学びました。
看護科blog 高齢者大学院生との交流
看護科3年生の生徒が3学期にある病院での臨地実習に向けて、目的を持ったコミュニケーションを図り、対象者に応じた援助を計画することを目標に演習を行いました。事前に疾患の学習を終え、どのようにコミュニケーションを取ればいいのかをペアで考え臨みました。交流当日は、新宮町の高齢者大学に通う大学院生20名の方に模擬患者になっていただき、簡単なシナリオに基づいて実際の入院患者様と同じような状況を実習室のベッドで再現し、腰や足に痛みのある患者を演じていただきました。初対面なので生徒は緊張しながらも、挨拶や自己紹介から入り、バイタルサイン(体温、脈拍、血圧)の測定や疾患にあった症状の観察をしました。演習後の振り返りでは、大学院生の方から率直な感想を話していただき、改善すべき点を考えることができました。このコミュニケーションの演習を生かして、今後出会う患者様にあった援助が考えられるよう努力を重ねていきます。
<生徒の感想>
・実習前に模擬患者さんとして大学院生が来て下さったお陰で、どのようにコミュニケーションを取って情報収集していけば良いのかが学べた。
・終了後に実際どうだったのかを感想を言っていただき、自分達には何が足りないのかが分かった。
・模擬患者さんとしてだけでなく、今まで生きてきた中での経験や考えを話して下さったので、とても貴重な時間となった。
看護科 献血・骨髄バンクセミナー
高校3年生を対象に献血・骨髄バンクセミナーが開かれました。講師として、兵庫県赤十字血液センターとたつの市健康福祉事務所の職員が来てくださいました。
献血クイズ、献血後の血液の利用方法、献血・骨髄バンクのドナー登録の流れの説明があり、不安や疑問を解消することができました。また、病気を治療して元気になられてた方の動画「ありがとうの手紙」を見ることで、献血やドナー登録の必要性を感じました。
全国で輸血をされている人は1日に約3,000人います。「血液は人工的に作れない」、「献血された血液は長期保存ができない」と言われています。高校生の健康な血液を必要としている人々はたくさんいます。「あなたには人の命を助ける力がある…」これを機会に、献血や骨髄バンクの登録をして欲しいと思います。
看護科blog 看護科集会
令和5年度、第3回看護科集会を行いました。
2学期の出来事について学年ごとに代表者から発表がありました。授業や実習の学びだけでなく、2学期は体育大会・龍北祭と大きな行事があり、その中で得られたものやこれからの課題なども含めた発表で、それぞれの学年ならではの内容でした。また、専攻科の先輩から専攻科での生活を具体的に聞くことができ、今必要なことや今取組んでおくべきことについても知ることができ有意義な時間となりました。
さらに、今回の科集会ではスペシャルゲストとしてサンタクロースとトナカイが参加し、その後の学年間交流を盛り上げるイベントが行われました。勉強や実技の内容が難しくなり悩みも増える時期ですが、この時間はたくさんの笑顔があふれており、同じように悩む仲間と話すことで不安な気持ちも少し和らいでいるように見えた素敵な時間でした。
赤ちゃん先生
12月11日 看護科高校3年生の母性看護学の授業の一環として、赤ちゃん先生クラスが開催されました。今回のテーマは「キャリアデザイン」でした。0歳8か月から2歳10か月の5人の赤ちゃん先生とママディレクターさんが来校されました。各赤ちゃん先生グループに分かれ、ママディレクターさんから、ママディレクターのキャリア(高校生の時に描いていた将来像と現実)、働き方の変化、今後の展望についてお話していただきました。ママディレクターさんからリアルな体験談を聞くことで、将来のキャリアプランについて生徒たちがより具体的なイメージを抱き、将来のパートナー選び、妊娠・出産・子育て等に対して明るい展望を描くことにつながりました。