1年リーガルマインド類型生徒の活動風景

2025年6月の記事一覧

「好き」からSDGsを考える

6月10日(火)は、先週に引き続き、オンラインで東京の朝日新聞社の講師をお迎えし、「好き」からSDGsを考えるというテーマで、次のテーマ別の班に分かれて探究活動をする前に、自身の興味関心が何処にあるのか考え、細かく関連事項を取り上げました。次回授業では、探究テーマ別に班に分かれていきます。どのようなテーマについて、探究していくことになるのでしょうか?

新聞を活用する ~SDGsについて~

6月3日(月)、オンラインで東京の朝日新聞社につなぎ、講師の先生にご指導いただき、新聞を活用する授業を行いました。先週に引き続き朝日新聞社の方を講師にお招きしました。リモートでの授業です。

先週のSDGsゲームの振り返りを短時間で行った後、新聞を用いての授業です。まずは、それぞれが6/3(火)の新聞の見出しからSDGsに関連する記事を探し、その記事がSDGsのどの目標に当てはまるかを考え、SDGs付箋を貼っていきます。その際に一言のつぶやきも書き添えていきました。「思考の見える化」を行いました。

まずは、新聞記事に真剣に向き合うこと15分。次にグループで共有していく作業に移ります。

自分が付箋を貼らなかった記事に付箋を貼ってあるなど気づきがあったようです。

次は、教室を取り囲むように貼ってある新聞に自分の付箋を貼り替えていきます。その後、貼られた付箋をみて、共感する付箋に"いいね"シールを貼っていきます。

この写真はたくさんの共感を得たコメントを書いた生徒が発表している様子です。たくさんの付箋が貼ってある記事や、同じ記事でも違う付箋が貼られているものもありました。一つの問題の中に多くのSDGsの要素が絡んでいる。様々な視点が必要であることに気づけたようです。同じ記事のコメントでも生徒により違いがあり、生徒たちも真剣なまなざしでコメントをチェックしていました。来週からそれぞれが興味関心を持ったテーマに関してグループを組んで、探究活動を開始します。探究活動を通じてSDGsについて深く理解できるよう願っています。

SDGsカードゲーム

1学期中間考査最終日の5月27日(火)午後、朝日新聞社より講師の先生をお招きし、「2030 SDGsカードゲーム」を行いました。

今回、行われたカードゲームはSDGsの17目標を達成するために、現在から2030年までの道のりをシュミレーションするというものです。ゲームでは与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行い、最終的に各チームに与えられたミッションを達成します。しかし、どのプロジェクトを実行するかで世界の状況(経済・環境・社会)が刻々と変わっていきます。この24名のリーガル生の考え方や行動により世界が作られていきます。

ファシリテーターより簡単な説明を受けた後、チームごとに作戦タイムです。 

どのチームも真剣です。どのうすればミッションが達成できるかを考えます。そして前半のゲーム(8分)がスタートしました。

あれれ?前半は、経済は伸びていますが、環境・社会が…。

ファシリテーターのアドバイスを受けて、休憩を挟んで後半です。

休憩時間ですが、チームで作戦を再確認し、後半戦に向けて他チームとの交渉に余念がありません。

後半になると交渉の輪が少しずつ大きくなっていきました。すでにミッションを達成しているチームは未達成のチームを助けている様子も見られました。結果は…。

前半終了時より、バランスのいい世界の状況になりました。

後半は、ファシリテーターからも全員が全体の様子をよく見て動けていたと誉めていただきました。ゲーム終了後の振り返りの時間では、SDGsについての気づきや考え方についてより深め、全体で共有をしました。発表者の人たちは感じたことや新たな気づきをしっかりと自分の言葉で表現できていました。これから本格的なSDGs探究活動が始まります。今日のゲームでは大きな学びがありました。今回の学びをこれからの探究活動に活かしていきましょう。