探究活動発表会~2年生物~
3月9日(木)1・2限 2年生物選択者のクラスで、
2学期から取り組んできた探究活動の発表会を行いました。
探究活動「コハク酸脱水素酵素の性質」
2学期中間考査後、まずは、全班共通の実験(11/17)を実施。
その後、各班のテーマを設定し、実験方法を決め、手順書を作成し、と進めて、
2学期末の12月14日(水)に器具の準備と溶液の調製・予備実験を行いました。
本実験は12月15日(木)に1コマ50分で実施しました。
実験風景です。
班によっては再実験や追加実験を経て、個人レポートを作成しました。
3学期には、班毎にディスカッション、スライド原案を作成し、
各班が提出した絵コンテに従って担当教員がスライドを作成しました。
学年末考査後に、発表原稿作成とスライドの手直しに取り組み、
さらに内容を深めていきました。
発表当日は、クラスの仲間だけでなく、参観くださった先生方を前に、
自分たちが取り組んだことを、限られた時間で理解してもらいたい、
という姿勢が見られ、聞き応えのある発表になりました。
また、聴衆としても、質問カードを利用して、疑問点を自分の中から
引き出す体験をしました。
どの発表にも、きちんと質問が飛び、特に後半、演者と聴衆の間で、
質のよい質疑応答が行われていました。
生徒の感想より
*この活動でまず思ったことは、人に分かりやすく伝えるには、
それ以上にまず、自分自身がそのことについて理解していなければならない、
ということです。実験では、この条件にしないと何がいけないのかを、
分かっていなければ、人に注意することや指示することもできないし、
レポートも、この現象がなぜ起こるかを分かっていなければまとめられない、
と、理解することをしないとできないことがたくさんあると実感しました。
*一発で成功する班が意外にも少なく、毎回授業で先生が用意してくれる実験は
ほぼ、失敗なしでできるのですごいな、と思った。
準備が大切なことが、よくわかりました。
*同じテーマの班でも、実験の内容は違っている部分がたくさんあって、
実験する人が違うと、こんなに違うんだな、と思った。
発表のときは、どの班も原稿を見て発表していたけど、
質問されると、相手の方を見ながら、少しでも伝わるように、
ことばを選んでいて、より伝わりやすかったし、分かりやすかった。
*準備から発表まで、先生の手助けはあっても、自分たちで考えて
作り上げていくのはすごく大変でした。
でも、同じように他の班も苦労して作り上げていったんだろうなと思うと、
発表が終わったあとの達成感はとても気持ちよかったです。
*この発表を迎えるまでにとても長い時間を要して、まず、ほっとしました。
(中略)コハク酸脱水素酵素についての知識をより深められたことも良かった
と思うけれど、班で議論し合って、何かを成し遂げることが
こんなにも楽しく、面白いものなんだと感じられたことが、
一番良かったと思います。
※今年度の発表テーマ 発表会プログラム_2016.pdf
なお、取り組みの概要はこちらでも紹介しています。
2学期から取り組んできた探究活動の発表会を行いました。
探究活動「コハク酸脱水素酵素の性質」
2学期中間考査後、まずは、全班共通の実験(11/17)を実施。
その後、各班のテーマを設定し、実験方法を決め、手順書を作成し、と進めて、
2学期末の12月14日(水)に器具の準備と溶液の調製・予備実験を行いました。
本実験は12月15日(木)に1コマ50分で実施しました。
実験風景です。
班によっては再実験や追加実験を経て、個人レポートを作成しました。
3学期には、班毎にディスカッション、スライド原案を作成し、
各班が提出した絵コンテに従って担当教員がスライドを作成しました。
学年末考査後に、発表原稿作成とスライドの手直しに取り組み、
さらに内容を深めていきました。
発表当日は、クラスの仲間だけでなく、参観くださった先生方を前に、
自分たちが取り組んだことを、限られた時間で理解してもらいたい、
という姿勢が見られ、聞き応えのある発表になりました。
また、聴衆としても、質問カードを利用して、疑問点を自分の中から
引き出す体験をしました。
どの発表にも、きちんと質問が飛び、特に後半、演者と聴衆の間で、
質のよい質疑応答が行われていました。
生徒の感想より
*この活動でまず思ったことは、人に分かりやすく伝えるには、
それ以上にまず、自分自身がそのことについて理解していなければならない、
ということです。実験では、この条件にしないと何がいけないのかを、
分かっていなければ、人に注意することや指示することもできないし、
レポートも、この現象がなぜ起こるかを分かっていなければまとめられない、
と、理解することをしないとできないことがたくさんあると実感しました。
*一発で成功する班が意外にも少なく、毎回授業で先生が用意してくれる実験は
ほぼ、失敗なしでできるのですごいな、と思った。
準備が大切なことが、よくわかりました。
*同じテーマの班でも、実験の内容は違っている部分がたくさんあって、
実験する人が違うと、こんなに違うんだな、と思った。
発表のときは、どの班も原稿を見て発表していたけど、
質問されると、相手の方を見ながら、少しでも伝わるように、
ことばを選んでいて、より伝わりやすかったし、分かりやすかった。
*準備から発表まで、先生の手助けはあっても、自分たちで考えて
作り上げていくのはすごく大変でした。
でも、同じように他の班も苦労して作り上げていったんだろうなと思うと、
発表が終わったあとの達成感はとても気持ちよかったです。
*この発表を迎えるまでにとても長い時間を要して、まず、ほっとしました。
(中略)コハク酸脱水素酵素についての知識をより深められたことも良かった
と思うけれど、班で議論し合って、何かを成し遂げることが
こんなにも楽しく、面白いものなんだと感じられたことが、
一番良かったと思います。
※今年度の発表テーマ 発表会プログラム_2016.pdf
なお、取り組みの概要はこちらでも紹介しています。