朝日新聞社SDGs教室
7月27日(月)、1年生リーガルマインド類型生徒を対象とした朝日新聞社SDGs教室を開催しました。朝日新聞社から濱上さん・沖さんが講師として来ていただき、生徒たちは「2030SDGsゲーム」を体験しました。
まずはSDGsについての説明がありました。SDGsとは、持続可能な開発目標の略称です。2015年に国連総会で決められた、2030年までの達成を目指す、国際社会共通の目標です。それをふまえて、生徒たちはSDGsゲームを行いました。
ゲームの内容は、班ごとにそれぞれ達成しなければならない目標があり、そのために様々なプロジェクトを行っていくというものです。ただし、プロジェクトを行うことで、経済・環境・社会といった世界の状況メーターに影響を与えます。
班の目標を達成するだけでなく、異なる目標・価値観を持った者同士が、お互いに交渉したり連携したりして、1つの世界をより良い方向に導いていくというところまで考えていく必要があり、それを体験できるのが「2030 SDGsゲーム」です。
中間の2025年の世界の状況メーターです。経済発展はしていますが、環境・社会ともに世界は酷い状況になっているようです。
2025年の世界の状況を受け、各班がさらに活発に動きはじめました。
様々な交渉をしています。
2030年の世界はどうなるのでしょうか。
2030年の世界の状況メーターです。各班が自分たちの目標だけでなく世界の状況なども考えたことで、2025年よりは少し良い世界になりましたが、まだまだ環境・社会ともに改善が必要な世界のようです。
最後に濱上さんから授業のまとめがありました。
「私たちの世界はつながっていて、私たち一人ひとりの行動が起点になって、今日の世界が創り出された」
ゲームを通じて、改めて自分たち一人ひとりの行動が世界に影響を与えるんだなと生徒たちは感じていました。これからの探究活動に向けて良い体験になりました。朝日新聞社の皆様ありがとうございました。