24回生<昨日の職業人講話の感想>9月11日(木)
昨日の職業人講話の感想が集まってきました。少しだけ紹介します。
三田市役所 井上さん・鈴木さん
仕事内容のイメージがほとんどありませんでしたが、話を伺い、市民の生活に関わるあらゆる問題に取り組んでいることがわかりました。私たちのような若い世代に向けたプロジェクトも行われていることを知り、驚きました。これまで市役所はデスクワーク中心だと思っていましたが、意外と外に出て活動していることも多いと知りました。進路がまだ具体的に決まっていない私にとって、「焦らなくても大丈夫」というメッセージが心に響きました。
SMBC 妹尾さん・浅田さん
銀行の三大義務「預金・融資・為替」を通して経済を支えているという点が特に印象に残りました。お金が社会の中でどのように循環しているのかを知り、金融の仕組みにより関心を持つようになりました。銀行は身近な存在なので多くを知っていると思っていましたが、意外と知らないことが多くて驚きました。様々な仕事内容を知ることができ、とても良い経験になりました。
NOTE 藤原さん
会社を経営して利益を出しながら、日本各地にある空き家をリノベーションし、その街に人を呼び込み、地域に貢献している姿に感銘を受けました。特に印象に残ったのは、「課題に対する視点を変えること」「点ではなく面で戦うこと」という言葉です。経営者になるのであれば、様々な角度から物事を考えることが大切だと学びました。また、大企業に負けないための工夫をし続けることも必要だと感じました。
ZENSTEN 尾崎さん
牛の皮で何かをつくろうという発想や実行力は、地域への強い愛情がなければできないことだと思い、尊敬するとともに、私もそんな人になりたいと思いました。地域活動をすると、自分のやりたいことに協力してくれる人が増える、という話も心に残りました。また、「100万人に1人の人材になるには、100人中1人になり、さらにそのためには1日3時間の努力を10年続ける必要がある」というお話を伺いました。これから物事を続けるか迷ったとき、この言葉を思い出し、努力を重ねていきたいと思います。
神戸新聞社 尾仲さん
記者の仕事は、ただインタビューした内容を文字にするだけではなく、相手の気持ちをより正確に読み手に伝える工夫をしていることを知りました。普段は気づかないような小さな工夫が、私たちの心を動かしているのだと実感しました。毎日読んでいる新聞の記事一つひとつに、短い文章の中にも多くの人の思いやメッセージが込められていることに気づくことができました。
弁護士 相原さん
ドラマなどの影響で「裁判で弁護するのが主な仕事」だと思っていましたが、実際には書面作成が多いと聞き、とても驚きました。また、「なぜ犯罪者を弁護するのか」という疑問についても、相原さんのお話を伺い、理解が深まりました。弁護士は人を守ることができ、自分の名前で勝負できる、とても魅力的な職業だと感じました
教職 殿井さん
先生という仕事の魅力について知ることができました。特に、先生目線で見た学校行事や、先生が普段どのようなことを考えているのかを動画でわかりやすく学ぶことができました。自分も将来は子どもと関わり、成長を見守る立場の大人になりたいと思いました。殿井さんのお話を伺い、心の中にもやもやとあったものが少し晴れたような気がします。
建築士 前田さん
前田先生のお話やパンフレットから、ワクワクするような内容をたくさん見つけることができました。「建築士=家づくりを考える、つくる」というイメージを持っていましたが、お客さんの意見を取り入れるために話を聞いたり、考えた構図を伝えたりするコミュニケーション能力が必要であることを知りました。また、石油化学製品を使わず、できるだけ土や木といった自然素材を活用するなど、こだわりを形にできる点にも大きな魅力を感じました。
公認心理士 谷家さん
「人の話をしっかり聞き、寄り添って助言をする」というイメージはありましたが、「結果を分析すること」が仕事内容に含まれているのは意外で、とても驚きました。また、「良い人をやめる」「多様多彩な経験をする」という言葉が特に印象に残りました。ちょうど自分も「嫌われないように」と安定を選んできた生き方を変えたいと思っていたので、心に深く響きました。
N+CARE 鳴坂さん
目標のために日々取り組んでいることは、すべて自分のためであり、「今すべきこと」を一つひとつこなしているのだと気づきました。今、しんどいからといってやめたり手を抜いたりするのではなく、人生のゴールを考えて逆算し、努力を重ねていくことが大切だと学びました。先が見えなくなる時も、ネガティブになるのではなく「分岐点」だと思って行動に移すことを心掛けたいです。
看護師 眞造さん
これまで「医療系の仕事=人の命を救う仕事」というイメージしか持っていませんでした。しかし、眞造先生のお話を伺い、「看護師は人の命を救うことだけがすべてではなく、患者さんの気持ちに寄り添い、話を聞くことが大切である」という言葉が心に残りました。将来の進路を考える段階で、興味のある職業のやりがいや大変さを知ることができ、本当に貴重な体験になりました。
農業経営 田淵さん
現代の農業は機械化が進み、効率よく作業できるだけでなく、人の負担を減らして働けるようになっていることを知り、時代に合わせて進化していることに気づかされました。「勉強することが大事。そして、その勉強を習慣化することが大切」という言葉が心に響きました。また、「しんどいことをするのが楽しい」という考え方に触れ、自分とは違う価値観の差が、将来成功するかどうかの分岐点になるのではないかと深く考えさせられました。