24回生<探究発表会>11月19日(水)
本日は3限・4限に、SS探究Ⅰの年次全体発表会が行われました。9月から取り組んできた「社会課題に目を向ける」プロジェクトでは、SDGsについて学び、先進的な企業の取り組みを調べ、自分たちにできることを考えてきました。その内容を4枚のスライドにまとめ、先週は講座ごとに発表を実施。本日はその代表班による発表会でした。
同じテーマでも切り口はさまざまで、「住み続けられるまちづくり」では保育や交通の問題、「気候変動に具体的な対策を」では3R(リデュース・リユース・リサイクル)やサボテンを活用した取り組みなど、多様な視点が紹介されました。企業の具体的な取り組みも多く取り上げられ、皆さんの知識や視野が広がったのではないでしょうか。技術力を生かした理系的アプローチや、人の力に注目した文系的アプローチなど、これからの進路と関連する内容も多く、今後の探究活動にもつながる学びが多かったですね。
発表の仕方も非常に良かったです。原稿を読むのではなく、自分の言葉で聴衆に語りかけたり、ステージを広く使って説明したり、問いかけを交えたりと、参考になるプレゼンがたくさんありました。
そして今回一番良かったのは、質問が多く出たことです。同じ人だけでなく、さまざまな人が積極的に手を挙げていました。綿貫先生の言葉にもあったように、「質問があって、初めて発表会が成り立つ」ものです。鋭い質問も多く出て、非常に良い発表会となりましたね。
ただ、まだまだ発表者も知識不足で、答えきれない部分もありました。そこは、今後の探究活動でさらに深めていくべき点です。自分たちの探究では、どんな質問にも答えられるように、しっかりと調べ、考え、内容を深めていきましょう。