校長ブログ

2025年7月の記事一覧

第1回学校評議員会を実施~本校の取組を説明し委員からの助言に感謝~【7月30日】

7月30日(水)、第1回学校評議員会を実施しました。校長あいさつでは、今後の本校の目指す方向性と、来年度から法に基づくコミュニティ・スクールの実施について説明をしました。出席者の自校紹介と、上杉教頭先生と各部長や科長の先生から本校の取組の紹介を行いました。農業科学科の作成した動画も見ていただきました。

PTA会長、地域の代表、コンソーシアム委員会の委員、同窓会長など参加いただきました委員の方からは、本校の生徒の取組に対する素晴らしさや、本校の目指す前向きな形を評価いただき、励ましをいただきました。また、今年度から委員になっていただきました兵庫教育大学の安藤准教授からは、「今できることの選択と集中」「地域の学びに加えて地域への学びの提供」「町に1つの高校として佐用をフィールドとした学びの設計」などの評価と助言いただきました。

本校の魅力・特色をさらに推進して、学びたいと思える、佐用高校に来て良かったと思える学校づくりを目指します。今後とも、よろしくお願い致します。

 

吹奏楽部3年生引退コンサート~スピカホールで観客を魅了~【7月27日】

7月27日(日)14時から、吹奏楽部の3年生引退コンサートが、スピカホールで実施され、約50人の観客が魅了されました。

3年生の森元和奏さんと須貝真大さんの最後のコンサートで、2年生の森本真央さん、大谷彩桜さん、連石佑馬さん、1年生の西村由奈さんの6人と部員は少ないですが、第1部は顧問の谷口先生がドラム演奏をして、大変盛り上がりました。

第2部では、怪獣やマリオの衣装で部員が登場して工夫された演奏で魅了され、引退する3年生2人に、卒業生から花束が渡されました。最後には、再び谷口先生も含めて7人の演奏で締めくくられました。観客は、保護者や本校の教職員やその家族や同窓生などが魅了され、私も素晴らしい演奏に感動の連続でした。

引退する森元さんと須貝さんに、たくさんのメッセージが手渡れました。引退しても、佐用高校での高校生活を充実したものにして欲しい。本当に、6人の素晴らしい演奏でした。主顧問の谷口先生、副顧問の節野先生、浦川先生もお疲れ様でした。

演奏曲 第1部:①希空、②Omenns Of Love、③情熱大陸、④点猫の唄、第2部:⑤怪獣の花唄、⑥ナハトムジーク、⑦かわいいだけじゃだめですか?、⑧銀河鉄道999

                               

 

塔陵会(同窓会)総会を実施~同窓生が町長の記念講演を視聴~【7月26日】

7月26日(土)、本校の塔陵会(同窓会)総会が、塔陵館で行われ、同窓生が参加しました。

谷本会長の挨拶で開会し、本校の目指している方向性や生徒の頑張りを校長の私から説明し、本校の現状をパワーポイントで上杉教頭先生から、農業科学科の作成した動画についても科長の竹内先生から説明しました。本校の生徒が頑張っている様子を知っていただきました。

議事では、令和6年度の取組や決算報告、令和7年度の計画や予算について承認されました。

記念講演では、庵ざこ町長から、少子化などの課題を踏まえて縮充の町づくりや山の再生などについて話をいただきました。

塔陵会(同窓会)が、更に盛り上がって、本校をご支援いただきますようにお願いします。参加いただいた同窓生の皆様、ありがとうございました。

         

農業クラブ連盟大会が実施され農業科学科の2,3年生の生徒が発表~県内農業12校が参加して意見交流~【7月24日~25日】

7月24日(木)~25日(金)に宍粟市山崎町の山崎文化会館で、第73回兵庫県学校農業クラブ連盟大会が、県内の農業高校12校から約500人参加して実施されました。

24日には探究成果をプレゼンテーションするプロジェクト発表会と、自分の経験や意見で決意を伝える意見発表会が実施され、本校からも農業科学科の生徒が参加しました。校長の私も、審査員と来賓で2日間参加しました。

プロジェクト発表:「高校生にできる獣害対策~シカの活用方法~」2年:前田虎人、3年:西田圭仁、2年:春名叶夢、2年:笹谷泰耀、2年:三浦暖人

意見発表:「小さな町おこし」3年:小坂田鈴音

25日には、来賓を招いて大会式典が実施され、最初に連盟旗に加えて各校のクラブ旗入場が行われました。成績発表、表彰式のあとに最優秀賞の模範発表が行われました。閉会式では全員でのFFJの歌の斉唱などが実施されました。本校は入賞はできずに悔しい結果になりましたが、よく頑張って素晴らしい経験になりました。

来年度に向けて頑張って欲しいと思います。参加した生徒の皆さん、指導や引率いただいた先生方お疲れ様でした。運営等に関わられた方々に感謝申し上げます。

        

 

農業鑑定競技会が本校で実施されました~県内の農業科の高校12校が熱心に競技~【7月23日】

7月23日(水)、本校で農業鑑定競技会が実施され、県内の農業科の高校12校が集まって競技をしました。

教室に集合した生徒達に、放送室から開会式や説明を行い、競技は体育館で、作物、野菜、果樹、草花、畜産、食品、農業土木、造園、生活の9部門で実施され、約200人の生徒が参加しました。体育館では、9つのゲートをくぐり、決められた時間で椅子の上に置かれた問題を次々に解いていきました。問題には実物も置かれて、工夫された問題に生徒達は熱心に取り組みました。本校の農業科学科の生徒も出場して頑張り、受付や放送、準備や誘導、片付けなどを生徒や教職員が担当しました。

農業に関する工夫された様々の問題を熱心に解いている姿に感動しました。結果は、明後日発表されます。関わって頂いた様々な方に感謝申し上げます。

             

2年生家政科の就業体験実習壮行会で決意表明~失敗を恐れず感謝の気持ちと将来の職業としての検討を~【7月22日】

7月22日(火)の13時から保育大教室で、2年生家政科の就業体験実習壮行会を行いました。来週7月28日~8月1日または2日までの期間で実施されます。

校長からは「百聞は一見に如かず」で「一見」によって現場でしか学べない経験と失敗を恐れないことを伝え、進路指導部長の田中先生からは、就業体験の準備をした先生方や受け入れ先の方への「感謝」の気持ちの大切さを伝えました。

生徒代表で、原田心菜さんが代表であいさつをした後、参加する17人が、1人1人素晴らしい決意表明をしました。最後に、学年主任の田中先生からの激励の言葉を本江先生が読み上げて頂き、家政科長の前野先生から、「就業体験実習で自分に合っている職業で学びを多くする人や、自分に合っていないと思える人もあるが、それらを知る素晴らしい経験であり学びを大切にして欲しい」との思いが伝えられました。

失敗を恐れず、わからないことは丁寧に聞いて、感謝の気持ちと笑顔を忘れず将来の職業として合う合わないをしっかりと見つめ、素晴らしい経験をして成長してください。応援しています。

      

               

離任式、任命式、表彰式と1学期終業式を「さよう交流情報センター」で実施~何のために生まれて何をして生きるのか~【7月18日】

7月18日(金)、暑さ対策もあって、離任式、任命式、表彰式と1学期終業式を、「さよう文化情報センター」の大ホールで実施しました。

1年8ヶ月にわたりお世話になったALTのアダム・ブリッジ・ロビンソン先生に、兵庫県教育長からの感謝状を校長から渡し、離任のあいさつを頂きました。佐用高校での生徒の出会いから将来は学校の先生を目指されるようで、花束を渡しました。お世話になりました。イギリスに戻られてからもご活躍ください。

次に新生徒会長の藤田耀太さんをはじめ新生徒会執行部の10人に、校長から任命書を手渡し、藤田生徒会長から決意を述べてくれました。また、これまで活躍してくれた、生徒会長の神原緋弥喜さんから代表で「失敗は成功の元」の話から素敵な1年であったことを話してくれました。3年生で引退する生徒会執行部に花束を渡しました。

先日実施した、夏季球技大会の優勝、準優勝のクラス、普通科の「総合的な探究成果発表大会」の最優秀賞、優秀賞、奨励賞(2班)に校長から表彰状を渡しました。家政科や写真部の生徒の活躍にも賞状を披露しました。よく頑張ったと思います。賞に届かなくとも頑張った経験は、身についていると思います。

終業式の校長式辞では、2人の漫画家の話をしました。「ONE PIECE」の作者である尾田栄一郎さんの、描いても描いても採用されず1週間ほど身体が動かなくなって、もう諦めてサラリーマンになろうとしたときに、編集者の人から「こんなに頑張って報われない人は今まで見たことがない」と言われて、涙してもう一度立ち上がって描いたのが「ONE PIECE」であったことや、「アンパンマン」の作者であるやなせたかしさんは、高知から東京に出て、色々な仕事をして漫画を書き続け、「自分を犠牲にしても、みんなに食べさせてあげて笑顔にさせる逆転しない正義」の考えから、「アンパンマン」を描いて70歳を過ぎてからが大ヒットしたことを話しました。やなせたかしさんとその妻をモデルに、朝の連続テレビ小説(朝ドラ)で「あんぱん」が放映されていることも伝えました。「何のために生まれて 何をして生きるのか」のアンパンマンのオープニングテーマの意味を是非見つけて欲しい。

1学期の成績をもらって、頑張った自分をほめたり、残念であったことを反省するとともに、「当たり前」ではなく「有り難い」と感謝して生活して欲しいと伝えました。(校長式辞の概要は後に掲載)

終了後は、生徒指導部長の三浦先生から講話と、警察から「特殊詐欺」「闇バイト」「交通事故防止」などの話があり、旧生徒会長の神原さんから、生徒への呼びかけもありました。

明日から44日間の長期の夏休みですが、体調に気をつけ、命を大切にして、様々なことに挑戦してください。

                  

【校長式辞の概要】令和7年度1学期終業式 校長式辞【概要】.pdf

 

1年生が地域理解ツアーで町内の様々な施設等の見学や体験~佐用の魅力発見~【7月17日】

7月17日(木)、1年生全員がバス5台で5つのコースに分かれて、地域理解ツアーを実施しました。佐用町内の様々な施設等を見学したり体験して、佐用町内のゴルフ場や本校卒業生の経営しているレストランで食事をしました。(昨年度までは1年生普通科のみでしたので、三科全員で行けて良かったです。)

校長の私は、5つのコースのいくつかのポイントしかまわることができませんでしたが、生徒達が楽しく充実した時間を過ごし、美味しそうに昼食している様子を見て嬉しく思いました。雨が降って、十分に経験ができなかったところもありましたが、佐用町の魅力を発見し、楽しい時間を過ごせたと思います。行かなかった他のコースにも、機会があれば是非行ってください。

Aコース:宿場町ひらふく ⇒ 光明寺 ⇒ glaminka SAYO ⇒ KUMOTETU(卒業生レストラン)

Bコース:三日月藩乃井野陣屋館 ⇒ 元気工房さよう ⇒ ひょうご環境体験館 ⇒ FUK UTEI(卒業生レストラン)

Cコース:JUAVACドローンエキスパートアカデミー ⇒ 笹ヶ丘公園 ⇒ 佐用スターリゾート(ゴルフ倶楽部)

Dコース:スピカホール ⇒ 大木谷の棚田 ⇒ JOYXゴルフ倶楽部

Eコース:南光自然観察村 ⇒ 瑠璃寺モンキーパーク ⇒ 佐用スターリゾート(フュージョン倶楽部)

※ 太字は校長が訪問した場所(写真あり)で、他の場所の写真は引率教員が撮影していれば後日追加します。

                                 

1年生が進路ガイダンスを実施~希望する講演を受講して進路に生かす~【7月16日】

7月16日(水)、1年生の進路ガイダンスが行われました。23の分科会を各自2つ受講して、将来の進路につなげるために様々な話を熱心に聞きました。

分科会の分野は、動物、栄養、心理学、公務員、整備、建築、音響・放送・映像、情報・コンピュータ、調理・製菓、医療事務・医療秘書、声優、ゲーム、ファッション、保育、トータルビューティー、経済学・経営学、工学・情報学、教育学、看護、漫画・アニメ、リハビリ、福祉で、大学、専門学校などから講師に来ていただきました。これから、目指す目標を持てば、あらゆる可能性が開けます。

将来の目標をしっかり持って、今後の高校生活を送って欲しいと思います。2年生は、明日、進路ガイダンスでさらにステップアップして今後につなげて欲しい。

              

普通科の「総合的な探究発表大会」を実施~地域協働と三科協働につながる素晴らしい機会~【7月15日】

7月15日(火)、2年生普通科が、佐用町の現状と課題をテーマに1年間の探究活動を成果を、16班に分かれてさよう文化情報センターの大ホールで発表し、解決策などの高校生らしい提案をし、普通科に加え、今年は農業科学科と家政科の1,2年生も発表を熱心に聞きました。開会式の校長挨拶では、「温故知新」の精神で地域の歴史や現状を深く知ることで未来をどのように築いていくかを考えるよい経験になり、新たな発見と学びがあると伝えました。

「少子化」「水害や防災」「姫新線」「地域資源の活用」「商店街の活性化」「佐用高校」など、身近な地域の課題を取り上げた素晴らしい発表でした。

佐用町長や兵庫県教育委員会の指導主事をはじめ、本校のコンソーシアム委員の先生方が審査を行っていただき、佐用町長と県教育委員会の鄒主任指導主事から、発表に対する感想や激励の講評を頂きました。終業式で、優秀な発表には表彰を行います。

終了後のコンソーシアム委員会では、本校の取組状況を説明後、各委員から助言をいただき、「普通科の発表は嬉しかった。涙が出るほど感動した。普通科の2年生をほめてやってほしい。」とか、「自分が高校の時は全く考えていない買ったことを生徒は考えており、大人の思いつかない高校生らしい発想であった。」とか、本校卒業生の鳥取大学4回生の中石さんからは、「高校生のまとめに驚いた。地域と関わっている生徒がやっていることは素晴らしくうらやましい。」と後輩の頑張りを応援する感想をいただきました。

県教育委員会の長坂班長からは、①元気がなかったので、もっとアピールして欲しい。②佐用町と佐用高校が協働して自分の幸せにつながっていく。③三科協働を進めて歴史、英語、情報などの教科と連携して探究を進めて欲しい。と言った、今後につながる助言もいただきました。

普通科の2年生のこれまでの頑張りと、素晴らしい会場での発表の経験は自信となって今後につながることと思います。本当にお疲れ様でした。ご指導いただいた先生方、ありがとうございました。発表を聞いた1,2年生は、今後の高校生活に大いに生かしてください。