令和4年度 今日のできごと

令和4年度 今日のできごと

11月16日(水)がん教育講話(2年次) 実施報告

兵庫県教育委員会が学校教育の中でのがん教育を推進していることを受け、本校では初めての取り組みとして、11月16日(水)に2年次生を対象に、「がん教育講話」を聴く機会を持ちました。

講師には、学校医として日頃からお世話になっている青垣内龍太先生(内科、胃腸内科)に来ていただき、文部科学省が作成したスライドを使ってお話をしていただきました。スライドの解説のほか、臨床の現場でご経験されたお話、高校生へのアドバイスなど、がんについての多くの情報を、様々な角度から興味深くわかりやすく伝えてくださいました。

がんについては保健の授業でも学習していますが、実際のがんの患者さんに接しておられる医師から専門的な知見によるお話を聞く機会を持つことで、がんに対する理解が深まったことと思います。

以下に、本校生の感想を一部紹介します。

・今日のがんの話を聞いて、まず、がんは2人に1人かかってしまうことに驚きました。そんなにかかってしまうとは思ってもみていなくて、こんなにも身近なのかと思いました。ですが、話をしっかり聞いていくと、今からでもがんに対する対策を打つことができるそうなので、今のうちからしっかり考えることが大切なんだとわかりました。

・今はまだがんにはなりにくいけど、大人になったらがんになりやすくなるので、日ごろの健康管理や生活習慣に気をつけて、がんについて知って、家族や周囲の人ががんになっても支えられるようにしたいです。

・がんは細胞分裂の起こるところで発生するので心臓はがんになりにくいこと、がん細胞は10~20年かけて成長すること、早期の発見であれば9割の人が治るということに、驚きました。

・親戚や母の友達の中でがんで亡くなった人がいて、今日の話を聞いて、がんについて理解することができてよかったです。がんを予防するために、普段からの生活を大切にしていきたいと思いました。また、早期発見・早期治療ができるように、がん検診を定期的に受けるようにしていきたいと思いました。

・家族や祖父母にも話しておきたいと思いました。

スライドはこちらからご覧いただけます:兵庫県教育委員会事務局体育保健課「がん教育について」

講話を聴きながら熱心にメモを取る本校生
熱心にメモを取る本校生 本校の学校医(内科)青垣内医師