兵庫県の北播地域にある総合学科高校、兵庫県立三木東高等学校の公式ホームページです。
令和4年度 今日のできごと
東日本大震災現地ボランティア活動08
先程大川小学校にて、語り部の鈴木様よりお話しをいただきました。
大川小学校の被害を目の当たりにし、驚きを禁じ得ませんでした。
住宅地に建っていた小学校でしたが、今は周りに何もなく、津波によって全て流されてしまったようです。
また人的被害も凄まじく、小学生74名、教員10名の命が失われました。
鈴木様の次女もここで被害に遭われてしまったとのことです。
話を聞いていると自然と涙が出て、被害に遭われた方、またその家族の無念は計り知れないものなのだなと感じました。
鈴木様は話しの最後に「命を守る行動」、ではなく「死なないための行動」を心がけて欲しいとおっしゃっていました。命を守る行動という言葉ではどういうことをすればよいか曖昧で、必死で行動しないだろう、死なないための行動という言葉だったらみんな一生懸命生き抜こうと何か行動を起こすだろうという想いが込められているそうです。
災害が多い日本、次に同じような思いをする人がいないように鈴木様は語り部をされているとのことでした。
私たちも今一度防災への考えを改めないといけません。
貴重な話をしていただき、本当にありがとうございました。
今からは日和山公園、いしのまき元気市場、南浜震災祈念公園津波伝承館、旧野蒜駅とフィールドワークに行ってきます。
東日本大震災現地ボランティア活動07
おはようございます。
ボランティア活動3日目です、本格的な活動としては本日が最終日となります。
全員体調もよく、朝ご飯も美味しくいただきました。
午前中は大川小学校跡地で語り部の方のお話を聞き、伝承館見学をする予定です。
東日本大震災現地ボランティア活動06
グランディ21、リフレッシュプラザに到着し、先程、晩御飯とお風呂が終わり、ミーティングを行いました。
ミーティングでは明日の日程の確認をしました。
宮城県水産高校との交流会を予定していましたが、コロナ感染の影響により急遽中止となりました。
そこで明日は日程を変更し日和山公園のフィールドワークや、南浜震災祈念公園・津波伝承館などを見学することになりました。
ミーティングの終わりには今日の振り返りとして、しおりの後ろにある感想記入欄に記入をしていきました。
全員体調は変わりなく元気です。
明日も朝早いので22時就寝で明日に備えます。
また明日も随時更新していきます。
東日本大震災現地ボランティア活動05
株式会社みちさき様にて、農業体験活動を行いました。
トマトの栽培をされており、収穫後に残ったツルなどの片付け作業や、清掃活動を行いました。
ビニールハウスの中での作業だったので天候は雨でしたが、特に濡れることもなく作業ができました。また、雨のおかげで通常ハウス内は40℃以上になることもあるみたいですが、気温も高くならずに体調面でも安心して作業ができました。
生徒たちは一生懸命に黙々と作業をし、予定されていた区画をすぐに終わらせて、別の区画の手伝いも進めることができました。
今から本日の宿舎であるグランディ21に向かい、お風呂と晩御飯になります。
東日本大震災現地ボランティア活動04
東日本大震災・原子力災害伝承館を見学しました。
非常にいたましい災害だということ、それがいまだに続いているのだなということを改めて実感させられました。
生徒達も真剣な表情で話を聞き、震災に関連する資料を眺めました。
伝承館の見学のあと、バスに乗車しフィールドワークもおこないました。
ガイドさんの話を聞きながら、未だに自宅に帰られない町があること、行方不明の方がまだ大勢いること、昔賑わっていた商店街なども今は寂れてしまっていることを知り、被災地の現状に思いをはせました。
とても考えさせられる内容ばかりで、生徒達も心でいろいろと感じとってくれたことと思います。
今からフードコートにてお昼ご飯を食べ、午後からは農業体験に行ってきます。