国際人間科だより

5/13(土)国際人間科説明会

今年度第1回、中学3年生対象の学科説明会が行われました。

昨年度よりも多い、約180名の中学生・保護者の方にご参加いただきました。

今年の説明会では、新たに学科を紹介する動画を見てもらい、国際人間科の授業、行事、海外研修等についてよりリアルに理解していただけたかと思います。

また生徒代表による英語スピーチ、入試リスニング体験、在校生からの話、ALT3人による英語活動など、盛りだくさんの1時間半でした。

ぜひ多くの中学生が、本校DGAを選択肢として持ってくださると幸いです。

ご参加くださった方々、ありがとうございました。

協力してくれた在校生、OBの皆さんにも、感謝申し上げます。

第13回クラブ ユースフォーラム 最優秀賞

 2023年5月3日(水・祝)に国際ソロプチミスト明石第13回クラブ ユースフォーラムがグリーンヒルホテル明石で開催され、明石市内の高校から7名の発表者が参加し、明石西高等学校2年8組国際人間科の渡邊仁美さんが最優秀賞を受賞しました。

 国際ソロプチミストとは女性の世界的組織で、人権と女性の地位を高める奉仕団体で、国際ソロプチミスト明石は、隔年でクラブユースフォーラムを開催して、明石市内の女子高校生のための発表の場を設けています(コロナのため今回は2019年以来4年ぶりの開催)。

 今年のテーマは「日本の伝統文化 学び・つなぐ」で、渡邊さんは、小さい頃から学んできた空手を海外に紹介したい、という論文発表をしました。つぎにディスカッションがあり、司会者などが出す質問について、空手の女性が得意な面や、明石西高校が国際交流が盛んであることなどをアピールしました。

 最後に審査員が論文発表とディスカッションでの発言を総合して、最優秀賞と優秀賞の2名を発表し、見事渡邊さんが最優秀賞を受賞しました。

4/14金 DGA Welcome Meeting

DGA新入生を2,3年の先輩たちが迎えて話をする恒例のWelcome Meetingが開かれました。

授業や行事、部活動など、新入生が聞きたい先輩たちのホンネを、いっぱい聞くことができました。

共通していたことは「大変なことも多いけど、その分だけやりがいがある、自分に返ってくる」ということでした。

縦のつながりを大事にして、DGAのマインドを次の後輩にも引き継いでいきましょう!

対面式、新入生代表挨拶

2023年4月11日(火)午前、在校生2,3年生が新入生をグランドで迎える対面式が行われました。

国際人間科の1年生の生徒が新入生代表として、在校生によろしくお願いしますという主旨のあいさつしました。

それに対して在校生の代表である生徒会長が新入生を歓迎しますという言葉を述べました。続いて吹奏楽部が2曲演奏して、新入生への歓迎の気持ちを表しました。

4/10(月)入学式後のHR

入学式があり、DGA生33名が晴れて入学しました。

黒板には、1学年上の先輩たちがかわいいデザインで Welcome Board を作ってくれていました。

式後のHRでは、DGAを担当するALT、日本人英語教員が英語で挨拶をしました。

最後に担任の先生のお話があり、Love Mistakes! で英語を楽しもうというムードが高まりました。

Welcome to DGA!!!

明西48回生国際人間科21期生合格者登校

 明石西高校48回生国際人間科(Department of Global Awareness=DGA)21期生1年8組の生徒が合格者登校をしました。

書類回収やスタディーサプリの登録をして、明石西高校の制服を受け取りました。中学校の制服は今日で終わりです。

笑顔のあふれるフレンドリーな雰囲気の中、集合写真をとりました。

 

3学期終業式・表彰伝達

 2023年3月23日(木)9:50から3学期の終業式が行われ、校長先生のお話がありました。

 そのあと、表彰伝達があり、第2回実用英語技能検定準1級に合格した2年8組(国際人間科)女子生徒1名が表彰されました。続いて、2023年1月29日に行われた神戸日米協会第30回高校生英語暗誦大会で第2位となりアメリカ総領事賞を受賞した1年8組(国際人間科)の女子生徒1名が表彰を受けました。

※この記事の一つ前に、先輩からの体験談が同日にアップされています。どうぞご覧ください。

 

進路先輩体験談-国際人間科18期生のお話

 2023年3月22日(水)の3,4時間目に先輩の話を聞く会が開催され、国際人間科の1,2年生が今年3月に卒業した45回生(国際人間科18期生)7名の大学受験の体験談を聞きました。

 受験勉強の開始時期や志望校の決定時期、苦労したこと、スマートフォンの利用法、おすすめの勉強方法、参考書などについて話してもらいました。

 最後に、一日一日の意思決定による積み重ねが進路を開く、という先輩からの言葉がありました。放課後さらに質問のある人が、先輩方に質問をしに行く時間がありました。(3枚目の写真)

 1,2年の皆さん、自分に当てはまるアドバイスがきっとあったと思います。それらを取り入れて、進路を切り開きましょう!

なお、3時間目の2年生の先輩体験談の前にALTのMissy の友人のLucyが訪日中で、紹介がありました。(最後の写真)

 

 

外務省「高校講座」「外務省での仕事と最近の国際情勢について」中川紘佑氏講演

2023年3月7日(火)同窓会館2Fで、外務省「高校講座」(第4回地球市民I)を開催しました。国際人間科1,2年生70名が受講しました。講師は、外務省大臣官房儀典外国訪問室兼大臣官房G7広島サミット事務局の中川 紘佑(こうすけ)主査で、演題は、「外務省での仕事と最近の国際情勢について」でした。

 最初に自己紹介がありました。加古川東高校の時にワシントン州の高校に1年留学したことやトンガでの勤務についてお話しされました。外務省へ入った理由は、日本文化を広めたい、広く日本国民のために働きたかった、ということを上げられました。

 続いて、外務省とはどういうところかお話しいただきました。日本や日本人の利益を守るため外交を担当する省庁だということでした。例えば、気候変動において先進国と発展途上国の立場は違うが全体としてCO2削減が必要な場合や、戦争やテロの防止や起きた場合、貿易に関する問題のある場合などに外務省が関わるというお話でした。

そして、在外公館の数はいくつか?というクイズがあり(答えは大使館と総領事館をいれて230公館)、外務省の仕事として、1.外交の舞台を整える裏方のような仕事についてお話がありました。(Q: 政府専用機を操縦するのはだれか、A:自衛隊の隊員)2. 国際社会の一員としての責任を果たす仕事については、中国と日本の共同して化学兵器を処理することが例としてあがりました。3.日本の文化、政策を紹介、発信する仕事では、現地の小中学校で日本文化を紹介したり現地文化に応じて日本の食文化を紹介することなどについて、お話いただきました。

 次に、厳しさを増す国際情勢についてお話いただきました。1つめは、最近の物価上昇についてでした。①ロシアのウクライナ侵攻により ②原油・穀物の供給減がおこり ③ガソリン・電気代が高騰し ④物の値段の上昇が起こっている、ということです。例えば燃油サーチャージにより海外旅行費が上がっています。また、2つめに、中国や北朝鮮のミサイルが、日本の排他的経済水域に多数飛来しているお話がありました。3つめに、日本とオーストラリアの関係、日本とマレーシアの関係についてお話いただきました。

そして、日本が抱える外交課題として1.経済安全保障 2.近隣諸国との領土、歴史問題 などがあげられました。

 最後に、今、高校生の生徒が何をしておくべきという問いについてメッセージを送っていただきました。

1.多く事、物に触れる(部活、趣味、ボランティア、恋愛、旅行、勉強…)2.語学学習と留学3. 理数系の勉強に力を入れる 4. 十八歳になったら投票にいく というお話をしていただきました。

全体会の最後には、10分間質疑応答があり、さらに23名が残り、座談会に参加しました。そこで、中川先生には、多くの質問に答えていただきました。例えば、Q: 大使館などで勤めるには、大学のどの学部がよいか A: 特にどの学部がよいというのはない。理系出身者もいる。海外に興味をもち続ける環境が大事、国際系学部も一つ。Q: やってよかった、とかやらなくて後悔のある勉強はありますか。A:もちろん英語の勉強はやってよかった。社会・歴史(日本文化)はもっと勉強しておけばよかった(例えば、折り紙を留学先でうまく教えたかった)、Q: 理数系の数式など勉強する意味はなにかA:数学や理科は、物事を順序だてて答えるので論理的思考の訓練になる、これは将来の職業に必要なスキルだ、などの質問に答えていただきました。

生徒たちは、外務省や国際問題により興味・関心を持ちました。また、語学や理数の学習や留学に対する動機付けを得ました。大変わかりやすい講演会と座談会をありがとうございました。

第3回地球市民Ⅰ講義「南アフリカ」兵庫県立大学国際商経学部セプテンバー先生

 3/6(月) 11:30--12:30まで、1-8教室でZoomを使い、第3回地球市民Ⅰの講義が行われました。講師は、兵庫県立大学国際商経学部のプロジェクトセミナー担当講師のジェレミー・セプテンバー先生で、テーマは先生の出身国である「南アフリカ」でした。

 最初に南アフリカの基礎知識をクイズとともに学びました。例えば、Q:公用語はいくつ(A:11)とか、Q:中学校はあるか(A:ない。小学校7年、ハイスクール5年。)、とかQ:南アフリカ内部に国はあるか?(A:ある。レソト王国)などでした。生徒の中で、7問中5問正解者が最高の成績でした。

 続いて、南アフリカが’Rainbow Nation’と呼ばれるのは、さまざまな人種がまじりあって'coloured people'となっているためで、人々はそれを誇りに思っていることや、政治について、アパルトヘイトが平和のうちに1994年終了したことを、南アフリカの人々は誇りに思っている、ということを聞きました。

 最後に、現在の最大の政治問題は、どうやって昔白人が手に入れた土地を他の人種に返還していくのか、ということだ、というお話を聞きました。

 非常にわかりやすい英語で、日本語も交えてユーモアたっぷりの楽しい講義でした。南アフリカについて興味を持った生徒も多かったと思います。

 セプテンバー先生とは、来年度の総合の時間に、大学の授業「プロジェクトセミナー」に参加させていただいて、お会いする予定です。皆さん、楽しみにしてください!