カテゴリ:講座の実施報告
9月11日(高)キャリア教育推進講座
〔研修の概要〕
講義:キャリア教育の充実に向けて
-体系的・系統的なキャリア教育の在り方について-
講師:筑波大学 人間系 教授 藤田 晃之
発表:キャリア教育推進に向けた取組
演習・協議:キャリア教育の視点から自校の教育活動を振り返る
〔受講者の感想〕
- 自分自身の教育活動に当てはめて考えることができました。将来、生徒が社会に出たときに、必要なことを取捨選択し、状況に応じた適切な行動を取ることができるように指導していくことが必要だと思いました。
- キャリア教育の視点を広げることができました。授業や行事、様々な場面でキャリア教育の視点を持って生徒と接することが大切だと分かりました。
- 自分の学校では、将来の目標が分からないという生徒が多くどうすればいいか困っていた。教師が、学校やキャリアの教育目標をはっきりさせて共有することで、キャリア教育の視点を取り入れた授業をするための方向性が見えると感じました。
8月26日 IIIE1209 (高)読み手に伝わる文章作成講座
〔研修の概要〕
講義:読み手に伝わる文章の基本
講師:神戸新聞社姫路本社 編集部長兼論説委員 田中 伸明
演習・協議:読み手・目的・主題が明確な文章
〔受講者の感想〕
- 学校外の専門家のお話を聞くことができる機会はなかなかないので、とても有意義であった。特に業務に密接に関係する内容であり、自分を振り返ることができた。
- 実際に文章を作成してみると、自分の表現力のなさを痛感した。毎日読んでいる新聞のひとつひとつの記事がこのように試行錯誤されてつくられた文章なのかと思うと、もっと時間をかけて読みたくなった。
- 文章のプロが心がけておられることを聴くことができてとても勉強になりました。自分でも正平調の書き出しを書いてみましたが、リズムよく読み手に興味を持ってもらえる書き出しとはどのようなものか悩ましかったです。実際の文章を読んで、なるほど、と納得できました。
8月28日(金)ⅢD1107(小)算数科授業力向上講座
8月28日(金)小学校及び特別支援学校(小学部)の教員を対象として、(小)算数科授業力向上講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講 義:数学的に考える資質・能力の育成をめざして
-数学的活動を通して-
発 表:考えを表現し伝え合う活動の充実をめざした授業実践
演 習:主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
-「データの活用」領域の授業づくりを通して-
〔受講者の感想〕
○午前中の講義を聞き、児童の理解を促すために、定義に戻って考えることがで
きるよう教師が意識しておくことで授業づくりの広がりがもてると感じた。
○授業実践の発表を聞いて、子ども達から出た意見をとても大切にされていると
感じた。自分の授業を見直して、子ども達の言葉を大切に一緒に授業をつくっ
ていきたい。
○学習指導要領に示されている目標を達成するために、担任するクラスの児童
にとって、どのような学習や活動を考えれば良いのかを考える機会になっ
た。
8月19日・26日いじめ問題への対応講座
8月19日(於:県立但馬長寿の郷)及び26日(於:県立教育研修所)にいじめ問題への対応講座を実施しました。
講義:いじめ問題に適切に対応するために
・互いを認め合える集団づくり
・児童生徒の内面の理解に基づく指導
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
・「いじめ未然防止プログラム」の活用
<主な感想>
○大変わかりやすい内容で、現場に持って帰れるところが多くありました
○「授業プラン」については初めて知ったのでぜひ活用していきたいです
○普段の環境づくりがいじめの未然防止のために必要だと感じました
8月27日(木)ⅢD1118、ⅢD1119 道徳科授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ
8月27日(木)小・中学校及び特別支援学校(小学部・中学部)の教員を対象として、道徳科授業力向上講座Ⅰ・Ⅱを実施しました。
〔研修の概要〕
講 義:「対話」により深める授業づくり
-指導と評価の工夫-
発 表:読み物教材を活用した授業の構想
演 習:
講座Ⅰ 「対話」により深める授業をめざして
・「教材分析シート」の活用を通した中心発問の設定
講座Ⅱ
・実践発表 評価の視点に基づく授業づくり
・演 習「対話」により深める授業づくり
・評価に向けて重視する2つの視点の具体化
〔受講者の感想〕
○講義と実践発表から、「問い返し」の必要性とその質について考えることがで
きた。評価の視点でもある「多面的•多角的」「自分との関わり」について深
めるための「問い返し」を実践していきたい。
○様々な視点からの生徒の声をcatchして授業を進めたいと思った。
○今まで迷いながら授業を進めていたが、授業の構成や中心発問について明確に理
解することができた。