研修の様子
7月3日(月) ⅢB1201 教育経営講座A(第2回)
講 義
教職員のコンプライアンス意識の醸成
ー協働性を育む学校づくりー
演習・協議
教育活動を支える教育法規Ⅱ
・教育法規に基づく危機管理
(受講者の感想)
・法的根拠を意識することなく教育活動にあたっていましたが、この講座を受講することでその怖さを感じました。教育法規等を理解した上で、さまざまなリスクマネジメントを実施し、トラブルの未然防止に努めたいと思います。
・日頃は、法的根拠などをあまり意識することはありませんでした。しかし、様々な事例を学び、対応できるようにして準備しておくことが大切だと感じました。これまで曖昧であった法令等について学んでいきたいと思います。
・教育活動を法的な観点から考えることの必要性を感じました。子供たちにとって安心、安全な学校運営に少しでも携わることができればと思います。職場において研修の成果を共有した上で、教育活動に対する責任感と使命感を感じながら学校運営に携わっていきたいと思います。
7月3日(月)ⅢG2102 特別支援学級における自立活動の指導充実講座
講義
個に応じた教育課程の編成と自立活動の指導
班別演習・講義
自立活動の指導の充実
発表
個別の指導計画、教材・教具について
(受講生の感想)
・同じ立場で子ども達と関わっておられる先生方といろいろ話すことで学べたことが多くありました。最初の講義の内容がつながり、自立活動にどう生かしていけばよいのかがイメージできました。
・個別の指導計画の目標設定の方法を学ぶことができた。具体的な目標を設定するためにも段階的に取り上げていく必要性、大切さを改めて分かった。
・自立活動の内容や、どこの項目に入るのかなど悩んでいたことが、少し解決しました。各項目ごとに具体的な例をいくつか上げてくださり、今担当している子どもを思い浮かべながら聞けたのでとても参考になりました。
6月28日(水) ⅢF1310 県立学校情報担当者養成講座
ねらい
(1) 教育情報ネットワークの構成と機器の設定方法を習得する。
(2) 校内ネットワークの運用・管理の実際や障害対応の方法を習得する。
内容
講 義 学校教育情報セキュリティ・システム担当者(情報担当者)の役割
演 習 教育情報ネットワークの構成、校内LANの運用・管理とネットワーク障害への対応
・教育情報ネットワークの全体像と提供サービス
・セキュリティの考え方
・コマンドプロンプトの活用方法
(コンピュータや周辺機器の設定情報確認、ネットワークの疎通確認)
・ネットワーク障害への対応方法
演 習 コンピュータを校内ネットワークへ接続する方法
(受講者の感想)
・学校現場におけるネットワークの構成の大きなイメージを理解することができました。今後、PCに関する用語などをしっかり理解し、さらに知識を増やしてトラブルに対応できるようにしたいです。
・日々対応している内容について、あらためて知識の確認や実習を通じて再確認することができました。校務の情報のセキュリティ対策や機材トラブル、ネットトラブルなど多岐に渡ります。色々な人と協力して、組織的に対応すべきであることが大切だと再認識できました。
6月12日(月)ⅢG2103 基礎的な障害理解と授業実践講座-主体的な活動を引き出す授業づくり-
講義
基礎的な障害理解と授業実践講座
・障害特性と個に応じた指導支援
・集団学習における工夫
・支援の考え方
協議
・担任している児童生徒の実態について
・困っていること、課題となっていること
・現在、学校で行っている支援
・今日の講義を受けて、改めて児童生徒への支援について考えたこと等
(受講生の感想)
・通常学級の担任の立場としてワークシートを複数パターン用意する、宿題のレベルを
児童生徒が選ぶという考え方はとてもいいなと思った。
・それぞれの障害の定義と特性について正しく理解することができた。また、各障害の
特性に有効な手立てについても知ることができた。時間の見える化のためのタイム
タイマーのアプリを見つけたので、さっそく使ってみようと思う。
・校種を越えた交流が図れたことで、小学校の事情も少し分かり、知識以上の意味が
あったと思いました。
6月21日(水) ⅢF1305 (小)プログラミング教育講座
講 義
なぜプログラミング教育をするのか
演 習
小学校段階におけるプログラミング教育
・コンピュータサイエンスに触れるアンプラグド
・図形を並べて表現するビジュアルプログラム
・センサーやモーターを活用したフィジカルプログラミング
演 習
兵庫県版プログラミング教育スタートパックの活用
(受講者の感想)
・今まで、ソフトや教材を使ってプログラミングの授業を行ったことがほとんどなかったので、今後の情報教育の場面で役立てたいと思いました。また、最後の時間に、スタートパックなどのサイトを通して、じっくり実践などを確認できたことが良かったです。こうした時間を、自分の日々の生活の中で少しでもいいから持つことが大事だと感じました。
・やらせて終わりではなく、プログラミングを通してどのような力をつけさせたいか、どのような効果があるのかを考えて使えば色々な活用方法があるのだと分かりました。子どもたちが自分で間違いを振り返り、どうすればいいのかを考えるということは、漢字や計算のお直しでも大事なことだと思いました。出した課題に教員が赤で添削して、それを直すだけでは子どもたちの力になっていないと改めて感じました。プログラミングを通して、子どもたちを主体的に活動できる場が増えそうなので、学校でも実践していきたいと思いました。
・プログラミングは自分の苦手分野なので、今回受講させていただきました。クラスの児童の顔を思い浮かべると、普段の一斉授業では活躍できにくい児童でも、今日、教えていただいた教材を利用すると輝く児童が増えるなと思いました。2学期にアンプラグドのプラグラミングからの実際のプログラミングの授業にチャレンジしたいと思います。ありがとうございました。