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7月10日(水)ⅢC1114 (小中)「特別の教科 道徳」授業実践講座

(研修の概要)

講 義

考える楽しさを創る「特別の教科 道徳」の授業をめざして

―対話的な学びを通して児童生徒が感銘を受けるとは―

兵庫教育大学大学院 谷田 増幸 教授

  

発表・協議

考える楽しさを創る「特別の教科 道徳」の授業実践

加古川市立野口小学校 大門 裕 教諭

 

演習

「特別の教科 道徳」における授業改善につながる評価の在り方

 

(受講者の感想)

・講義では具体的に小・中学校の教材を用いて授業の組み立て方を学ぶことができた。特に、中心発問を設定するにあたり、どのように教材分析に向き合えばよいかについて学ぶことができた。子どもたちと共に考え、対話し、学べる学習集団を創っていきたい。また、互いの声を聞き合えるような学級づくりも大切にしたい。

・道徳授業で心がけていることは「中心発問でしっかり話し合いをさせること」「ねらいに迫る補助発問を効果的に入れていくこと」だ。今後は、深まりのある授業をめざして、さらに問い返しや補助発問を吟味し、子どもたちと楽しく道徳授業ができるようにしたい。また、評価の在り方についても、子どものワークシートだけでなく、授業中の姿や発言等から多面的に子どものよさや学習状況を把握していきたい。

・講義を経て、教材との対話・自分との対話・子どもとの対話・子ども同士の対話等様々な対話の仕方があることを学んだ。また、個人内評価については、価値の押し付けや一面的な見取りに陥ることなく、根拠を基に、認め励ます姿勢を大切にしていきたい。今日の学びを実践していきたい。